- まえがき
- 三択クイズ
- 1.アルファベット編
- アルファベットクイズ
- アルファベット1文字クイズ 1〜2
- アルファベット2文字クイズ
- アルファベット3文字クイズ
- 2.英単語/英熟語編
- 英単語クイズ 1〜3
- 英熟語クイズ 1〜5
- 比喩クイズ 1〜3
- つづり字クイズ
- 英語で何というかクイズ 1〜3
- 3.カタカナ編
- カタカナ語の一部の意味クイズ 1〜2
- カタカナ語の語源クイズ 1〜2
- 英語として通じる/通じないクイズ 1〜2
- 漢字クイズ 1〜2
- 4.いろいろ面白テーマ別編
- 動物クイズ 1〜3
- 鳥クイズ
- 魚クイズ
- 虫クイズ
- 植物クイズ
- 食べ物クイズ 1〜2
- 飲み物クイズ
- 果物クイズ
- 野菜クイズ
- スポーツクイズ
- 野球クイズ
- 音楽クイズ
- 映画クイズ
- 出版物クイズ
- 建造物クイズ
- 乗り物クイズ
- 身体部位クイズ 1〜2
- 身につけるものクイズ
- 郵便/電話クイズ
- 医学クイズ
- 戦争クイズ
- 職業クイズ
- 色クイズ
- 名前クイズ
- 聖書/キリストクイズ
- 年月日クイズ
- 月/曜日クイズ
- 一番クイズ
- 数字クイズ 1〜2
- 日本クイズ 1〜2
- 5.アメリカ編
- アメリカ州クイズ 1〜3
- アメリカの州ニックネームクイズ
- アメリカ都市クイズ 1〜2
- アメリカ地理/自然クイズ 1〜2
- アメリカ大統領クイズ 1〜2
- アメリカ通貨クイズ
- 自由の女神クイズ
- 星条旗クイズ
- アメリカクイズエトセトラ 1〜3
- ○×クイズ
- アメリカ生まれクイズ
- キャラクタークイズ
- アメリカクイズエトセトラ 1〜9
- 英単語直訳クイズ 1〜4
- 英単語クイズ=英語編 1〜4
- 英単語クイズ=日本語編 1〜7
- 英熟語クイズ 1〜3
- カタカナクイズ
- カタカナ語の一部の意味クイズ 1〜2
- カタカナ語の由来クイズ
- カタカナ語の元々の意味クイズ 1〜3
- 略語クイズ
- 日本語クイズ
- 英語クイズアラカルト 1〜7
- 付録 出題チェックリスト
まえがき
本書は「英語に対してマイナスのイメージを抱いている生徒たちに,どうにかして英語に興味を持たせたい」ということをテーマに,1997年から2000年にかけて出版された拙著「英語パズル・雑学教材」4部作の姉妹編として書かれたものです。英語や英語文化(主にアメリカ)などに関しての知識を問う1,500問のクイズ(三択クイズ〜12問×80項目=960問,○×クイズ〜12問×45項目=540問)が掲載されており,多種多様の題材からクイズを出題することができるようになっています。そして,ご利用いただく先生方の便宜を図るため,左ページが問題編,右ページが解答・解説編という見開き形式で編集しており,左ページの問題編はそのままコピーしてお使いいただけます。
楽しい雰囲気の中で活動することは,英語に慣れる有効な手段です。クイズを利用することもその1つの方法です。クイズは決して授業の主役になるものではありませんが,脇役としてうまく活用すれば,十分な教育的効果をあげることができるのです。
解答を知っていた時はうれしく思い,知らなかった時は知ってみようと思い,さらにはもっとたくさん知りたいと思う。これがクイズの魅力なのではないかと思います。つまり,クイズは人間の知識欲を刺激してくれるのです。
我々英語教員は英語を教えることはもちろんですが,生徒たちの「英語アレルギー」を治療する医師の役割も果たす必要があるのではないでしょうか?「英語アレルギー」をただちに完治させる特効薬などはありませんが,「英語に興味を持たせる」という効能を持つ薬剤を処方することは可能なはずです。
"What one likes, one will do well.(人は好きなことは何でもよくできる=好きこそ物の上手なれ)"ということわざがありますが,英語の学習においても同じことが言えます。すなわち,英語を好きになることが英語を上達させる上で最上の条件であるということです。
本書を「英語アレルギー」の症状を軽減させる新薬の1つとして加えていただけたならば幸いです。用法・用量等は症状に応じて,医師となる先生方が適宜ご判断下さい。そのままコピーOKという副題がついておりますが,必ずしもプリントにして生徒たちに配布する必要はありません。適当な項目から数問を選び,口頭で授業の導入時などに活用されてもよいと思います。なごやかな雰囲気が教室に漂うことでしょう。
"quiz(クイズ)"という言葉の起源についてはいくつか説があるようです。アイルランドのダブリンという都市で新しい言葉を流行らせようとした男が,街中の壁に"quiz"という意味のない謎の言葉をチョークで書きまくったことに由来するという説がよく知られています。
最後になりましたが,本書出版にあたり,数々のご助力をいただきました編集部樋口雅子さんに深く感謝申し上げます。
2006年2月 /吉田 文典
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