作文指導を変える―つまずきの本質から迫る実践法
作文指導はなぜ難しいのか?その理由の本質に迫りながら、本当に必要な「指導の仕方」を考えます。
2022年
  • 作文指導を変える(1)
    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/6/15
    • 作文指導を変える
    • 国語
    作文は、大変。書く児童生徒も、指導する先生も、宿題で持って帰ってこられた家庭も大変。なぜ、作文は大変なのでしょうか。一言で言えば、「書き方を知らないから」「書かせるための指導方法を知らないから」ではないかと思います。
    そんな方法があるのでしょうか...
  • 作文指導を変える(2)
    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/7/15
    • 作文指導を変える
    • 国語
    先生は生徒に、「では、体育大会のことについて、原稿用紙3枚に書いてみましょう」と言います。あっさりと言います。しかしこのことは、本当は大きな問題を含んでいるのではないでしょうか。
    「書いてみましょう」と言っていますが、要は「書け」です。しかし、「書...
  • 作文指導を変える(3)
    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/8/15
    • 作文指導を変える
    • 国語
    先生は生徒に、「今日の授業は作文です」と言います。あっさりと言います。ところで、作文ってなんでしょうか? 学習指導要領では、どのように説明されているのでしょうか?
    「小学校学習指導要領(平成29年度告示)解説 国語編」を開いて、「作文」をキーワード...
  • 作文指導を変える(4)
    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/9/15
    • 作文指導を変える
    • 国語
    GIGAスクール時代になったことで、作文をデジタル入力で書かせる指導も増えてきているかと思います。しかし、まだ一方で、手書きで書かせることが主であるところも多いのではないでしょうか。
    私は、大学では書写教育にも携わっています。元々小学生の頃からお習字...
  • 作文指導を変える(5)
    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/10/15
    • 作文指導を変える
    • 国語
    教育基本法の第四条「教育の機会均等」では、次のように定められています。
    第四条 すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。
    この...
  • 作文指導を変える(6)
    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/11/15
    • 作文指導を変える
    • 国語
    国語の教師であるならば、文章を書くことは、得意と言わずとも苦手であることは少ないでしょう。誰かに習ったわけでもないのに、書けてしまいます。ところが、教室には書けない子供だらけ。
    (なんで、書けないの?)
    という疑問が浮かびます。私の教師修行も、こ...
  • 作文指導を変える(7)
    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/12/15
    • 作文指導を変える
    • 国語
    なぜ子どもが書けないのか。その理由は分かりました。 (1)何を書いたらいいのか分からない。(2)何から書き始めていいのか分からない。(3)どんな順番で書き進めたらいいのか分からない。(4)何のために書くのか分からない。この4つでした。
    今回は、このうち...
アクセスの多い記事
新しいコメント