- 特集 ユース・ティーンズの挑戦
- 「僕らは差別をなくすために、ここに集まっている」
- 青年と子どもたちによる反差別集会を重ねて
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- 思いを《聴いてもらう》から《伝える》へ
- 児童養護施設経験者によるCVVの活動を通して
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- 市立芦屋高校「廃校」の日に
- 応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!
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- グラビアと解説
- E-Waste
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- おもちゃばこ (第4回)
- むし暑くっても、楽しんじゃうよ!
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- 出会いは教師のビタミン剤 (第4回)
- 学校目標は「野菜サラダなクラス」
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- 担任・教室の悩み快消◆難デモ相談室 (第4回)
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- 元気のもとはつながる仲間 (第28回)
- このムラに生まれたから醜い生き方をせんでよかった
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- 新!子どもがつづる
- アフガンの子どもたち (第4回)
- ファティマ
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- 共生のトポス (第64回)
- さっちゃん一九歳の春
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- 〜大学で学んで夢を叶えたい〜
- 第三回 国分一太郎「教育」と「文学」研究会ご案内
- 学校が元気になるちょんせいこのファシリテーションDiary (第3回)
- めざそう!生産性の高いクリエイティブな会議(1)
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- 【コラム】ジェンダー論の練習問題 (第27回)
- リプロダクティヴ・ライツの根拠をめぐって(2)
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- 〜代理母ボランティア〜
- 2007年度にんげんセミナーご案内
- 時々の楔―福地幸造・部落解放教育の思想 (第3回)
- 私のこと(資料)<下>
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- 往復書簡 子どもと学級と人権文化◆WEST&EAST (第4回)
- 授業改善とその方策
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- まいにち? マイニチ!
- 元気の出る学校! (第4回)
- ちがいを力にする学校
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- 〜東部小学校〜
- 資料
- 日教組人権教育指針素案作成委員会「中間報告」より
- 〜W 人権教育にかかわる諸課題〜
- 編集後記
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編集後記
▼子どもの権利条約が批准されて一〇年以上がたちます。ところが、日本における子どもの権利保障の動きは遅々としており、なかなか前に進みません。とりわけ、子どもたちの声を受けとめて、それを日々の活動に活かすという方向が極めて弱いといえます。本号の特集に寄せていただいた三本の報告では、若者や子どもたちの声と行動が位置付いています。たとえば、児童養護施設で過ごした若者の声を聞く機会は私にはほとんどありませんでした。児童養護施設で何が課題なのかを考える重要な手がかりを得ることができました。
▼現在の時点でこのテーマを組むならば、他にも原稿を寄せていただきたかった個人や団体があります。残念ながら今回は諸般の事情により、お願いすることができませんでした。ぜひもう一度、同様のテーマで特集を組みたいと考えています。今回の特集を読まれた方から、身近な若者の活動をご紹介いただければ幸いです。
▼日教組の人権教育指針素案作成委員会による中間報告は、前号でおおよその内容を載せていましたが、それぞれの課題に関わる箇所は、半分以上割愛せざるをえませんでした。そこで今回、前回は掲載できなかった部分を掲載しました。現在の課題は、これらさまざまな課題をそれぞれに深めながら、深めることによって互いがつながっていく道を探ることであろうと思います。そのことによって、共通の課題や実践、全体を見通した概念や枠組みが生まれていくはずです。素案作成委員会に参加した一人として、この委員会の議論がその一歩であったと痛感しますし、この議論がさらに深まり広がることを期待しています。
▼私は八尾市に住んでおり、今回原稿を寄せてくれた岡さんともいっしょに活動しています。ご存じの通り八尾市では、昨年以来のキャンペーンで同和行政が攻撃されました。この間の取り上げ方は、同和行政をやめればすべて解決するかのようなすり替えに満ちていました。市長が替わったのをチャンスとして人権行政が本格的にバージョンアップする可能性に期待しています。その議論はすでに始まっています。
(森)
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- 明治図書