- 特集 逆転現象が起きる発問づくり
- 提言・なぜ知的発問づくりが必要か
- 授業に集中、学びに達成感を生み出す
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- すぐれた発問は脳をチカチカさせる
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- モーションとエモーションを生む発問
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- 「発問」が授業の質を決定する鍵だ
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- 脳科学が教えてくれる
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- 発問と集団思考―戦後の実証的研究
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- 集団思考をつくる教師の立場
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- 子どもの教科能力を育てる教師の立場
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- 実践提案・逆転現象が起きる国語科の発問づくり
- 小学校
- なぜ「逆転現象」が必要なのか
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- 「あれども見えず」を問う
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- 中学校
- 逆転現象が起きる発問は討論の中でこそ生きる
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- 実践提案・逆転現象が起きる社会科の発問づくり
- 小学校
- 通説を覆す発問・指示を出す
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- 授業展開とセットの発問で逆転現象をつくる
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- 中学校
- 〈逆転の発想〉を授業化することで、教室に〈逆転現象〉を生じさせる
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- 実践提案・逆転現象が起きる算数・数学科の発問づくり
- 小学校
- 逐一指導からは逆転現象は生じない
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- 逆転現象がADHDの子を変えた
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- 中学校
- 先行実践の発問・指示を追試する
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- 実践提案・逆転現象が起きる理科の発問づくり
- 小学校
- もう一歩の突っ込みで逆転現象が起きる
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- 「あれども見えず」で逆転現象を仕組む
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- 中学校
- 逆転現象が起きる定番の発問がある
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- 熱中・集中した授業づくり
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- 教師修業への助言
- 「気になる子ども」を鏡にする
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- 授業研究ニュース (第32回)
- 小学校低学年理科の復活―物理学会が要望
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- プロの技術を身に付けよう 国語教育の技術 (第8回)
- 子どもの名前を覚える
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- プロの技術を身に付けよう 算数・数学教育の技術 (第8回)
- 自分のノートを見て「すげー」とつぶやいた子
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- プロの技術を身に付けよう 社会科教育の技術 (第8回)
- 「授業の開始」にフラッシュカードを使い、一気に集中させる
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- プロの技術を身に付けよう 理科教育の技術 (第8回)
- 発展実験に子どもたちの仮説を活かす技術―五年・振り子(その1)
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- 「必達目標」達成に教師はどう責任を持つか (第8回)
- 情報公開とその方法(2)―仕事の仕組み―
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- 子どもを見る目を鍛える (第8回)
- 子どもを知ることを楽しんで「みる」
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- キャリア教育がなぜ必要か (第8回)
- 先生の職場体験研修はなぜ必要か
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- 編集後記
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編集後記
〇…実践の事実から教授学を創り出そうとした故吉本均氏の整理に従いますと、まず第一に東井義雄氏の「生活の論理」と「教科の論理」の主張を上げています。そこでは「生活」と「教科」との矛盾関係を子どもたちの認識・思考の発展を促す契機として積極的に位置づけています。第二は斎藤喜博氏です。「教材」と「生活」、「教える」と「学ぶ」との関係を対決、攻撃、否定、ゆさぶるなどとして、一層矛盾を激化することによって、より高い思考力、表現力を引き出すとしています。第三は板倉聖宣氏の「仮説実験」です。科学史の知見にもとづき、つまずきを含み込んで子どもの対立・分化を予想するという重要な授業学的原則が「仮説授業書」として具体化されているとしています。
〇…その後、吉本氏亡き後、教授学研究は停滞したままと言えるのではないでしょうか。この停滞を打ち破って登場したのが「出口論争」で発言し、大きな波紋を投じた向山洋一氏でした。向山氏は主張します。発問は「できる子も、できない子もくいついて、しかも誰が正解になるかわからない。勉強ができる子がまちがえ、勉強ができない子が正しい、という発問を!」と呼びかけました。その後、「逆転現象が起きる発問づくり」は現場教師の目標となりました。子どもが熱中する学習システムづくりにも大いに貢献していると言えるでしょう。
〇…向山氏は、熱中する授業の原理・原則を「局面の限定」「変化のある繰り返し」「逆転現象」「個別評定」として提起しています。「逆転現象をつくり出す発問」は、まさにその中核にあるものでしょう。
〇…本号は、戦後の教授学研究の歴史的検討をふまえ、「逆転現象を生み出す」実践例を特集として組みました。
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