目次
- 推薦のことば
- はじめに
- 「キラキラ☆キッズ体操」のおすすめ
- 明るく楽しい笑顔ことばを，心と体に響かせましょう！
- キラキラ☆キッズ体操を活用して，毎日を楽しく演出しましょう！
- （基礎編） さぁ，はじめよう！
- Ⅰ キラキラ☆キッズ体操＝楽しさ×教育効果
- １ 笑顔ことばを口ずさんで，愉快な心と体を育もう
- ◆ことば，脳，心身
- ◆笑顔ことばで，無邪気さと生命力をとり戻す
- ◆８つの笑顔ことば
- （エクササイズ）笑顔ことばのイメージを明確にしよう
- （エクササイズ）笑顔ことばとマイナスのことば
- ２ 笑顔ことばのイメージを，全身の動きで表現しよう
- ◆ことばと動作
- ◆感情と動作
- （コラム）感情の正体～体の変化と心の動き～
- ＜動作の心理テスト＞
- ＜ことばと動作の共鳴テスト＞
- Ⅱ キラキラ☆キッズ体操のポイント
- １ キラキラ☆キッズ体操の特長
- (1) やればやるほど楽しくなる
- (2) 大勢でやるとなお楽しい
- ２ キラキラ☆キッズ体操の効用
- ３ このテキストの効果的な使い方
- (1) 体操の順番
- (2) ウォーミングアップ
- (3) 体操を行うときの心得
- (4) 本書の構成
- （実践編） いよいよ，やってみよう！
- ウォーミングアップをしてから始めましょう＜発声ほぐし＞
- （エクササイズ）音のパワーを感じてみよう
- 母音の響きの特徴
- Ⅲ 全身を笑顔にするキラキラ☆キッズ体操
- 強弱をつけてリズミカルに口ずさもう！
- 気持ちを込めて口ずさもう！
- １ 手のニコニコ体操
- ２ 顔のニコニコ体操
- ３ 足腰のイキイキ体操
- ４ 肩肘のウキウキ体操
- ５ 胸のワクワク体操
- ６ 背中のノビノビ体操
- ７ お腹のポカポカ体操
- ８ 胸・お腹・全身のワッハッハ体操
- ９ 胸・お腹のオ（ヲ）ッホッホ体操
- （エクササイズ）笑いの発声トレーニング
- Ⅳ 座って行うキラキラ☆キッズ体操
- １ 足のノビノビ体操
- ２ 足のニコニコ体操
- ３ 足腰のイキイキ体操
- ４ 股関節のワクワク体操
- ５ 上半身のウキウキ体操
- （エクササイズ）そんきょストレッチ
- Ⅴ ２人＆みんなでなかよく行うキラキラ☆キッズ体操
- １ 後ろから相手をほぐすキラキラ☆キッズ体操
- (1) ニコニコ肩もみ
- (2) ワッハッハ肩たたき
- (3) ポカポカ背中たたき
- (4) ウキウキ肩肘ほぐし
- (5) ワクワク胸ほぐし
- (6) ワクワク肩まわし
- (7) アッハッハストレッチ
- (8) エッヘッヘストレッチ
- ２ 向かい合って行うキラキラ☆キッズ体操
- (1) ウキウキ体操
- (2) イキイキ体操
- (3) ワクワク体操
- (4) ノビノビ体操
- (5) ワッハッハ体操
- (6) オッホッホ体操
- ３ グループで行うキラキラ☆キッズ体操
- (1) 後ろ向きで輪になり，隣の人と腕を組んで行う
- (2) 正面を向いて輪になり，両手をつないで行う
- Ⅵ キラキラ☆キッズ体操をメドレーでやってみよう！
- キラキラ☆キッズ体操 メドレー
- １ ウッフッフッフッ，ウキウキウキウキ×２
- ２ ウキウキウキウキ，ワッハッハッハッ（お腹）×２
- ３ ワクワクワクワク，ワッハッハッハッ（胸）×２
- ４ ノビノビノビノビ，ワッハッハッハッ（胸）×２
- ５ イキイキイキイキ，オッホッホッホッ（胸）×２
- ６ ニコニコニコニコ，ポカポカポカポカ×２
- ７ ワーアッハッハッハッハッ（全身），フォーヲッホッホッホッホッ（お腹）×２
- 状況・場面別体操一覧
- あとがき
- みんなで歌おう！
- ♪さあさあ ホラホラ わはははー／笑い神がやってくる／福笑い音頭
推薦のことば
言葉は，古来「ことだま」と言われ，人の心身に多大の影響を与えるものとして，畏怖されてきた。ときには，その力が人の運命に作用したり，健康に作用したりするものであり，いのちに直接働きかけるものであるから，言葉をぞんざいに使ったり，粗末に使ったり，悪い言葉をしゃべったりすれば，破壊的な作用を人のいのちに及ぼすと考えられてきた。逆に，励ましの言葉，確信に満ちた言葉，温かい言葉は，人を生かす力があると思われてきた。聖書ヨハネ福音書の冒頭は，「はじめに言葉があった。言葉は神とともにあり」と，言葉の始原性，創造性について宣べられている。万葉集にも「敷島の大和の国は言霊の幸（さき）はう国ぞ真幸（まさき）くありこそ」と言葉の持つ力が讃えられている。
近年，言葉の潜在意識への影響力や，大脳への影響力が明らかになり，また，言葉の水や植物への影響力も実証的に解明されてきている。
言葉は，また，子どもたちの心身の潜在能力を引き出し，それを開花させる働きを持つ。すなわち強い保育力，教育力を持つ。このテキストでは，この方面についての研究成果が示されており，子育てにたずさわっておられる方々への福音となっている。
神原氏は，言葉の心と体への影響力を健康体操に取り入れてこられた。同じ体操をするのでも，言葉の力を注入することで，心身の健康増進効果，リハビリ効果を倍増させる道を拓かれたのである。このテキストが氏の独創的な健康法を広める役を荷い，人々の健康増進に，子どもの養育の味方に，ひいては，社会の健全化に貢献することを，心から願うものである。
2007年８月吉日 学術博士（教育学専門），国士舘大学教授 ／岩間 浩
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明治図書
