- はじめに
- T 育てられたもの
- 一 親のかげ
- 二 荷馬車とともに(自伝小説)
- 1 暗がりの中で
- 2 馬方さん
- 3 もっ煮
- 4 手さげ金庫
- 5 男泣き
- 6 父とふたりのとき
- 7 牛車
- 8 荒れた土
- 9 よみがえる
- 三 親が教えた三つのこと
- 1 「労働」から得たもの
- 2 「家族」という集団
- 3 「愛」というもの
- U 教育へのめざめ
- 一 あどけない手紙
- 1 このピンぼけな子
- 2 自分主義の教師
- 3 「人格」の発見
- 4 矛盾への腹立ち
- 二 子どもが見えてない
- 1 阿呆らしい事件
- 2 幸男が見えてなかった
- 3 教室にかけこんできた母親
- 4 幸男の扉をひらく
- V 集団主義との出会い
- 一 ひとりひとりでは弱い
- 1 校長と平教員
- 2 後へは引けぬ
- 3 内なるたたかい
- 二 団結とはチカラなのだ
- 1 ぐるぐる考えた
- 2 「権力」の実感
- 3 小さな勝利
- W なぜ「集団づくり」を選んだか
- 一 はじめに集団ありき
- 1 授業中さわぐ生徒
- 2 問題は別にあった
- 3 やはり集団がはじめにある
- 二 かれらに自治とチカラを
- 1 生徒らの怒り
- 2 誇り高きリコール
- 3 生徒自治への保障
- X 教えること・育てること
- 一 教えねばならぬこと
- 1 栄誉にかくれた荒廃
- 2 進路指導
- 3 山崎は谷間にいた
- 4 教えぬく
- 二 集団にこそ育つ
- 1 変貌する生徒たち
- 2 安田を拒否する班長
- 3 ほんとにダメなのか
- 4 泣くな!! 安田
- 三 指導とは、きびしく成長を求めること
- 1 自治活動にも勝負はある
- 2 みんなを主人公にする
- 3 全集団とひとりひとりを
- 4 陽のかげる場所
- 5 栄光よりも努力です
- 6 自分の頭脳で歌え
- 7 かれらの内なる文化
- あとがき
-
- 明治図書