- まえがき
- 第一章 学習集団とは何か
- 1 学習主体形成と学習集団づくり
- (1) 学習主体のいない授業
- (2) 客体化されている二つのばあい
- (3) 全員を学習主体にするということ
- 2 訓育的教授と学習集団づくり
- (1) 訓育的にするということ
- (2) 自主連帯の学習規律
- (3) 学習における相互評価作用
- 3 学力形成と学習集団づくり
- 第二章 全員発言、全員参加の規律を創造するには
- 1 発表をはばむものへの手だて
- (1) 発表に対する質問が心配だという子
- (2) はずかしいという子
- (3) まちがって発表しないか心配する子
- (4) どのように発表したらよいかわからない子
- (5) 「おかしい」「わからない」のでる学級づくりを
- 2 発表意欲を燃えたたせるには
- (1) 発言の量を高めるために班長を指導する
- (2) 発言のできる場を設定する
- (3) 子どもの活動を組織する
- 3 発表の質を高めるための手だて
- (1) 賛成型の下どもの問題
- (2) 発表を平均化するために
- (3) 発言競争のための班活動
- 第三章 学習秩序を確立するには
- 1 学習集団の質と授業の秩序
- (1) 学習秩序とは
- (2) 学習秩序の意識化
- 2 学習秩序のない学級
- (1) ふざける子
- (2) おとなしく何もしない子
- (3) 学習要求マヒの子
- (4) 学習破壊をする子
- (5) さわがしい授業
- 3 学習秩序をどう生みだすか
- (1) 横につらなる授業へ
- (2) 個の学習をたいせつに
- (3) 個の学習から集団へ
- (4) 集団学習成立のために
- (5) 学習規律をつくりだす
- 第四章 小集団をどう使うか
- 1 どんな教科内容のばあいに使うか
- (1) 課題を全員に具体化するとき
- (2) 作業をさせるとき
- (3) もっと考えさせたいとき
- (4) 論理をみつけさせたいとき
- (5) ワキ道発言に気ずかせるとき
- (6) 課題の定着を相互評価させるとき
- 2 どんな学習場面で使うか
- (1) 意見がでなくてこまるとき
- (2) 意見がですぎてこまるとき
- (3) 助けあうとき
- 第五章 集団思考を深化するために
- 1 思考するとは
- 2 集団思考はなぜ思考を高めるか
- 3 質の高い発言を育てる
- (1) 同一累加型の発言
- (2) 分析比較型の発言
- (3) 集約・一般化の発言
- 4 学習ノートの指導
- 5 教材叫究・発問のし方
- (1) 授業と教材
- (2) 授業と集団思考
- (3) 教科書検討
- (4) 発問の精選の視点
- 第六章 学習目的の確立
- 1 課題をもつ授業
- (1) 「こまったのう」をはっきりさせる
- (2) 課題をはっきりもたせる
- (3) まちがいや、ピントはずれをたいせつに
- (4) 家庭学習の正常化
- 2 学習目的の確立
- (1) 授業で教師の要求をはっきりと
- (2) 学習目的を正しく
- 3 教師が気をつけておきたいこと
- (1) ひとりひとりの子どもに自信をもたせる
- (2) 班長会議を指導する
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