- まえがき
- 「学習指導要領早わかり解説」の内容構成
- 第1部 運動領域編
- 1章 「学習指導要領」に示された用語
- 1 心と体を一体としてとらえる
- 2 運動に親しむ資質や能力を育てる
- 3 〇〇型ゲーム
- 4 リズムダンス
- 5 体つくり運動
- 6 体ほぐしの運動
- 7 技に取り組んだり,その技ができるようにしたりする
- 8 「短距離走・リレー」と「走る距離」
- 9 ソフトバレーボール
- 10 水辺活動
- 11 2学年にわたって指導するものとする
- 12 地域や学校の実態に応じて…加えて指導することができる
- 13 自己の能力に適した課題を決め,課題の解決の仕方を工夫することができるようにする
- 14 一部の領域の指導に偏ることのないよう授業時数を配当する
- 15 学習指導要領に新たに示された運動(参考)
- 2章 「学習指導要領解説」に示された用語
- 16 体育科の領域構成
- 17 運動の内容の重点化
- 18 ボール投げゲーム
- 19 それぞれの運動に集団で取り組み,…調子を合わせて演技するような活動に発展させることもできる 36
- 20 着衣のまま水に落ちた場合の対処の仕方
- 21 水泳におけるスタートの扱い(参考)
- 3章 「学習指導要領の全体」にかかわる用語
- 22 [生きる力]と「体育科」
- 23 「総則」と「体育科」
- 24 「授業時数」と「体育科」
- 25 「総合的な学習の時間」と「体育科」
- 26 移行期間の体育科の指導のポイント(参考)
- 4章 「体育の授業づくり」にかかわる用語
- 27 年間計画
- 28 運動の機能的特性
- 29 単元計画(その1)
- 30 単元計画(その2)
- 31 「2つおもしろいことをした」と言われる体育の授業
- 32 体育の授業は時代とともにある
- 33 体力・運動能力の低下傾向
- 34 自然体験の不足
- 35 めあて学習
- 36 場の工夫
- 37 個に応じた目標記録
- 38 仲間との豊かなかかわりを促す
- 39 体育の授業とティームティーチング
- 40 運動のアナロゴン
- 41 小学校,中学校,高等学校を一貫した考え方
- 42 体育は好きな教科No.1
- 第2部 保健領域編
- 1章 「学習指導要領」に示された用語
- 43 心と体を一体としてとらえる
- 44 健康の保持増進を図る
- 45 健康によい生活の仕方
- 46 体の発育・発達
- 47 けがなどの簡単な手当
- 48 心の発達及び不安,悩みへの対処
- 49 生活習慣病
- 50 喫煙,飲酒,薬物乱用
- 2章 「学習指導要領解説」に示された用語
- 51 実践的な理解
- 52 思春期の体の変化
- 3章 「学習指導要領の全体」にかかわる用語
- 53 「生きる力」と保健領域
- 54 体育・健康に関する指導
- 55 総合的な学習の時間と健康
- 56 ヘルスプロモーション
- 57 保健領域の「移行措置」
- 4章 「保健の授業づくり」にかかわる用語
- 58 保健領域の「授業時数」と「指導計画」
- 59 保健領域の内容構成
- 60 指導方法の工夫
- 61 課題解決的な学習
- 62 保健の教科書
- 付録 小学校学習指導要領 体育
まえがき
ゆとりの中で[生きる力]をはぐくむことを目指した新しい学習指導要領は,平成12年4月から2年間の移行期間を経て,平成14年度から完全実施となります。
移行期間の措置については,体育科では,保健領域の一部以外は「内容の全部または一部を改訂学習指導要領の規定によって行うことができる。」とされています。したがって,平成12年4月からは改訂学習指導要領の趣旨を生かした体育科の授業づくりに積極的に取り組むことが期待されます。
本書は,こうした時期に,「学習指導要領早わかり解説」シリーズの1つ『小学校新体育科授業の基本用語辞典』として刊行されたものです。
本書の特徴は,改訂学習指導要領の理解やその趣旨を生かした授業づくりに役立つための基本用語(キーワード)を解説することにあります。その基本用語は,次のような4つの項目で構成されています。
1.「学習指導要領」に示された用語
2.「学習指導要領解説」に示された用語
3.「学習指導要領の全体」にかかわる用語
4.「体育及び保健領域の授業づくり」にかかわる用語
読者の皆さんは,これらの基礎用語の中身を読み取ることができれば,改訂学習指導要領の理解や新しい授業づくりに大いに活用できると思います。
本書は,明治図書出版の石塚嘉典氏のご協力で発刊することができました。深甚の謝意を表したいと思います。
平成12年5月 /池田 延行 /戸田 芳雄
-
- 明治図書