- まえがき
- 教育改革の考え方の変遷と今回の改訂
- 基準の大綱化、運用の弾力化と道徳の時間の在り方
- 道徳の重要性と時間数とのかかわり
- 道徳教育から見た総合的な学習の時間の意味づけ
- クラブ活動と総合的な学習の時間との関連
- 道徳教育の改善の基本方針
- 道徳教育の充実と校長・教頭の指導力の問題
- 道徳内容の改善の視点と内容の示し方
- 内面に根ざした道徳的実践力の育成を図る三つの体験活動
- 重点的な指導について
- 家庭・地域の協力とボランティア体験の進め方
- 多様なメディアを通しての道徳教育を進める
まえがき
いよいよ、待ったなしの21世紀。
教育は100年の計といわれます。今から100年前、すなわち明治31年は、「実業学校令」「高等女学校令」「私立学校令」「小学校教育費国庫補助法」などが出されており、20世紀に向けての基盤固めが着々と進められています。いずれもが今日の教育の基盤をなしています。
はたして、新しい教育課程は、これからの100年間の基盤をなすものになっていくでしょうか。そのためには、具体的に実践される先生方が、新教育課程についてその本質をしっかり理解され、21世紀の教育の基盤となることを確信される必要があります。
では、新教育課程の本質とは何か。一言で言えば、「生きる力」の育成です。「生きる力」の根本は、さまざまな状況に主体的に対応しながら「人間としてどう生きるか」を自らに問いかけ、自らの生き方を確立することです。それは、まさに道徳教育にほかなりません。本書によって、そのことを実感いただくことを心より願う次第です。
編集の労を取っていただいた仁井田康義さんを始めとする編集部の皆様に感謝します。
1999年6月 /押谷 由夫
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明治図書















