中学英語 高校入試力に挑む1
文法入試力

中学英語 高校入試力に挑む1文法入試力

ロングセラー

指導のコツと豊富なプリントで「文法」入試力UPを約束!

入試力を身につけるのは、ほんのちょっとしたコツであると著者は主張する。本書は「英語入試力」をテーマにそのコツを説く。入試問題の分析をふまえ、文法入試力をどう指導するか、そのための入試力を意識した学習プリント開発を徹底して行い入試力を向上させる。


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PDF
ISBN:
978-4-18-745119-0
ジャンル:
外国語・英語
刊行:
対象:
中学校
仕様:
A5判 340頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年11月14日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
第1章 英語入試力が新たなテーマに!
1 コミュニケーションを目指した英語指導
2 コミュニケーションから「基礎・基本」へ
3 なぜ?――英語入試力……?
第2章 「文法」入試力に迫る
〜入試問題分析〜
1 公立高校の入試問題分析〜1年で学習する文法の中で,多く出されているものは?〜
2 公立高校入試 中2の文法事項〜不規則動詞は書けるようにせよ!〜
3 公立高校入試 中3の文法事項〜後置修飾は,並べ替え問題を攻略しよう〜
4 文法入試問題は何種類??〜問題形式を分析する〜
5 私立高校の入試問題では……!
第3章 中学生に,どう入試「文法力」を指導するか?
〜入試力を意識した授業展開〜
1 現在分詞の後置修飾の入試問題分析
2 「文法」入試力に近づける英語指導
3 「文法」入試力を身につけるための3つのプリント
第4章 「文法」入試力に挑む
〜入試力を意識した学習プリント〜
〔中学1年生〕
1 「be動詞」の入試文法〜主語が2人以上の時は,areになる!〜
2 「人称代名詞」の入試文法〜mineとwe our us oursが狙われる!〜
3 「3人称単数現在形」の入試文法〜主語が複数の時のbe動詞に注意!〜
4 「疑問詞」の入試文法〜前後から意味を類推させよう!〜
5 「過去形」の入試文法〜不規則動詞が書けるか?〜
〔中学2年生〕
6 「過去進行形」の入試文法〜語の適切な変化〜
7 「未来形」の入試文法〜並べ替えて,表現できるか?〜
8 「助動詞」の入試文法〜don't have toに要注意!〜
9 「接続詞」の入試文法〜前後関係から接続詞を選ばせる!〜
10 「動名詞」の入試文法〜5種類の動名詞を使い分けさせよう!〜
11 「不定詞」の入試文法〜形容詞的用法の並べ替えに注意!〜
12 「SVOO」の入試文法〜「並べ替え問題」に習熟させよう!〜
13 「比較」の入試文法〜多様な問題形式に慣れさせよう!〜
14 「受け身」の入試文法〜過去分詞をしっかり理解させる〜
〔中学3年生〕
15 「現在完了」の入試文法〜すべて大事!〜
16 「関係代名詞」の入試文法〜主格のthatの省略で「並べ替え問題」〜
17 「現在分詞の後置修飾」の入試文法
18 「過去分詞の後置修飾」の入試文法
19 「7構文」の入試文法〜構文を知り,並べ替え問題を習熟〜
20 「間接疑問文」の入試文法〜「疑問詞の次は主語+動詞」を徹底して教える〜
第5章 発音・アクセント問題を攻略する
1 アクセント問題
2 発音問題
3 強く発音する語
4 適切な区切り
アクセント問題
入試「発音」問題
入試「区切り」問題
「文の中で強く読む語」入試問題
付録 文法の書き換え問題で英語力アップ
書き換え問題
あとがき

まえがき

 本書は,入試力をテーマにした著作3部作です。

 今まで私は,「コミュニケーション活動」,「英語学習の基礎基本」という2本柱で学習指導を行ってきました。

 そして,生徒の英語力を伸ばそうと,授業に「工夫」を加えてきました。

 しかし,2年前,娘の受験を契機に新たな課題が生まれたのです。

 それは,「入試というのは,生徒にとっても親にとっても,重要事ということ」でした。

 なぜなら,高校に受かるというのは,その子の自己実現を図る1つの手段だからです。

 誰が何と言おうと,進学を希望している高校に入ることが,その子の夢の実現に一歩近づくわけです。

 夢を実現するために,進学し,子どもたちは道を模索するのです。

 そして,その夢を実現させていくのが,親や教師の役割ではないか……と思ったのです。

 つまり,「入試で点がとれるようにすること」です。

 テストで点がとれるような力をつけさせることです。

 そして私は,娘との受験勉強の中で,“入試力”を身につけるのは,ほんのちょっとしたコツであることを知りました。

 英語で言えば,例えば,次のような問題です。


  “Well, …Mother, …if you have some time after dinner, can you teach me how to repair the yukata?”When Saki said this to her mother, Cathy shouted, “Yes, Saki, let's try ! Let's learn it from your mother together. If you repair the yukata very well, you can give it to your daughter in the *future. Isn't that great ?”“And my future daughter can also wear the same yukata to the Bon Odori we are going to. That'll be wonderful,”said Saki.  *future 将来(山形県 2007年)


