国語教育 2012年1月号
新年度計画が光る“新教科書研究のツボ”

B744

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国語教育 2012年1月号新年度計画が光る“新教科書研究のツボ”

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ジャンル:
国語
刊行:
2011年12月7日
対象:
小・中
仕様:
A5判 136頁
状態:
絶版
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目次

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特集 新年度計画が光る“新教科書研究のツボ”
提言・分厚くなった新国語教科書への対応
厚い教科書・薄い教科書
府川 源一郎
配当時間に軽重を付ける
大熊 徹
教科書活用で学習力を育てる
吉永 幸司
新年度授業計画づくりと新教科書研究のツボ―低学年
低学年=新教科書の特色をどう捉えるか 国語教室の呪縛を解き放つ契機に
相澤 秀夫
活用の中に習得を―充実した言語活動とは―
細川 太輔
ライブで学ばないと絶対に分からない
末光 秀昭
文章が分かりやすい神話「いなばの白うさぎ」の授業で、登場人物・主役・要約を教える
東田 昌樹
新年度授業計画づくりと新教科書研究のツボ―中学年
中学年=新教科書の特色をどう捉えるか 構成・構造、工夫、図表、評価という特色
阿部 昇
向山型国語の授業パーツを使った授業計画づくり
服部 賢一
クラス全員を高める話合いの指導 四年 みんなで話し合おう
鶴田 剛史
読みくらべる型を明確にし、型に沿って読ませていく
鬼頭 衛
新年度授業計画づくりと新教科書研究のツボ―高学年
高学年=新教科書の特色をどう捉えるか 人物描写に反映された“現代社会の方向性”
上谷 順三郎
新単元が追加され、厚くなった新教科書は、効率よく扱わなければ時間が足りない。年間計画のポイントは、無駄を省くこと
中野 慎也
文章世界に愉しむ書くことの指導〜『随筆』をどう指導するか〜
中村 謙輔
ポイントを抽出し、モデルをトレースさせる
信藤 明秀
中学校新教科書を活用した新年度計画のツボ
光村図書 「伝統的な言語文化」のテキスト形式を生かす
佐藤 洋一
東京書籍 言語活動の充実を図り言語技能を磨く―本編・基礎編・資料編の有機的な活用―
大内 善一
教育出版 年間計画立案の三つの考え方
岩ア 淳
学校図書 批評力の育成をめざして
鶴田 清司
三省堂 言語活動を通して言語能力の育成を図る
木 展郎
新教科書“新教材”の教材研究&授業づくり=道場
分析批評で“新教材”の授業研究&授業づくり
実践:『言葉にこだわる』授業で国語力をつける
眞山 和加子
実践を読んで:「言葉を大切にする」ということに徹する!
椿原 正和
論理的思考法で“新教材”の授業研究&授業づくり
実践:物語の読みを「比較」で深める
板垣 理恵
実践を読んで:「くらべる力」で物語文を読み解く
福嶋 隆史
白石式 十の観点で“新教材”の授業研究&授業づくり
実践:実践! 白石式 物語教材の十の観点
白坂 洋一
実践を読んで:「十の観点」と読みの活動への関連を図る
白石 範孝
「伝え合う力」を育てる教室づくり (第106回)
田中 桂子
「読書に親しむ」授業づくり (第106回)
「読解力」と「読書的な読解力」
須藤 康親
書評
『高校国語授業 個別評定&個別添削で大変身』(永原啓嗣編著)
香西 秀信
国語教育人物誌 (第249回)
千葉県
寺井 正憲
東京都
田近 洵一
福岡県
山元 悦子
鹿児島県
上谷 順三郎
国語教育時評
読み方学習指導では、当該教材の文章のすべてを「教える」ことはできるのか
渋谷 孝
表現力の開発 (第10回)
様々な表現技法の知識と技能の活用力を育てる
花田 修一
言語活動例の開発 (第10回)
国語科の思考力・判断力・表現力等の育成とは
小森 茂
〜平成10年度版と平成20年度版との比較〜
これからの「論理」の話をしよう―今を幸せに生きるために― (第10回)
「森林のおくりもの」で考える(1)
難波 博孝
〜論理的に読む意味〜
論理的思考力&表現力の評価 (第10回)
小論文の指導・評価の実際(4)
市毛 勝雄
〜「なか1・2・まとめ」の文を書く(2)〜
続「伝統と文化」の授業での扱い方 (第10回)
伝統的な言語文化を取り上げた単元構想のステップ・下
水戸部 修治
編集後記

編集後記

○…分厚くなった新国語教科書に、多くの教師たちの間でとまどいが見られます。新指導要領で習得が重視されたゆえもあってか、分厚くなった教科書でさらに「詰め込み教育」をする事態は避けられないという意見もあります。

○…ある研究者からの見聞の、また聞きですが、「ある学校に授業を見せてもらいに出かけたら、○○先生は、今の時間帯は、習得の時間≠ネので授業をご覧になっても面白くないと思いますが…」といわれたとか。そういう状況は、おそらく全国的にもかなりあるのではないか―というご意見でした。それにしても。これって、子どもにとっても、あまり楽しい学習とはいえない―のではないかと思います。では、どうするか。分厚い新教科書をこなしながら、なおかつ?楽しい授業を発信していくには、授業計画をピカリと光る何かがとんがった編成をすることが大事ではないかと思います。また、本号では、新指導要領に基づく、新しい教材の、いわゆる教材研究の方法とそれに基づく授業づくりのツボを、「道場」のような形でリアルなやり取りを誌上紹介する新しい試みも発信してみました。御意見を賜れればありがたいです。

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