各部署の仕事
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学習書の編集とは?
学習教材部門編集部 内山 直明
編集の仕事には、「企画」と「編集・校正」の2つの側面があります。明治図書の学習書の企画という点では、全く新しいオリジナルの企画をして世に問うというよりは、既存のワークブックやプリント、資料集を、より現場で使いやすい形に改善してお届けするということが中心になります。

既存のワークブックやプリントと書きましたが、当社で作成している教材は全国の小学校中学校でのみ採用されるものです。書店で個人が購入するものではなく、学校、先生単位で毎年どの教材を使うかが検討され、一括で採用いただけるのが大きな魅力の一つといえます。

なお、当社で現在発刊している主要教材は、小学校ではワークテスト(国算理社英)/漢字ドリル・計算ドリル中学校では教科書に対応したワークブック、自習時間などに使う単元プリント、資料集などです(国社数理英技家)。さらに最近では、ワークの問題をデジタルで解けるようにするなど、デジタルコンテンツの拡充も図っています。
一方、編集・校正という点では、限られた誌面の中で、適切な問題数を確保しつつ、中学生・小学生がしっかり書き込める解答欄を作成するなどの割付技術が必要となります。一方、最近の教材はこれまでにもましてカラー化が進み、ビジュアルなレイアウトが求められる場合もあります。また、中学生・小学生が使用して学習することから、間違いがないよう、たくさんの人数をかけて校正をします。

明治図書の学習書は、教科書と違って検定等もないため、ある程度、現場の先生方が実際に求められていることを直接誌面に盛り込むことができることも魅力の一つです。教材として教科書や授業の理解を助けるという目的とともに、生徒さんの学力の変化に柔軟に対応した使いやすいものを提供していくという使命感をもって、日々取り組んでいます。
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