- はじめに
- ◎自作資料の活用に当たって
- <自作資料&指導案>
- 1 「お母さん ごめんね」 <低学年用>1−(1)節度・節制
- 2 「そうたさんのたからもの」 <低学年用>2−(3)友情・協力
- 3 「どっちにすればいいの?」 <低学年用>2−(3)友情・信頼
- 4 「花のおばあちゃん」 <低学年用>2−(4)尊敬・感謝
- 5 「ぼくたちに できること」 <中学年用>1−(1)節度・節制
- 6 「いっしゅんの迷い」 <中学年用>1−(4)勇気
- 7 「こまったときはおたがいさま」 <中学年用>2−(2)思いやり・親切
- 8 「米づくり」 <中学年用>2−(4)尊敬・感謝
- 9 「まもちゃんとチョウチョ」 <中学年用>3−(2)生命尊重
- 10 「君たちだからこそ」 <中学年用>4−(1)公徳心・規則の尊重
- 11 「2つのアメ」 <中学年用>4−(1)規則の尊重
- 12 「山の声を聞いた一平」 <中学年用>4−(3)家族愛
- 13 「ダブルブッキング」 <高学年用>1−(4)明朗・誠実
- 14 「電車に乗って」 <高学年用>2−(2)思いやり・親切
- 15 「5年1組物語…ゆみとあつ子」 <高学年用>2−(3)友情・信頼
- 16 「ぼくだって」 <高学年用>2−(3)友情・信頼
- 17 「絶滅の危機を乗り越えて」 <高学年用>3−(1)自然愛・環境保全
はじめに
日々,子どもたちと一緒に笑ったり,泣いたり,悩んだり,ときには子どもたちに教えられたりしながら道徳授業のことを考え続けている女性の教師たちがいます。その女性の教師たちが,子どもたちに「心の種をまきたい」と考え,この資料集をまとめました。
「心の種」…いつでも,どんな時代になっても,生きていけるたくましさ,しなやかさを合わせもった心,これからも変わらないでいてほしい,守っていきたい美しい心,子どもたちに育てていってほしい心情の種と思えるものです。
17人の女性教師たちが,自分のクラスの子どもたちの顔や,今まで出会った子どもたち,出来事などを思いうかべ,自らの幼いころの体験もまじえながら,心をこめて書きました。
「あ〜,たしかにこういうことある」
「心うたれる,心あたたまる」
「なんだかホッとする」
「すごい。この話は,わたしのクラスの子どもたちにぜひ,伝えたい,話し合いたい」
「この資料で授業をしてみたい」
「道徳の授業を,この展開例ならできそうな気がする」
と,思っていただけるように願いながら,書きました。実践授業記録もあります。
この資料集を手にされた先生方と子どもたちとで,心あたたまるゆったりとした時間が生まれ,共有できますよう,願っています。
終わりになりましたが,本書の出版に当たりまして,多大なるご尽力を賜りました明治図書の仁井田康義さまに厚くお礼申し上げます。
2008年1月 /服部 志信
-
- 明治図書