新しい読み物資料で新しい道徳授業を創る 小学校1・2年生
生き方を深く考える

新しい読み物資料で新しい道徳授業を創る 小学校1・2年生生き方を深く考える

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だれでも1度は経験したことがありそうな、子どもに身近なオリジナル資料14点を、基本的な生活習慣・善悪の判断などの視点から描いた。資料の実践例が、役立つ。


復刊時予価: 2,442円(税込)

送料・代引手数料無料

電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-805810-2
ジャンル:
道徳
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 144頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

まえがき
第1章 心に迫る自作資料を
第2章 生き方を深く考える道徳授業の実際
―実践にあたって―
1 あかいろの くれおん1−(1)
2 みずいろケースの おかし1−(3)
3 おなかが いたいよう1−(4)
4 やすうりデー2−(1)
5 うちゅうりょこう2−(2)
6 クリスマス プレゼント2−(2)
7 タンポポさん3−(1)
8 カラさんとペペさん(補遺)3−(1)
9 ネコの しあわせ3−(2)
10 きたない,黒い虫3−(3)
11 いつでも,みかたよ4−(1)
12 ファミリーレストランで4−(1)
13 のこしていいのは,あしおとだけ(補遺)4−(1)
14 カブトムシとケーキ4−(2)

まえがき

 子どもたちの心に訴えかける道徳の読み物資料を選ぶには,どうすればいいのか。もう一歩進んで,教師が自作の資料を通して子どもたちとともに考え,話し合い,その感動を子どもたちが実践に移してくれれば,どれほどすばらしいことだろう。私は,取材に訪れた各地の小学校で道徳の授業を見てきたが,子どもたちの心に強く訴えかけた資料は,教師の自作のものが多かった。子どもたちは,担任の先生の作った資料ということだけで,素直に感動し,実践活動に結びつけていた。

 子どもたち一人一人の個性を知り尽くして,道徳資料を創作できるのは,教師以外にない。とはいえ資料を創作するのは,生易しいことではない。読み物資料を創作するための参考となる本はないのか。私自身,道徳番組の放送脚本を数え切れないほど書いてきたが,試行錯誤の連続であった。

 たまたま私の本を読んでくださった方の勧めで,文部省の読み物資料の作成に協力する機会があった。委員会に創作資料を提出して委員各自が意見を述べて推敲を重ねていくのだが,提出作品には,かつて私が経験したと同じような苦渋の跡がにじみ出ていた。創作をするのには,乗り越えなければならない壁がある。

 協力委員会での数年,資料を読みながら私は考え続けた。日ごろ文章を書き慣れていない教師であっても,文章表現の方法と構成についての基礎的な知識を身に付けていれば,それほど苦しまずに,子どもたちに伝えたい思いを資料に結集できるのではないか。私が長年苦しみながら少しずつ試行錯誤を繰り返してきたことは,道徳の読み物資料の作成や童話の創作,学校放送の台本の作成に役立つのではないだろうか。

 この本は,取材ノートに,文部省の委員会で数年間,資料を検討する機会を与えられた経験を付け加えてまとめたものである。1章では,会話の運び方,紙芝居の作り方を中心に,読み物資料を創作するための手法を書いてみた。童話の創作,校内放送ドラマの脚本執筆とか,朗読台本創作のヒントに使っていただいても,十分にその要望にお応えすることができると思う。


 2章の読み物資料は,「基本的な生活習慣,善悪の判断,社会生活のルールを身に付けること」との視点に立脚して構成した。この資料を使って授業を展開してくださった先生方と編集の仁井田康義氏を交えて討議を重ねた。授業の記録は道徳授業をどう展開していったらいいのか考える参考になるだろう。

 この本は,編集の責に当たっていただいた清水保徳先生を始め,資料を基に授業を展開してくださった先生方,何より取材を許していただいた各地の小学校の協力がなければ成り立たなかっただろう。心からの感謝をしたい。


  平成13年夏   /大野 哲郎

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      明治図書

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