- 特集 今知りたい!政治・経済の仕組みがわかる授業デザイン
- 01 政治・経済の仕組みがわかる!授業デザインのポイント
- 目的理解型の「仕組み」学習を
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- 02 政治・経済の仕組みをわかりやすく伝える授業づくり はじめの一歩
- [政治]政治の「しくみ」をどのように考えるか〜政治の「しくみ」と「はたらき」を「対立」の観点で〜
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- [経済]まず「教える側の専門知識が不足している」問題の解決を
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- 03 政治・経済 私のおすすめ授業ネタ ベスト3
- [政治]子どもの政治への関心と有効感を高めるには
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- [経済]多様な経済的概念の存在を導き出すネタ
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- 04 「おもしろ」授業で学ぼう!政治と経済 教材づくりのポイント
- 授業でも「神は細部に宿る」のではないかな
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- 05 政治・経済をめぐる論点・争点と授業づくり
- [政治]単元「若者の投票率から見えるもの」の場合
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- [経済]資本主義のあり方を問う社会科授業の意義
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- 06 お金の役割を考える!アクティビティ授業
- お金から社会と生き方を考える
- 「そもそも」という問いを大切にして
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- 07 金融と企業の学習を深める!シミュレーション学習
- 間接金融と直接金融の疑似体験
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- 08 【授業最前線】政治・経済の仕組みがわかる!授業モデル 小学校
- 3年【地域に見られる販売の仕事】推しのスーパーマーケットから広がる販売の仕事
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- 4年【自然災害から人々を守る活動・わたしたちの都道府県】できるだけ身近な題材で政治・経済の仕組みに触れる授業
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- 5年【我が国の農業や水産業における食料生産(わたしたちの生活と食料生産産地)】ブランド化で米の消費回復!
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- 5年【我が国の産業と情報との関わり】タイムリーな問題を扱い社会と子どもをつなげよう
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- 6年【我が国の政治の働き(国の政治の仕組みと選挙)】模擬選挙で,政治の臨場感・緊迫感を体感しよう
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- 6年【グローバル化する世界と日本の役割】世界の問題から「自分の生き方」を問い直す〜世界の人々と共に生きる―日本は世界の問題とどのように関わっていくべきか考えよう―〜
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- 09 【授業最前線】政治・経済の仕組みがわかる!授業モデル 中学校
- 政治内容【私たちと政治】「真正の学び」「学びの学校の外での価値」を意識した選挙授業
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- 政治内容【私たちと国際社会の諸課題】ワークショップを通じてわかる国際政治の仕組み〜「貿易ゲーム」・「模擬国連」の実践を手掛かりに〜
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- 経済内容【私たちが生きる現代社会】インクルーシブな社会を実現するために
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- 経済内容【私たちと経済(市場経済と価格の決まり方)】実社会と経済学習をつなげる面白授業ネタ
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- 10 【授業最前線】政治・経済の仕組みがわかる!授業モデル 高等学校
- 政治【現代日本の政治】なぜ国会ではスキャンダルばかり議論しているのか?生徒たちの疑問から政治の仕組みを読み解く授業モデル
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- 経済【市場経済の機能と限界(競争法・競争政策に関する仕組み)】課徴金減免制度とゲーム理論
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- 最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第65回)
- 小学校社会科における主権者として求められる資質・能力を育む教育の推進D
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- 子どもの情報活用能力を育成する地図指導 (第5回)
- 地図活用をとおして子どもの社会的な見方を育成しよう!
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- 1人1台端末も有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第65回)
- 北海道内No.1 札幌の小松菜栽培
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- 〜3年生「農家の仕事」〜
- 「個」の学びを豊かにする!社会科「個別最適な学び」への挑戦 (第29回)
- 子どもにどのような言葉を投げかけているのか?
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- 100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第53回)
- “推し活”のあった元禄時代〜経済から考える歴史学習〜
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- 〜歴史〜
- 最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第59回)
- 年間指導計画で学習の長期設計図を作る(5)
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- 〜高等学校「歴史総合」に示された「理解すること」〜
- リアルな世界と日本がわかる!地理授業デザイン (第17回)
- 電力供給のリアルと地理授業デザイン
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- 社会参加から考える公民授業づくり (第5回)
- 社会参加学習における学習過程
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- 見方を変えると世界が変わる!「考えたくなる」社会科授業 (第17回)
- どのようにして,教科書を3・4年生の学習に使うのか?
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- 全国の実践家発!現代とつなぐ歴史授業 (第5回)
- 沈滞する対中感情に歴史教育はどのような貢献ができるか
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- 〜対象:高等学校 単元名:鉄道の歴史が日本や中国に与えた意義と課題〜
- 持続可能な社会の創り手を育成する社会科教育 (第5回)
- ESDと変革をもたらすコンピテンシー
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- 〈全国社会科教育学会の広場〉社会科教育研究は教師の成長にいかに寄与し得るか (第5回)
- 自立性とアカウンタビリティを備えた教師へと成長させる規範的・原理的研究の必要性について
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- 〜規範的・原理的研究は教師の成長にいかに寄与し得るか 規範的・原理的研究の役割の視点から〜
- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第317回)
- 山梨県の巻
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- 編集後記
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編集後記
激しい物価上昇や賃上げ,総選挙の話題や裏金問題など,毎日のように報じられる政治と経済のニュースについて,子どもたちは少なからず関心を持っています。自分たちの生活とどのように結びついているかを想像するのは,小学校の低学年などではなかなか難しいところですが,政治と経済については,将来的に否応なしに直面するものです。
連日のように政治不信や物価高,株価などが報じられている現状において,子どもたちに正しく知識を身につけて欲しいと願う方は多いのではないでしょうか。また,子どもたちにきちんと情報が伝わっているのか,どのように子どもたちに教えていけばよいのか,悩んでいる先生も少なからずいらっしゃるようです。
政治や経済については,小学校の社会科教育から,基礎を学んでいきますが,偏った情報ではなく,フラットな情報をもとに,その子なりの見方・考え方を育てるには,授業づくりにおいても,配慮が必要になります。また,ニュースなど時事的な話題を取り上げて授業化するには,子どもの発達段階に応じて教材化することが必要ですし,イデオロギーなど配慮すべき問題もあります。
そこで8月号では,「今知りたい!政治・経済の仕組みがわかる授業デザイン」をテーマに,政治・経済について,どのように子どもたちにわかりやすく伝えていけばよいのか。教材発掘に大切な視点や,おさえておきたいこと,授業づくりのポイントと授業モデルまで,先生方が取り組まれている創意工夫の一端をご紹介いただきました。
/及川 誠
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- 明治図書
- 政治経済分野はどうしても子どもたちと距離がある感じがしていた。しかし、今回の号を読み参考になった。2024/8/1620代・小学校教員
- 政治と経済のことはイメージでしか語られないが、その迫り方のヒントがあっておもしろかった。2024/7/2650代 小学校教諭