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  • 現代教育科学 2003年4月号
教員の適格性が問われる業績評価

    現代教育科学 2003年4月号
    教員の適格性が問われる業績評価
    刊行:
    2003年3月
    ジャンル:
    教育学一般
    対象:
    小・中
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 市毛勝雄氏「社会科は『問題解決学習』がうまくいく」を面白く読んだ。そのなかで算数科の「問題解決学習」・「課題解決学習」が紹介されている。「24×12の計算の仕方をみんなで考えましょう」という授業で、計算の仕方を工夫するのが4時間、習熟に2時間をかけている。このような授業に市毛氏は疑問を投げかけているわけだ。「2時間くらいで計算の仕方の学習を終わらせ」ればいいんじゃないかって。

       ぼくも同感だ。(「同感」で合ってるのかな?)算数は音楽と同じようにやればいいんじゃないだろうか。音楽は楽曲をマスターするのに、くり返し歌う。算数も(できない)問題をくり返し解けば、マスターできるんじゃあるまいか。こういうのは「詰め込み教育」じゃないと思う。歌の目的は歌うことでしょ。算数の目的は計算そのものにあるんであって、暗記することじゃないはずだ。(詩の暗誦も、暗記が目的なんじゃなくって、声に出すことが目的なのかもね。余談。)

       まあそんなふうに考えると、算数の問題が教科書にあり、それを子供が解くという授業の形式そのものが、もしかしたらマチガイなのかもしれない。問題と証明がすべて書いてあって、それを子供がくり返しノートに写すっていうほうが、正しいのかもしれない。ぼくは数学教育の専門家じゃないから分らないけど。古代ローマの皇帝は数学と音楽で調和を学んだっていうから、学習原理は同じものなんじゃないかなあ。どうなんだろ。

       「『おぼろ月夜』の歌い方をみんなで考えましょう。」なんて変だ。だから、「24×12の計算の仕方をみんなで考えましょう」も変なんじゃないのかな。計算の仕方は先生が教えればいいんじゃないかな。(教科書に書いてあるほうがベストかもね。)あとはくり返し計算する。それだけのことなのではあるまいか。算数の教科書はバイエルみたいなもんにすればいいんじゃあるまいか。そんなことを、最近、高木貞治『解析概論』(岩波書店)を読んで思ったりしました。
      2003/3/17東洲斎写楽
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