- はじめに
- 一 しつけの急所はここだ
- ――親のしつけなければならないぎりぎりのしつけ
- 1 「ハイ」の返事を徹底してしつけよ
- 2 あいさつについてやかましく言え
- 3 はき物をキチンと揃えさせる
- 二 家庭教育これだけは
- ――よき社会人を育てる
- 1 「人に迷惑をかけるな」を徹底してしつけよ
- 2 自分を大事にする以上に人を大事にしろと教えよ
- 3 自分のことでないことでも、やらなきゃならないことは進んでやれと言え
- 4 ケジメのつけられる人間に育てる
- 5 Take のない行為の尊さを体得させよ
- 6 自分の物よりみんなで使う物を大切に扱えと教えよ
- 7 長幼の序をわきまえさせろ
- 8 他人の子どもを叱る勇気をもて
- 三 子どもの人権を尊重するな
- ――今の日本で欠落しているのは鍛えの教育だ
- 1 がまんすることの大切さを体に教えこめ
- 2 自分の行為に責任をもたせよ
- 3 ひとりでやる機会を多く与えよ
- 4 自分の名前を大事にさせよ
- 5 子どもに体罰を加えられるのは親だけである
- 6 子どもの部屋に鍵をつけさせるな
- 7 電車に乗ったら立っていけと教えよ
- 8 子どもを自家用車に乗せるな
- 9 何でもよい、朝食前体を動かすことを考えてやれ
- 10 子どもにうまい物を食べさせるな
- 四 父よ、あなたは弱くなり過ぎた
- ――父権の確立は子どものための急務である
- 1 民主主義になっても、父親が一家の大黒柱であることは変らない
- 2 父親の厳しさは子どもの教育に不可欠である
- 3 子どもにとって父親は最も身近な社会人の代表である
- 4 父親ははにかまず仕事について語って聞かせよ
- 5 父親は子どものことで簡単に仕事を休むな
- 6 父親は豊富な体験を子どもに生かせ
- 7 子どもにほれられるおやじになれ
- 8 父親は視野を広くもて
- 9 父親は進路指導の主導権を握れ
- 10 父親はわが家の家風をつくれ
- 五 母よ、あなたは強くなり過ぎた
- ――子どもは母親に暖かさを求めている
- 1 母親上位は子どもをダメにする
- 2 口だけで子どもをしつけようと思うな
- 3 耳の大きな母親になれ
- 4 先手、先手を打つな
- 5 母親は学校の下請け業者になるな
- 6 母親の明るさは家庭の宝である
- 7 母親は子どもにおふくろの味を残せ
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- 明治図書