作文指導を変える―つまずきの本質から迫る実践法
作文指導はなぜ難しいのか?その理由の本質に迫りながら、本当に必要な「指導の仕方」を考えます。
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    先生は生徒に、「今日の授業は作文です」と言います。あっさりと言います。ところで、作文ってなんでしょうか? 学習指導要領では、どのように説明されているのでしょうか?
    「小学校学習指導要領(平成29年度告示)解説 国語編」を開いて、「作文」をキーワード...
  • 作文指導を変える(12)
    京都橘大学教授池田 修
    • 2023/5/15
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    ここまでの連載で述べてきた指導によって、子供たちは、かなり書けるようになってきたのではないかと思います。本連載の目的は、「1.書けない子供を書けるようにする」「2.書けるようになった子供がもっと書きたいと思うようになる」この2つです。
    私は、
    (書く...
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    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/7/15
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    先生は生徒に、「では、体育大会のことについて、原稿用紙3枚に書いてみましょう」と言います。あっさりと言います。しかしこのことは、本当は大きな問題を含んでいるのではないでしょうか。
    「書いてみましょう」と言っていますが、要は「書け」です。しかし、「書...
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    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/6/15
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    作文は、大変。書く児童生徒も、指導する先生も、宿題で持って帰ってこられた家庭も大変。なぜ、作文は大変なのでしょうか。一言で言えば、「書き方を知らないから」「書かせるための指導方法を知らないから」ではないかと思います。
    そんな方法があるのでしょうか...
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    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/9/15
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    GIGAスクール時代になったことで、作文をデジタル入力で書かせる指導も増えてきているかと思います。しかし、まだ一方で、手書きで書かせることが主であるところも多いのではないでしょうか。
    私は、大学では書写教育にも携わっています。元々小学生の頃からお習字...
  • 作文指導を変える(10)
    京都橘大学教授池田 修
    • 2023/3/15
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    連載の第8回で、「社会に出れば、人は読まねばならぬ文章は読むが、読みたくない文章は読まないのだ。コメントなんてものもない。とりあえず書けば、先生が読んでくれる学校とは違う。だから、君たちは、読者が読みたくなるような文章を書かねばならないのだ」と書き...
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    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/10/15
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    教育基本法の第四条「教育の機会均等」では、次のように定められています。
    第四条 すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。
    この...
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    京都橘大学教授池田 修
    • 2022/11/15
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    国語の教師であるならば、文章を書くことは、得意と言わずとも苦手であることは少ないでしょう。誰かに習ったわけでもないのに、書けてしまいます。ところが、教室には書けない子供だらけ。
    (なんで、書けないの?)
    という疑問が浮かびます。私の教師修行も、こ...
  • 作文指導を変える(11)
    京都橘大学教授池田 修
    • 2023/4/15
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    これまでは、体験作文の書き方について、指導の方法を考えてきました。ここまでの指導で、子どもたちは体験作文が書けるようになってきたのではないかと思います。また、もっと書きたいと思うようになってきているとも思います。作文は、当たり前ですが、書かないと...
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    • 2023/2/15
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    ここまでの連載のポイントを押さえることで、子どもたちは、かなり書けるようになりました。しかし、書き始めたものの止まってしまう子どももいます。それは、次に何をすれば良いのかがわからない子ども達です。
    次から次へと、その次にやることを子どもに指示する...
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