社会科教育 2013年5月号
子供と学習計画づくり・成功の秘訣40

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社会科教育 2013年5月号子供と学習計画づくり・成功の秘訣40

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ジャンル:
社会
刊行:
2013年4月8日
対象:
小・中
仕様:
A5判 134頁
状態:
絶版
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目次

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特集 子供と学習計画づくり・成功の秘訣40
学習問題と学習計画の関係―メリットとデメリットで考える
学習問題は教師がつくる!がベター?
小林 修
学習問題を子供とつくるメリットは?
米山 尚伸
学習問題は教科書から導き出せる?
野中 伸二
授業のどの段階で学習計画をつくる?
加藤 寿朗
学習計画づくりはグループ活動がいい?
大向 智樹
〈学習計画づくりのオリエンテーション〉学習計画がつくれる土台―社会科の学び方とは
地図の見方―基礎基本はここだ
由井 薗健
年表の見方―基礎基本はここだ
堀内 和直
統計・グラフの見方―基礎基本はここだ
田代 勝巳
写真の見方―基礎基本はここだ
芹沢 晴信
絵画の見方―基礎基本はここだ
小宮 宏
学習計画づくりの手順:指導のヒントは“ここ”
学習方法の習得―指導のヒント
神村 淳一
テーマの選び方―指導のヒント
六角 英彰
予想のたて方―指導のヒント
椿倉 大裕
調べる方法の選び方―指導のヒント
柴田 康弘
結果のまとめ方―指導のヒント
萩原 浩司
発表の仕方―指導のヒント
石川 円
学習計画づくりのモデル例と指導ポイント●フォーマット付
“調べ学習”の学習計画=モデル例と指導ポイント
上西 好悦
“観察・調査学習”の学習計画=モデル例と指導ポイント
石原 淳
“見学学習”の学習計画=モデル例と指導ポイント
大嶋 和彦
“資料活用”の学習計画=モデル例と指導ポイント
井上 裕一
“ネット情報”の学習計画=モデル例と指導ポイント
奥田 修一郎
“地図づくり”の学習計画=モデル例と指導ポイント
針谷 重輝
“年表づくり”の学習計画=モデル例と指導ポイント
澤木 誠
“新聞づくり”の学習計画=モデル例と指導ポイント
服部 太
“関連図づくり”の学習計画=モデル例と指導ポイント
桜木 泰自
“インタビュー”の学習計画=モデル例と指導ポイント
松岡 靖
“交流学習”の学習計画=モデル例と指導ポイント
田本 嘉昭
子供とつくる学習計画=1学期単元の具体例
小学3年=学習計画づくりの具体例
石原 保行
小学4年=学習計画づくりの具体例
庄 展彦
小学5年=学習計画づくりの具体例
蛯名 祐介
小学6年=学習計画づくりの具体例
比良 俊晴
中学地理=学習計画づくりの具体例
六井 正信
中学歴史=学習計画づくりの具体例
内藤 圭太
中学公民=学習計画づくりの具体例
上園 悦史
学習問題と学習計画のセット化=基本型はこうなる!
地域学習=学習問題と学習計画のセット化・基本型
宍戸 威之
環境学習=学習問題と学習計画のセット化・基本型
石堂 裕
歴史学習=学習問題と学習計画のセット化・基本型
松永 宏
政治学習=学習問題と学習計画のセット化・基本型
飛田 政彦
情報学習=学習問題と学習計画のセット化・基本型
片岡 万喜雄
国際関係学習=学習問題と学習計画のセット化・基本型
中村 雄司
小特集 地球儀の出番が倍増!私のアイデア
マイ地球儀作成で「いつでも地球儀」
志村 喬
地球儀と地図帳を比較して使うから、それぞれの良さが伝わる
小塚 祐爾
軸なし地球儀+透明な袋で確かめる本当の最短距離
菅原 道次
地球儀の各部名称を知り、その良さを活動を通して体感する
旅田 敏弘
模型としてのワクワク感を!
猪野 滋
理科とのコラボレーションで広がる地球儀の出番!
宮本 静子
地球儀が用意できないときは「グーグルアース」を活用する
許 鍾萬
私の写真館―教材化出来るアングル・発見点のフォーカス術 (第26回)
ふるさとの「今」から「昔」を見る―中野―
大西 孝明
写真で紹介 社会科教師の新しい取り組み (第2回)
不思議な石造遺跡をめぐる旅へ
家根内 興一
おもしろ比べ! 関東vs関西 (第2回)
東の鈴木さん 西の田中さん
宇田川 勝司
今月の教材―授業づくりのスポット
社会科教材と授業づくり―5月の布石
3年/調べたことを表現しよう
菊池 八穂子
4年/人々の安全を守る諸活動は「防止」と「対処」の視点から迫る【後編】
河田 祥司
5年/比較から「なぜ」を生み出す学習を
浅野 光俊
6年/町の身近な石碑から歴史学習に興味を持たせる
越智 敏洋
中学地理/前学年の学習を生かして学ぶ
藤原 正治
中学歴史/邪馬台国はどこにあったか?〜江戸時代から続く大論争〜
染谷 幸二
中学公民/授業開きは身近な問題から
宮ア 俊哉
社会科でこそディベート―魅力の秘密はココ (第2回)
日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か(その2)
二杉 孝司
そうだったのか?多文化社会の論争問題 (第2回)
地域における中国人留学生との生活を考える
永田 成文
社会科研究・実践論文の書き方―“ここに赤ペン”カイゼンの鍵はどこか― (第2回)
開発的研究(1)
草原 和博
〜先人の挑戦の歴史と地図を描く「問題の所存」〜
え、知らなかった!?発見と納得のある導入ネタ (第2回)
複数の視点で教材を用意する
藤本 将人
社会科実践研究の最前線&レア情報 (第14回)
(小学校)子ども同士が「学び合う」授業づくり
澤井 陽介
(中学校)導入とまとめを重視して歴史全体像の“理解”を図る
中尾 敏朗
〜新しい歴史分野の学習がめざすもの〜
社会科研究最前線 わが教室の取り組み、ここに注目して (第7回)
【岐阜大学】社会科授業の改善を自立的に探究する力を養うための教育研究
大杉 昭英
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第182回)
宮城県の巻
谷口 和也
編集後記
樋口 雅子
これ“なんだろう”マップ (第2回)
店舗の立地とジオコーディング
谷 謙二

