- はじめに
- 第1章 きらめき資料への想い
- 1 本書の特長と構成/ 2 各授業のきらめき
- 第2章 きらめき資料&授業プラン
- [1] ぼく・わたしの中にあるきらめきを見つけよう
- @ ぽんきちくんの さかあがり
- (低学年) 1−(2) 勤勉・努力
- A はれた日にもういちど
- (低学年) 1−(4) 誠実さ・信頼
- B だまっていれば〜身近な生活の中から問題を見つめ,向き合おう〜
- (中学年) 1−(3) 正義・勇気
- C 異国の地で出会った同級生
- (高学年) 1−(2) 希望・勇気・努力
- [2] 人とのふれあいから生まれるきらめきを知ろう
- D 遠足の自ゆう時間
- (低学年) 2−(3) 友情・助け合い
- E 友だちだから
- (中学年) 2−(3) 友情・信頼
- F ちがっていたって友だちに
- (中学年) 2−(3) 信頼・友情,助け合い
- G 我が家のきらめきおじいちゃん〜祖父母自慢できらめきを知る〜
- (高学年) 2−(2) 思いやり・親切
- [3] 自然・いのちのきらめきに気づこう
- H たぬきちとほし空
- (低学年) 3−(3) 美しいものに触れ,すがすがしい心をもつ
- I 自分にできることから始めよう 植林の旅・中国へ
- (中学年) 3−(2) 自然愛・動植物愛護
- J 6月5日は何の日?
- (高学年) 3−(2) 自然愛
- K あの命・この命
- (高学年) 3−(1) 生命尊重
- [4] 集団や社会の中にあるきらめきに気づこう
- L みんなでなかよく
- (低学年) 4−(1) 規則の尊重・公徳心
- M 夕飯のしたく
- (中学年) 4−(3) 家庭愛
- N 私のおじいさん
- (高学年) 4−(5) 家族の幸せ・家庭愛
- O わたしの夢
- (高学年) 4−(4) 勤労・社会奉仕
はじめに
「きらめき」何とすてきな言葉でしょう。
きらめき…煌めく。きらきら美しく輝く様子,際立って光り輝いている様子。
その言葉の魅力にさそわれて,16人の執筆者たちは資料を作り,授業に取り組みました。私は,きらめきを「人がワクワクドキドキしながら,希望をもって生きていくその存在自体が美しく輝く様子」ととらえました。
「現代は生きづらい時代である。また,大人が子どもたちに希望を語れない時代である」と言う話を聞きました。私も背負っているものが大きすぎる子どもの将来を思って,暗澹としたことが一度ならずありました。そういう子どもたちに,私たち大人,教師にできることは「あなたがそこに存在すること自体が尊い。世の中にはこんな素晴らしいことがたくさんある。希望を捨てなければきっとすてきな未来になれる」と伝えていくことだと思います。
子どもたちが希望をもち,きらめいてほしい。多くの先生方が子どもたちに希望を語り続けていただきたいとの願いを本書に込めました。
どの授業にも「きらめき」があふれています。
きらめきのある授業を丁寧に重ねていくことで,高まりあい学びあえる学級になり,子どもたちが自分の生き方の課題に気づき,向き合い,力強く生きていけるようになると信じています。この資料の授業を受けてくれた子どもたち,そして授業をされた先生方もきらめいてほしいと願っています。
終わりになりましたが,本書の企画を私たちに提示してくださり,多大なる尽力を賜りました湯浅拓子さま,そして,いつも優しく時には厳しく,力強く私たちを見守ってくださっている仁井田康義さまに,心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
2010年3月 /服部 志信
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明治図書
















