特別支援教育の実践情報 2020年1月号
発達の気になる子どもを伸ばす!「ほめ方・しかり方」の極意

Z193

«前号へ

次号へ»

特別支援教育の実践情報 2020年12・1月号発達の気になる子どもを伸ばす!「ほめ方・しかり方」の極意

紙版価格: 1,020円(税込)

送料無料

電子版価格: 917円(税込)

Off: ¥103-

ポイント還元20%

ファイル形式

PDF
ジャンル:
特別支援教育
刊行:
2019年11月18日
対象:
小・中・高
仕様:
B5判 74頁
状態:
絶版
出荷:
ダウンロード

目次

もくじの詳細表示

特集 発達の気になる子どもを伸ばす!「ほめ方・しかり方」の極意
特集について
認知発達の視点からみたうまい!「ほめ方・しかり方」
ほめることとしかることは子どもの成長には大切なこと
針谷 玲子
応用行動分析学の視点からみたうまい!「ほめ方・しかり方」
答えは「子どもの行動」にある
三田地 真実
Q&A いまさら聞けない!「ほめ方・しかり方」の極意
(1)「ほめる・しかる」基礎講座
松久 眞実
(2)重度の障害がある子への配慮
村野 一臣
シチュエーションで学ぶ!こんなときのうまい「ほめ方・しかり方」
(1)【特別支援学校 小学部】日常生活の指導(朝の会)
肯定的な言葉かけをしよう
高尾 陽子
(2)【特別支援学校 小学部】日常生活の指導(給食)
環境を整えてハッピーな給食を!
市川 万里江
(3)【特別支援学校 中学部】日常生活の指導(給食・帰りの会)
準備はできたかな?
中西 このみ
(4)【特別支援学校 高等部】学習の指導
その言葉で生活の質が創られる
菅野 清俊
(5)【高等学校 通級による指導】学習の指導(自立活動)
受容し,ほめて育てる自己肯定感
石渡 充
(6)【小学校 特別支援学級】生活指導
行為の目的を分解して考える
伊藤 健太郎
(7)【小学校 特別支援学級】学習の指導
ほめる場面をつくる!増やす!
杉浦 里奈
(8)【中学校 特別支援学級】学習の指導
当たり前のことをほめる
永井 信次
(9)【小学校 通級による指導】学習の指導(自立活動)
達成感を味わわせ自信を育むために
古本 里香
(10)【小学校 通常の学級】人間関係
「納得」のバランスを大切にする
南 惠介
教師のためのアンガーマネジメント講座
アンガーマネジメントでイライラ・怒りの感情のコントロール!
佐伯 るみ
トピックス (第77回)
外国人児童生徒等の教育の充実に関する有識者会議 他
神山 努
わたしと特別支援教育 (第23回)
インクルーシブ教育の推進
是松 昭一
〜共生社会の形成に向けた特別支援教育の新たな展開と変化への対応を〜
アイデアいっぱい・誰にでもできる指導法
知的特別支援学級における道徳授業のユニバーサルデザイン
井上 達也
〜心の色カードを用いて,対比較法で調べる授業デザインの提案〜
授業を面白くする手作りグッズ
手指の巧緻性を高めながら書く力をつける教材
武井 恒
子ども生き生き学習活動
【生活単元学習】子どもが生き生きと取り組む生活単元学習
向野 紀子
〜「お祭りランド」で仲良く遊ぼう!〜
【自立活動】ムーブメント教育・療法を取り入れた自立活動における子どもの見取りと実践
野村 隆之
写真で見る 工夫がキラリ★教室環境づくり・校内環境づくり (第11回)
職業自立・社会自立を実現するために地域や企業と連携し実践的な教育を推進する学校
横田 真
手と目で話そう! 言葉の前のことばとしての教材教具 (第11回)
イメージを育てる(3)
立松 英子
最前線レポート:「高校の通級」 (第4回)
生徒の「自己実現」を目指して
川久保 恵理
はじめて通級指導教室の担任になったら―Q&Aでズバッと解決! (第5回)
どのように個別指導を行えばよいですか?
加藤 綾
不器用な子どもに効果抜群の感覚運動あそび&学習支援 (第5回)
超かんたん!とび縄結び!/超かんたん!蝶結び!
松本 政悦
児童発達支援事業・放課後等デイサービスとの連携 (第5回)
プレイジムにおける実践
太田 篤志
どの子も楽しく! 指導のポイントがバッチリわかるわくわく造形活動 (第11回)
好きな色をつけてみよう 綿棒アート
今井 真理
特別支援教育最前線―紹介します,わが県のホープ&エース (第11回)
北海道
千葉 聡美
編集後記
是枝 喜代治横倉 久

編集後記

 子どもの望ましい行動をほめ,望ましくない行動をしかる……先生方や保護者のだれもがやっていることですが,それらはいったいどれほど適切に行われているのでしょうか。

 今回の特集では,「ほめ方・しかり方」を考えてみることにしました。

 「ほめる」「しかる」どちらがよい指導法と決めることはできません。どちらも同じように,「子どものよりよい成長を促すため」という目的があります。子どものよさを「ほめる」ことで,「しかる」という指導が生き,しかるべきはしかることで,「ほめる」という指導が生きてくると思います。

 「しかることは,本当に効果があるのだろうか」「子どもの年齢や性格,障害の種類や程度によって,ほめ方・しかり方は,どのように変えればいいのか」このような疑問に答えるために「ほめ方・しかり方」についてわかりやすく解説していただくとともに,それぞれの立場でほめ方,しかり方を語っていただきました。

 また,先生方や保護者の皆さんの「ほめ方・しかり方」を考えるとき,皆さんが「自らの感情をコントロールする」ことが極めて大切です。アンガーマネジメントの手法についても紹介いただきました。


   /是枝 喜代治・横倉 久

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 特別支援学校や特別支援学級での実践があったが、普通学級でもどんな子どもでもできるものだと思った。ほめ方としかり方は、子どもに影響力が強いもので、指導する側にも知識や技術が必要だと常に感じている。日々のほめ方・しかり方について、改めて考えることができた。
      2020/2/2520代・小学校教員
    • 褒める、しかるの前提には、やはり子どもとの信頼関係が必要だと思います。今回の事例を実践に生かしていきたいです。
      2019/12/2740代・小学校教員

ページトップへ