中学英語 高校入試力に挑む3
作文入試力

中学英語 高校入試力に挑む3作文入試力

ロングセラー

パターン別ワークシートで、「作文」入試力が身に付く!

高校入試シリーズ3部作の第3巻は「作文入試力」。生徒の英作文力をつける基礎問題として「メモ型」「条件型」英作文に挑む。さらには自由発想の問題「空所補充型」「テーマ型」「イラスト型」の英作文について、問題分析を行い指導の着眼点を具体的に解説した決定版。


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PDF
ISBN:
978-4-18-745317-0
ジャンル:
外国語・英語
刊行:
対象:
中学校
仕様:
A5判 256頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年11月20日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
第1章 生徒の英作文力をつける基礎問題@
〜「メモ型」英作文〜
第2章 生徒の英作文力をつける基礎問題A
〜「条件型」英作文〜
第3章 生徒の英作文力をつける“自由発想”問題@
〜「空所補充型」英作文〜
第4章 生徒の英作文力をつける“自由発想”問題A
〜「テーマ型」英作文〜
第5章 生徒の英作文力をつける“自由発想”問題B
〜「イラスト型」英作文〜
第6章 生徒の英作文力をつける“自由発想”問題C
〜「メール・手紙文型」英作文〜
第7章 生徒の英作文力をつける“自由発想”問題D
〜「意見文型」英作文〜
第8章 生徒の英作文力をつける“自由発想”問題E
〜「QA型」英作文〜
第9章 入試英作文における採点法
第10章 語彙問題
あとがき

まえがき

 本書は,高校入試シリーズ3部作のうちの最終巻,第3巻です。

 第1巻は「文法問題」,第2巻では「読解問題」を扱い,その指導のコツを整理してみました。

 指導にはコツがあります。

 私のコツ探しは,入試問題の分析です。

 例えば,入試文法。

 代名詞では,次のような問題が出ています。


 (問題1)次の対話文の( )内に入る適当な英語をア〜エのうちから1つずつ選び,記号で答えなさい。

  A : Whose camera is this ?

  B : It's (        ).

     ア. I  イ. my  ウ. me  エ. mine   (岩手県 2004年)

 (問題2)次の英文を最も適切な表現にするには,( )内のどれを用いたらよいか。記号を○しなさい。

  This is Nancy's bike, and that is (ア. I イ. my ウ. me エ. mine).   (栃木県 2004年) 

 (問題3)次の英文を対話文として完成しなさい。

  A : Whose bags are these ?

  B : The red bag is Akiko's and the blue one is ______

     (ア. I  イ. my  ウ. me  エ. mine).   (千葉県 2006年) 

 (問題4)次の英文を完成させるのに最も適当なものを,( )内のア〜エの中から1つずつ選び,記号で答えなさい。

  A : Is this your book or Yukiko's ?

  B : It’s (        ).

     ア. I  イ. mine  ウ. she  エ. her   (沖縄県 2006年) 


 これらの問題を見たときに,

 「あれ,答えがすべて,mineだ!」

 「それもそうだよな……」

 「だって,選択肢を4つ設けるには,I - my - me - mineや,we - our - us - oursのような4つの変化がなくては作問できないからな……」

というように,出題傾向が見えてきたのです。

 ここまで読まれた先生は,「なんだ,テクニックじゃないか……」と思われたかもしれませんが,子どもにとって,保護者にとって,入試で「点がとれる」というのは,大きな問題なのです。

 なぜなら,高校に入れるということが,その子の自己実現をはかる1つの道なのですから……。

 詳しくは,第1巻に,親としての気持ちを載せました。


 さて,このように,過去5年分程度の入試問題を見ていくと,出題者の意図が見えてきました。

 それを授業で指導できるように,(あくまでも学校教育でのメインではありませんが)これも指導できてこそ,プロなのではないかと思っています。

 私は,中学英語教師のプロの条件として,3つをあげます。

 1つ目は,


  生徒が“熱中するような楽しい授業”ができること。


 2つ目は,


  基礎基本を確実に身につけさせる“指導技術”をもっていること。


 3つ目は,


  “入試に対応する力”をつけてあげられること。


の3つです。

 残念ながら,普通の授業をやっていて,入試の力はつくとは思えません。

 つくというなら,生徒がどこかで勉強しているのです。

 もしくは,きちんと入試対策の指導をしている先生です。

 例えば,


  Mary made this poem. Her poem was appeared in the newspapers all over the world.

  It made her famous.


という文があるとします。

 ここで,どんな「入試力学習」をさせるか……。

 それが見える先生は,きっと入試力指導をきちんと授業の合間で,やっている先生でしょう。

 50分の授業まるまる入試力を指導するという意味ではありません。

 教科書に出てきたときに,その時々で指導していくのです。


 その視点を教師がもつのです。

 先ほどの文章では,やはり,It made her famous.を扱います。


  Itとは,何を指しますか。具体的に日本語で答えなさい。


 授業で,新出単語をやり,音読をやり,内容理解をやったあと,ぽつりとこのような問題を出してみるのです。

 時々,答えは2種類に分かれます。

 これは,教員も,です。

 多くのセミナー会場で,この話題を出します。

 すると教員ですら,2種類に分かれるのです。

 1つは,

 「世界中の新聞にメアリーが作った詩が載ったこと」

であり,もう1つは,

 「メアリーが作った詩」

です。

 入試では,どちらかが正解となります。

 答えは,「メアリーが作った詩」です。

 そこで,次のように問います。


  じゃ,もし,ここでitでなく,thatだったらどうなりますか。


と聞きます。

 すると,「メアリーの詩が世界中の新聞に載ったこと」となります。

 ここは,セットで指導します。

 中学2年生にも指導しました。

 ここでのポイントは,「itは,名詞を指す」「thatは文を指す」ということです。

 詳細は,第2巻『“読解”入試力』(明治図書)を参照ください。


 さて,本書は,最終巻『作文入試力』です。

 ぜひ,この全3巻から,先生方流の入試力指導を広げていって欲しいと思います。

 アイデアは,ないところからは生まれません。

 以前あるアイデアから,次のアイデアが生まれます。

 本書シリーズを手にし,本書のアイデアと,先生方のアイデアが絡み合い,新しいものが生まれることを期待しております。

 入試力という高い峯を目指し,共に研鑽していきましょう!


  平成22年1月   /瀧沢 広人

著者紹介

瀧沢 広人(たきざわ ひろと)著書を検索»

1966年1月 東京都東大和市に生まれる

1988年3月 埼玉大学教育学部卒業

1988年4月 埼玉県秩父郡皆野町立皆野中学校

1993年4月 埼玉県秩父郡小鹿野町立長若中学校

1997年4月 ベトナム・ホーチミン日本人学校

2000年4月 埼玉県秩父市立尾田蒔中学校

2003年4月 埼玉県秩父郡小鹿野町立小鹿野中学校

2009年4月 埼玉県秩父郡小鹿野町立小鹿野小学校

      現在に至る

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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