楽しい理科授業 2003年9月号
すぐ役立つ理科研究のデータベース35

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楽しい理科授業 2003年9月号すぐ役立つ理科研究のデータベース35

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ジャンル:
理科
刊行:
2003年8月
対象:
小・中
仕様:
B5判 74頁
状態:
絶版
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目次

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特集 すぐ役立つ理科研究のデータベース35
理科研究のデータベース・作成と活用のウラ技―と聞かれたら
分類と整理の技術がカギ
荘司 隆一
当たり前であることを問い直す感性
小川 正賢
初心に返る
澤田 和弘
森は“植物のデータベース基地!”
大前 宣徳
理科授業の基礎基本がわかるデータベース
“子どもの認識研究”の基本がわかるデータベース
森本 信也
“教材研究”の基本がわかるデータベース
越桐 國雄
“教材開発”の基本がわかるデータベース
川上 昭吾
“野外活動”の基本がわかるデータベース
山田 卓三
“指導案づくり”の基本がわかるデータベース
真貝 健一
“実験のし方”の基本がわかるデータベース
善能寺 正美
“ノート指導”の基本がわかるデータベース
大堀 真
“発問のし方”の基本がわかるデータベース
森 康行
“話し合い指導”の基本がわかるデータベース
堀 哲夫
“コンピュータ活用”の基本がわかるデータベース
小田切 真
“理振器具の活用”の基本がわかるデータベース
村山 哲哉
“理科室の必備品”の基本がわかるデータベース
河野 晃
“栽培活動”の基本がわかるデータベース
後藤 穣
“自由研究の指導”の基本がわかるデータベース
村地 昭彦
最新の理科研究データベース:早わかりポイント
森 一夫
子供に語る科学ニュースのデータベース
関口 芳弘
理科教育史上の有名論争のデータベース
カリキュラム観―どこが争点だったか
長洲 南海男畑中 敏伸
教科観―どこが争点だったか
角屋 重樹
単元観―どこが争点だったか
沢井 正美
授業観―どこが争点だったか
寺川 智祐
教科書観―どこが争点だったか
大野 栄三
評価観―どこが争点だったか
橋本 健夫
実験観―どこが争点だったか
本間 明信
子ども観―どこが争点だったか
山崎 敬人
追試が出来る理科授業実践:私のデータベース―あの人のこの授業―
生徒の思考のながれ,生徒どうしの考えのみがきあいを大切にした授業
林 秀次
向山型理科を学ぶ最適な実践「豆電球」
新牧 賢三郎
学ぶことは真似ぶことなり
神門 誠司
理科の授業は,理科室で
土田 晴彦
カウンセリングマインドを生かした授業の展開
井戸 仁
知っておきたい理科人20人のデータベース
福岡 敏行
理科教育界の知っておきたい研究会:月刊誌
尾崎 浩巳
ホームページでするサイエンスQA (第6回)
「石のできかた」
寒河江 恒太
後藤道夫の絶対オモシロ実験ネタ (第6回)
目玉クリップモーター
後藤 道夫
小理:複線選択学習の指導ポイント (第6回)
主体的に課題選択するための工夫を
堀井 俊宏
中理:コース選択制の理科授業 (第6回)
運動とエネルギー〜いろいろな運動〜
小森 栄治
歓声があがるオモシロ論争実験ネタ (第6回)
オリジナルは魅力的
小田 泰史
私の理科室だより 先手必勝のウラ技 (第6回)
知的な作業を行う理科準備室へ
木色 泰樹
理科楽しく学力づくりのミニテスト
3年/名探偵!昆虫の秘密を探ろう!!(2)〜食べ物とすみか編〜
大前 宣徳
4年/空気と水のせいしつ
戸井 和彦
5年/花から実へ
善能寺 正美
6年/水溶液の性質とはたらき―自然の水の性質―
山川 亨
中学1分野/物質調べで知識・理解と科学的思考を
木村 幸泰
中学2分野/血液(2年)・体のつくり総合(2年)
金子 丈夫
理科―発展・補充学習の授業アイデア (第6回)
子どもの発想を広げた指導―第4学年「電気の働き」―
日置 光久
編集後記
樋口 雅子
田中耕一さんもやった“この実験” (第6回)
もののもえ方(2)
澤柿 教誠

編集後記

「あの人,いくつぐらい」「70歳を過ぎているんだって」「60代と70代ではやっぱり違うわよね」昨日,知人と交わした会話です.一致したのは,自分が歳を取ると,<年寄りといった,ひとくくりで相手を見るのではなく,細かく見られるようになる>ということでした.

 子供などが,10代の若者にもおじさんというように,細かく見るだけの知識と経験がないと物事を大雑把にしか捉えられない訳です.

 自慢じゃないけど,私などがお相撲を見ても,勝ったか負けたのかさえよくわからない勝負も結構あります.しかし,プロの解説を聞くと,<そうか,そうなのか>ということがよくわかり,納得?できます.

 この例でいうと,お相撲を勉強したいと思ったら,プロの解説を聞き,その分析をデータとして自分の中に蓄積していくことで,データベースが出来あがっていく…のではないかと思います.それを核にしていけば,<あの場面は,こうだからこうなったのだ>という検索並びに,新情報を追加していくことができ,いわゆる更新もしやすい<知識のシステム化>が可能になるのではないでしょうか.

 どの職業もその道のプロを目指すわけですから,このようなシステムを内部情報として自分のなかに構築していかなくてはならない…と思います.

 そのシステムの深さと幅が,その人の職業生活の質を決めるのではないでしょうか.

 本号は,ここ数年来でもっとも新人の採用率が高くなった教育界だといわれます.

 フレッシュマンに向けてということを意識していただいて,先輩が蓄積してきた理科教育研究の財産をデータベースとして提供し,子供を理科好きにする授業が全国の教室で展開することを念願して,特集を企画しました.

(樋口雅子)

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