編集後記

○…当初、5月号は「学習問題」で特集する予定で、あれこれ資料を漁っていた時、「楽しい学習計画づくり・支援のヒント」という過去の特集に、以下のような指摘があり、「学習計画づくり」に変更しました。

気になる指摘を列挙すれば、

(1)学習問題を子供がつくる―という活動を入れても、這いまわることが多いので、一緒に考えた設定で、結局は教師主導になり、結果、子供が動くのは、〈せいぜい、手紙や電話をする〉というところに落ち着き、「先生、終わりました。次はどうするの」という指示待ち学び方になりがち。

(2)子供も自分で計画を立て、活動を選択する経験を経て、何を重点に置くかを判断できるようになる。

子供の活動の姿からその変容をあげると、

@予想を明確に持つようになった。

・学習計画をカードに書き、次はこれをするなど考えを巡らせるようになった。

A聞きに来ることが多くなった。今まであまり質問しなかった子が、資料が手に入らない時など、自ら聞きにきた。

B活動を振り返る習慣がついた。

・学習計画カードの自己評価欄に書くようになったことと、友だちのよさにも着目しだした。

C自分の得意な調べ方や表現方法を選ぶことで意欲が高まった。

D自分で立てた計画から起きたハプニングをもとに思考が深まった。

このような、学習計画づくりの、そのオオモトとなる「学習問題」は、子供とつくるのか?これも、解明したい課題ではありますが、とりあえず?そこから先?学び方の習得を、まずは?取り上げたいと願いました。

〈樋口 雅子〉

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