明治図書新書45
学習集団づくり入門

明治図書新書45学習集団づくり入門

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授業を変えていくためには,学習集団としての学級の組織化が必須の要件であるといわれる。そのための条件,方法を研究者と現場で共同追求した。


復刊時予価: 3,190円(税込)

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-774543-2
ジャンル:
授業全般
刊行:
対象:
小・中
仕様:
新書判 248頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

もくじ

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まえがき
第一章 学習集団とは何か
1 学習主体形成と学習集団づくり
(1) 学習主体のいない授業
(2) 客体化されている二つのばあい
(3) 全員を学習主体にするということ
2 訓育的教授と学習集団づくり
(1) 訓育的にするということ
(2) 自主連帯の学習規律
(3) 学習における相互評価作用
3 学力形成と学習集団づくり
第二章 全員発言、全員参加の規律を創造するには
1 発表をはばむものへの手だて
(1) 発表に対する質問が心配だという子
(2) はずかしいという子
(3) まちがって発表しないか心配する子
(4) どのように発表したらよいかわからない子
(5) 「おかしい」「わからない」のでる学級づくりを
2 発表意欲を燃えたたせるには
(1) 発言の量を高めるために班長を指導する
(2) 発言のできる場を設定する
(3) 子どもの活動を組織する
3 発表の質を高めるための手だて
(1) 賛成型の下どもの問題
(2) 発表を平均化するために
(3) 発言競争のための班活動
第三章 学習秩序を確立するには
1 学習集団の質と授業の秩序
(1) 学習秩序とは
(2) 学習秩序の意識化
2 学習秩序のない学級
(1) ふざける子
(2) おとなしく何もしない子
(3) 学習要求マヒの子
(4) 学習破壊をする子
(5) さわがしい授業
3 学習秩序をどう生みだすか
(1) 横につらなる授業へ
(2) 個の学習をたいせつに
(3) 個の学習から集団へ
(4) 集団学習成立のために
(5) 学習規律をつくりだす
第四章 小集団をどう使うか
1 どんな教科内容のばあいに使うか
(1) 課題を全員に具体化するとき
(2) 作業をさせるとき
(3) もっと考えさせたいとき
(4) 論理をみつけさせたいとき
(5) ワキ道発言に気ずかせるとき
(6) 課題の定着を相互評価させるとき
2 どんな学習場面で使うか
(1) 意見がでなくてこまるとき
(2) 意見がですぎてこまるとき
(3) 助けあうとき
第五章 集団思考を深化するために
1 思考するとは
2 集団思考はなぜ思考を高めるか
3 質の高い発言を育てる
(1) 同一累加型の発言
(2) 分析比較型の発言
(3) 集約・一般化の発言
4 学習ノートの指導
5 教材叫究・発問のし方
(1) 授業と教材
(2) 授業と集団思考
(3) 教科書検討
(4) 発問の精選の視点
第六章 学習目的の確立
1 課題をもつ授業
(1) 「こまったのう」をはっきりさせる
(2) 課題をはっきりもたせる
(3) まちがいや、ピントはずれをたいせつに
(4) 家庭学習の正常化
2 学習目的の確立
(1) 授業で教師の要求をはっきりと
(2) 学習目的を正しく
3 教師が気をつけておきたいこと
(1) ひとりひとりの子どもに自信をもたせる
(2) 班長会議を指導する
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      明治図書
    • この本では学習集団をつくることの大切さや、その集団をどのように導いていくのかが書かれています。現在の学級では一人の担任の力では学級経営していくことが大変になっていますし、子どもの主体的な学びが実施されていないことが問題となっています。
      その解決手段の一つとして、学習集団を形成することが考えられるのではないでしょうか?そういった悩みを持つ方にはぜひおすすめの本です!!
      2008/6/19大学生

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