 「下線部thatは,どのようなことをさしていますか。日本語で具体的に書きなさい」という問題です。

 山形県の2007年度入試で出題されました。

 ここでの“入試力”のポイントは3つです。

 1つは,


 下線部の前に答えがある


ということです。

 以前,かなり英語のできる生徒に,「この問題の答えはどこから見付けたの」と聞いたら,下線部から遠く離れた所から答えを見付けようとしていました。

 そこで,「下線部問題は,その前後に答えが書いてあるんだよ」と言うと,「ああ,そうか……」と,すごく納得した顔をしていました。

 さらに,2つ目は,


 下線部thatは,一文をさす


と教えました。

 また,指示語itは,名詞を指します。

 それを教えてあげるだけでも,ずいぶんと違います。

 「ああ,そうか……」となります。

 3つ目は,


 “〜ということ”で終わること


です。

 この中でも最も大切なのは,3番目です。

 答え方をも,教えるのです。

 それが,入試力です。

 どのように答えれば,点がもらえるのか,教えるのです。

 そのためには,教師が入試問題を解かなくてはいけません。

 入試問題を「入試力」という視点で,分析しなくてはいけません。

 どのような問題が出題されているのか,問題を分析しなくてはいけません。

 そうする中で,生徒にとって効果的な指導法がうまれてきます。

 例えば,先ほどの問題で「ゆかたを上手に直せれば,将来,娘にそのゆかたをあげられる」と書いては間違いです。

 「ゆかたを上手に直せれば,将来,娘にそのゆかたをあげられるということ」と,語尾を「〜すること」としなければ,間違いになります。

 「〜ということ」というように答えさせるようにするのです。

 そう答えると,○がもらえます。

 こういうことを教えていくのが,私の考える「入試力」なのです。

 これは,塾でやっていることです。

 本書は,そうしたほんのちょっとしたコツを生徒に教えていきましょう……と提案する著作です。

 3部作の第1巻,本書には,「文法」「発音・アクセント問題」を中心に取りあげました。

 文法事項を過去5年間,公立高校の問題を調べてみると,


 よく出る「文法事項」は何か?

 よく出される「問題形式」にはどんな種類があるか?

 文法事項がまるっきりでていない県は,どこか?


が非常によくわかりました。

 すると,文法では,どのような問題ができるようになればいいのかわかり,定期テストにさりげなく入れることもできます。

 同様に,発音問題でよく出されるものはなにか……。

 アクセント問題では,どのようなコツがあるのか……。

 強調して読む語はどれか……などなど。

 答えは,本書にあります。

 教師が「入試力」を知っていれば,自信を持って教壇に立つことができます。

 中学3年生の関心事は,「入試」です。

 コミュニケーション活動ではありません。

 入試に対応できる力を充分つけて,その上で,本来やりたい「コミュニケーション活動」を思いっきり展開しましょう。


 最後に,私の残す本のほとんどは,「理論書」ではありません。

 「活用書」です。

 活用することを想定して,作成しています。

 なので,本書でも,先生方が,授業で使えるような形の,ワークシート形式に工夫をしました。

 そして,そのワークシートに思いの外,時間がかかってしまいました。

 しかし,実際に生徒にワークシートをやらせてみると,生徒は見事にできるようになっていく事実が見られました。

 現在,私は習熟度別少人数指導で,英語を苦手としている生徒を教えています。

 やはり,生徒はある程度の“学習量”が必要なのです。

 そのために,本書は,これだけのページ数を必要としました。

 しかし,必ず有効に授業で活用できると自負しております。

 ぜひ,ご活用いただき,ご意見をいただけると幸いです。


  平成21年1月1日   /瀧沢 広人

著者紹介

瀧沢 広人(たきざわ ひろと)著書を検索»

1966年1月 東京都東大和市に生まれる

1988年3月 埼玉大学教育学部卒業

1988年4月 埼玉県秩父郡皆野町立皆野中学校

1993年4月 埼玉県秩父郡小鹿野町立長若中学校

1997年4月 ベトナム・ホーチミン日本人学校

2000年4月 埼玉県秩父市立尾田蒔中学校

2003年4月 埼玉県秩父郡小鹿野町立小鹿野中学校

大学4年生の時に,向山洋一氏の著書に出会い,その後,法則化中学英語に学び,TOSS型中学英語授業研究会で勉強中。地元秩父で,トークライン中学秩父「JE」サークルを主宰。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 滝澤先生の著書は何冊も購入させていただいています。どの本もわかりやすく、すぐに現場で使えるものばかり。自分の至らない授業を振り返ることができています。いつもがんばろうと思わせていただいています。
      2016/11/2250代・中学校勤務
    • いつものように早速購入して読んでみました。
      めざすべき目標の過程の1つに入試の視点があり、
      共感することばかり。すぐに読みきってしまいました。

      読んでいて、これから授業をするのが楽しみになりました。

      来年度を見据えながら計画して、このプリントを使ってみようと
      思います。





      2009/3/1新米英語教師
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