- 特集 教室騒然!生徒を授業にノセル英語ゲーム30選
- T 巻頭論文「英語とゲーム」
- 英語授業の法則性とゲーム /柳井 智彦
- バッシングされても,やっぱりゲーム /北原 延晃
- U 提言「英語ゲームは生徒を引きつけ,授業にノセル!」
- ゲーム成功の秘訣 /大鐘 雅勝
- ゲームの醍醐味3要素 /大北 修一
- V 教室騒然! 面白ゲームアイデア集
- ペアで燃える!リスニングゲーム /道面 和枝
- ピカイチボキャブラ・ランド /川村 光一
- 通常の授業におけるゲーム的要素 /大内 由香里
- 第六感「I think〜」ゲームと念力を送って「I feel〜」ゲーム /池田 浩幸
- diversityとcreativityを楽しむゲーム /田尻 悟郎
- 教室騒然!1分間Why-Becauseゲーム /海木 幸登
- ゲームの連続構成で楽しい授業を /臼井 卓
- ゲームとテストを結びつけよう! /高場 政晃
- 楽しみながら力がついていくゲーム /門松 裕之
- ゲームの王様“Fruit Basket” /原田 昌明
- 特別な準備なし!でも生徒がのる授業 /鈴木 薫
- これからはDVDとインターネット /中元 康夫
- 生徒の単語連想力を鍛えるImagination Game50問 /原田 尚孝
- ウォーミングアップで使えるTail Letter Game /秋谷 秀典
- W 特集のまとめ
- Don't forget 英語学習ゲーム /瀧沢 広人
- ミニ特集T 『楽しい英語授業』すぐに使える索引リスト
- ミニ特集U 英語教師のためのおすすめホームページ /大北 修一
- 大好評連載
- A 英語指導の基本をチェック[6]
- @ ゲーム活動の基本 /三浦 幸子
- A 言語活動の基本 /山本 崇雄
- B スピーチ指導の基本 /新妻 和之
- C 練習問題の扱い方の基本 /清家 佐保
- D 外国人講師とのTTの基本 /大久保 洋子
- B この学期で身につけさせたい基礎・基本と発展のアイデア[3]
- 小学校英語 英語活動の基礎・基本 /直山 木綿子
- 中1:3学期 聞くこと・話すことの基礎・基本 /中嶋 洋一
- 中1:3学期 読むこと・書くことの基礎・基本 /久保田 昌宏
- 中2:3学期 聞くこと・話すことの基礎・基本 /太田 洋
- 中2:3学期 読むこと・書くことの基礎・基本 /池上 稔
- 中3:3学期 聞くこと・話すことの基礎・基本 /和田 迫紀子
- 中3:3学期 読むこと・書くことの基礎・基本 /佐藤 貞子
- 高校オーラル:3学期 OCの基礎・基本 /向後 秀明
- 高校英語T:3学期 英語Tの基礎・基本 /谷口 幸夫
- C ―蒔田先生が答える―英語授業119番[6] /蒔田 守
- 活動に参加しない生徒は,放っておいてよいのか?/ 3年間を見通した指導計画づくりの具体的方法は?
- D 活用度100%・熱中!ワークシート集[3]
- @ 熱中!文法パズル /野畑 昭徳
- A 熱中!ワード・パズル /吉田 文典
- B 熱中!クリエイティブ・ライティング /須田 智之
- C 熱中!カルチャー・パズル /山本 元子
- 井戸端会議―新世紀英語教育へのメッセージ
- /石川 桂・大北 修一・川神 正輝・黒沢 かおり・須田 智之・竹内 稔博・谷口 幸夫・築道 和明・中嶋 洋一
- グラビア―神戸大学発達科学部附属住吉中学校 /立花 千尋
- 裏表紙―熊本大学教育学部附属中学校 /原田 尚孝
授業インフォメーション
ゲーム……それはスポーツの世界では当たり前の言葉として使われている。そして,そのスポーツにおけるゲームを見ていると,必ずある種の共通点が見いだされる。それは「得点」「競争相手」「楽しさ」「時間制限」「緊張感」といった共通点である。英語授業における数々のアクティビティーに,それらの観点を意識して入れてみる。すると,俄然ゲームが面白くなる。
海外の英語ゲームを日本の教室でやってみる。例えば,ハングマンもどきのゲームに次のようなゲームがある。間違えると右の図のように人間が1歩1歩階段を降りていくゲームである。これを全体の前でやっても面白くない。そこで,階段を2つ描き,男子対女子にする。同時に下線部の文字が1つ埋まると1点とし,得点も与えるようにする。これを班対抗でやってもよい。ポイントは「競争相手」を作ることと,「得点」化することである。
(図省略)
また,言葉をどんどん足していくゲームがある。動物園に行って見たもの。1人の人が,I went to the zoo and I saw a lion. と言ったら,次の人が,I went to the zoo and I saw a lion and a tiger. と言う。さらに次の人が,I went ・・・ a lion, a tiger and a rabbit.と動物をどんどん増やしていく。このゲームを授業でやるとなるとちょっとした工夫が必要である。例えば全員立たせ,生徒に手をあげさせる。言えた生徒は座る。つまり,早いうちに言った方が得なように仕掛けるのである。
海外には多くの先行ゲーム実践がある。ただそれをそのまま日本の教室では使えないので,作りかえる必要がある。
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- 明治図書