小学校新学習指導要領の展開 音楽科編
平成20年版

小学校新学習指導要領の展開 音楽科編平成20年版

好評3刷

新学習指導要領のねらいを具体化する完全ナビ&ガイド!

全人的な子どもの育成という理念は踏襲しつつも、身に付けたい力をより明確に!ということが強調された「音楽科」。〔共通事項〕の位置付け方は? 鑑賞や音楽づくりを活性化させる方法は?…など注目の内容に、具体的なアイデアとともにせまります。


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ISBN:
978-4-18-838711-5
ジャンル:
学習指導要領・教育課程音楽
刊行:
3刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 180頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年11月12日
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もくじ

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まえがき
T章 改訂のねらいと基本方針
1 改訂の経緯
2 音楽科の改訂
U章 新しい音楽科の目指すもの
1 「歌唱」「器楽」「音楽づくり」とする示され方
2 〔共通事項〕の新設
3 音楽づくりと鑑賞の充実
4 言語活動の充実
5 我が国の音楽の指導の充実
V章 音楽科改訂のポイント
―何が変わったか
1 教科の目標と各学年の目標
2 歌唱
3 器楽
4 音楽づくり
5 鑑賞
6 〔共通事項〕
7 指導計画の作成と内容の取扱い
W章 指導計画作成のポイント
1 年間指導計画作成のポイント
2 題材による指導計画作成のポイント
3 年間指導計画作成モデル
第1・2学年…40 第3・4学年…44 第5・6学年…48
X章 新しい音楽科授業づくりのポイント
1 歌唱の新しい展開
2 器楽の新しい展開
3 音楽づくりの新しい展開
4 鑑賞の新しい展開
5 〔共通事項〕の位置付け
Y章 新学習指導要領を生かす授業づくりのアイデア
新しい授業づくりの観点
1 曲想について
2 楽曲の気分と曲想
3 範唱・範奏の位置付け
4 音楽を特徴付けている要素を(表現に)生かす授業は
5 思いや意図をもって音楽活動に取り組むこと@
6 思いや意図をもって音楽活動に取り組むことA
7 自然で無理のない歌い方で歌うこと
8 変声期について
9 身近な楽器を生かした授業
10 お互いに聴いて合わせること
11 我が国の伝統的な音楽の生かし方
12 和楽器の取扱い
「つくって表現」から「音楽づくり」へ
13 身の回りの音を生かす
14 体を動かす活動
15 音遊びと即興的な表現
16 拍節的でないリズム,我が国の音楽に使われている音階や調性にとらわれない音階
17 音楽づくりと鑑賞とのかかわり
18 「音楽の仕組み」を生かす授業
19 反復を生かす創造的な授業
20 問いと答えを生かす創造的な授業
21 反復と変化に注目する創造的な授業
22 音楽の縦と横の関係を見通す創造的な授業
音楽が楽しくなるこんなアイデア
23 言葉で表す創造的な鑑賞活動
24 ともに楽しむ音楽を目指す
25 言葉を生かす授業
26 音遊びを取り入れる創造的な授業
27 音符,休符,記号や音楽にかかわる用語を理解する授業
Z章 新しい音楽科授業の展開モデル
第1学年 わらべうたと音遊び
第2学年 器楽表現と音遊び
第3学年 我が国の音楽を取り入れた授業
第4学年 音から音楽へと構成する
第5学年 〔共通事項〕を生かした鑑賞
第6学年 歌唱表現をつくる
付録1 鑑賞参考教材一覧
付録2 小学校学習指導要領「音楽」

まえがき

 前回の改訂からおよそ10年が経過しました。この間に全国的な学力状況の調査をはじめPISA調査<OECD(経済協力開発機構)>においては平成15年に「読解力」,平成18年には「科学的リテラシー」についてそれぞれ課題が示されました。課題の中には,授業を受ける姿勢は良いが,学ぶ意欲や学習習慣に課題があるなどの指摘を受け,学校現場においても学力の議論が巻き起こりました。

 また,60年ぶりになる平成18年12月の教育基本法の改正。平成19年6月には学校教育法など,いわゆる教育3法が次々と改正されたのです。

 平成20年1月の「中央教育審議会の答申」(以下「答申」とする)を踏まえ,平成20年3月28日に学校教育法施行規則が改正されるとともに新学習指導要領が告示されました。今後,平成21年4月1日から移行措置として内容を前倒しして実施するとともに,平成23年4月1日から全面実施することとしています。

 このような中,確かな学力,豊かな心,健やかな体の調和を重視する「生きる力」をはぐくむことがますます重要になってきているのです。

 「答申」を受け,基本的な考え方が示され,各学校段階や各教科等にわたる学習指導要領の改善の方向性として,

 @ 教育基本法等の改正

 A 「生きる力」という理念の共有

 B 基礎的・基本的な知識・技能の育成

 C 思考力・判断力・表現力等の育成

 D 確かな学力を確立するために必要な授業時数の確保

 E 学習意欲の向上や学習習慣の確立

 F 豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実

 などが示されました。

 このことを受けて,音楽科の改善の方針及び小学校音楽科の改善の具体的事項及び音楽科の主な改訂の要点が具体的に示されたのです。

 本書では,これまでの音楽科目標を踏襲していることや,学校教育において児童の全人的な育成を担う音楽科の役割については基本理念は変えてはいないことを確認しつつ,〔共通事項〕の新設を含む内容構成や指導内容の改善についてわかりやすく解説しました。

 最初に今回の小学校音楽科の改訂の全体を把握し,改訂の内容及び趣旨を生かした事例を例示しながら,実践に役立つようわかりやすく解説することを心がけました。なお,今回の改訂で新しくなった部分,変わらない部分がより明確になるよう,随時新旧の学習指導要領及び解説から引用しておりますが,「これまでの学習指導要領(または解説)」とは,何れも平成10年告示の学習指導要領(または解説)を示しています。

 今回執筆された方々は,実践力があり各方面でも活躍している方ばかりです。新しい学習指導要領に対応したそれぞれの事柄については,より実践的で具体的なものとなっています。本書をお読みいただき,納得していただいた上で,実際の指導計画作成や学習指導の展開に役立てていただけるものと期待しております。

 終わりに,本書の執筆に当たられた各位に,心から深く感謝の意を表する次第であります。


  平成20年12月   編著者 /佐藤 日呂志 /坪能 由紀子

著者紹介

佐藤 日呂志(さとう ひろし)著書を検索»

北海道生まれ。昭和55年に千葉県船橋市で教員スタート。小学校9年。中学校12年。千葉県教育委員会指導主事を経て船橋市立高郷小学校長後,現在主任指導主事。地域の青少年オーケストラを指導。

坪能 由紀子(つぼのう ゆきこ)著書を検索»

専門は音楽教育学,特に子どもの「音楽づくり」に関する実践と研究。

日本女子大学教授。東京芸術大学,京都芸術大学,洗足学園大学等でも教鞭をとっている。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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