- 特集 学級の「まとめ方」気くばり目くばり
- 提言・学級が「まとまらない」という現象―その原因は
- 学級はもともと葛藤の場であること
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- ユッタリズムのすすめ
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- 三つの元凶
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- 身体が満足する活動こそ必要である
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- 教師の「教育行為」が原因
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- 学級の「まとめ方」気くばり目くばり
- 低学年の学級を上手にまとめるコツ
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- 中学年の学級を上手にまとめるコツ
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- 高学年の学級を上手にまとめるコツ
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- 中学生の学級を上手にまとめるコツ
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- こんな学級をどうまとめるか
- 教師の話を聞かない子がいるとき
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- 授業中に歩き回る子がいるとき
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- 学級のボスが他の子へ圧力をかけるとき
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- 友だち意識が育たない子がいるとき
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- 共同で取り組むのをいやがる子がいるとき
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- 掃除をさぼる子がいるとき
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- 学級の「まとめ方」ちょっとした気くばり目くばり
- 「個への接し方」気くばり目くばり
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- 「指名の仕方」気くばり目くばり
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- 「協力のさせ方」気くばり目くばり
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- 「けんかをさばく」気くばり目くばり
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- 「ほめ方叱り方」気くばり目くばり
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- 「話し合いのさせ方」気くばり目くばり
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- 学級イベントづくりで学級をまとめる
- 低学年/誕生日イベントを楽しもう
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- 中学年/「係フェスティバル」で係活動が一気に加速する!
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- 高学年/イベントだからまとまる
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- 中学校/学年としての統一した取り組みを!
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- 中学校/「群れ」から「学級集団」へ
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- 小特集1 一月の教室環境づくりのアイデア
- 誓いの具体化をどう進めるか
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- 快適と安心が学習の基礎
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- 版画作品を活用して、「新年の抱負」を
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- 教室環境作りは先取り指導で
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- 気づきが生まれ、不思議が広がる
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- 達成度を次の目標に生かす工夫を
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- 小特集2 三学期の「めあて」を意欲的に
- めあての達成感が次の学年の意欲を生む
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- 達成した事実を数値で励ます
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- 振り返りの資料をもとに
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- 夢があれば大丈夫だあ〜!
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- ゴールを明確にし、未来を語り合おう
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- ナポレオン・ヒルの成功哲学に学ぶ
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- 生き生き学級活動
- 「笑顔のサイクル」作っていますか
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- 学級集団への励ましの言葉
- 多くを語らず、自己成長、自己実現をゴールに
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- 学級の集団機能をどう立て直すか/小学校 (第10回)
- 学級会を使いこなす【発言システムを教える】その2
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- 学級の集団機能をどう立て直すか/中学校 (第10回)
- 「存在感」の教育
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- 子どもが熱中する「学習システム」 (第10回)
- 国語科授業も、「向山式学習システム」をフルに稼動させよう!
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- サークル自慢 (第10回)
- 楽しきことを深く学び続ける
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- 実践で鍛え合う“硬派”集団
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- 学級の人権総合学習 (第10回)
- 竹細工の町、高知県戸波中学校「ヘワ・ハートタイム」の試み
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- 学級の裏文化 (第10回)
- 子どものパロディは知性にあふれ、さらに進化する
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- 学級の社会学 (第10回)
- 中学校の校歌分析―千葉県の事例から
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- 編集後記
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編集後記
〇…次のような研究者の意見があります。「学級がまとまっている」ことをよしとする価値観は、これまでの教育現場では、ほぼ自明のことであった。学級がまとまっていればこそ、授業や生活指導もうまくいく。また一日の大半をそこで過ごす子どもたちも、学級に帰属感を感じ、クラスメートとの協同の過程で仲間意識を培うことが出来る。そのための学級経営の力量が問われてきた。ところがベテラン教師でさえ、学級経営がうまくいかないと嘆く。こうした問題を解決するには、これまで教育の現場では自明であった「学級がまとまることが望ましい」という価値観を教師が捨て、そして「学級を便宜的なものにすぎない」と考えることである、と。
以上はある研究者の意見を要約したものです。
〇…「学級がまとまらない」のは、学級集団の公的組織面と個人的属性の側面との両者の葛藤によるとの見解もあります。前者は学校教育の目的を達成するために編成された社会的集団であり、その目的を達成するために集団的規律を要請し、後者は子どもたちにとっては強制的な生活集団であり、子どもたちは非組織的で非体系的な自由な活動を求めるからだ、というわけです(根本橘夫氏の意見)。
〇…教師は一定の計画に従い、目的達成をめざす必要があり、前記のような状況には管理主義的、画一的指導をとりやすいという批判もあります。ではどうするか、根本氏は「学級のまとまりをつくり出す」指導として次の三点を上げています。(1)子ども同士の関係を友情に結びついた魅力的な関係に変えること。(2)学級での諸活動を強制的なものから楽しく喜んで参加する活動に変えること。(3)教師と子どもとの関係を信頼による人間的な関係へと変えること。 本号は学級の「まとめ方」を考える特集です。
(江部)
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