対談・中学校新教育課程保健体育科の授業をどう創るか

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本書は「これからの保健体育科の授業をどう創るか」ということを主題とし、体育分野、保険分野それぞれに対談形式でまとめるものである。


復刊時予価: 2,728円(税込)

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-726707-7
ジャンル:
保健・体育
刊行:
対象:
中学校
仕様:
A5判 136頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

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はじめに
第T部 体育分野編
/本村 清人(文部省体育局体育官) /齊藤 孝司(東京都東大和市教育委員会指導室長)
1 改訂のねらいは何か
「生きる力」
「生きる力」と学校体育
保健体育審議会答申の視点
運動に親しむ態度の育成について
体力の向上について
保健体育の目標
生涯にわたっての豊かなスポーツライフ
心と体の一体化
「体ほぐしの運動」の考え方
武道の取扱い
運動に親しむ資質や能力の育成
2 改訂の重点課題は何か
個に応じた指導の充実
運動の取り上げ方の弾力化
一貫性のあるグランド・デザインを描く
器械運動そのもののよさを味わう
体力の向上についての内容の重点化
運動の学び方の重視
体育に関する知識
3 改訂の内容を解説する
「体ほぐしの運動」とは
「体ほぐしの運動」の具体的活動
「体ほぐしの運動」の取扱い
「体ほぐしの運動」の評価
「体力を高める運動」との関連
集団行動の取扱い
スポーツ・ダンス領域における改善点
器械運動のねらい
陸上競技−「障害走」から「ハードル走」へ
着衣泳の実践課題
ニュースポーツの取扱い
現代的なリズムのダンス
4 改訂で授業はこう変わる
「内容の取扱い」
体育と保健を関連付ける「体ほぐし」
自然体験的な活動
「総合的な学習の時間」との関連
地域に開かれた学校
5 改訂で求められる研究課題
授業の改善・充実
「指導書」から「解説書」へ
「体ほぐしの運動」の実践的研究
選択制授業の改善・充実
自ら学び,自ら考える体育の学習活動の促進
子供たちの変容と豊かな人間性の育成
第U部 保健分野編
/戸田 芳雄(文部省体育局学校健康教育課教科調査官) /大島 研一(新潟県教育庁中越教育事務所学校管理課管理主事)
1 教育課程改善のねらい
ヘルスプロモーションの理念に立った実践力の育成
ヘルスプロモーションの理念
2 改訂の重点課題
改善の基本的な四つの視点
具体的な課題は何か
3 改訂の具体的な内容と厳選との対応
体と心の発育・発達を一体的にとらえる
現行と比較しての改善・充実内容
実践的な力を育成する授業の組み立て方を
4 改訂で授業はどう変わるか
課題学習の推進
実験や実習を取り入れた授業の展開
課題学習の具体例
5 改訂で求められる研究課題
指導計画作成の工夫
課題学習の指導の工夫と評価
保健と「総合的な学習の時間」等とのかかわり
資料
1 学習指導要領 総則
2 学習指導要領 保健体育

はじめに

 国際化,情報化の進展など一層急激な変化が予想されるこれからの社会において,生徒一人一人が,自ら学び,自ら考えるなど変化に主体的に対応し,生きることのできる資質や能力を育成することをねらいに,21世紀を展望した教育改革が進められています。このような中,平成10年12月に新しい学習指導要領が告示され,中学校教育の方針や教育内容,指導計画の作成や内容の取扱いなどが示されました。

 今回の教育改革の大きなテーマは,「ゆとり」の中で「生きる力」をはぐくむことにあり,個性尊重という基本的な考え方に立って,選択幅の拡大など一人一人の能力・適性に応じた教育の展開を目指しています。

 中学校の保健体育科の授業は,これらの考え方を受けて,心と体を一体的にとらえ,運動や健康・安全についての理解と運動の合理的な実践を通して,積極的に運動に親しむ資質や能力を育てるとともに,健康の保持増進のための実践力の育成と体力の向上を図ることを目標として進めることとしています。

 本書は「これからの保健体育科の授業をどう創るか」ということを主題とし,体育分野,保健分野それぞれに対談形式でまとめたもので,今回の一連の教育改革や新しい学習指導要領について,それぞれの分野での改善のポイントや特徴的な内容について話し合っています。

 体育分野では,心と体を一体としてとらえる観点からの「体ほぐし」の考え方,運動の取り上げ方の弾力化,内容の重点化などを中心に,また,保健分野では,実践力の育成をねらいとする保健学習の基本的な考え方や内容,課題学習の進め方などが対談の柱となっています。

 読者の皆さんには,それぞれの分野の対談を通して,新しい学習指導要領の基本的な考え方や特徴的な内容,さらには,具体的な授業のイメージをつかんでいただけるものと思います。そして,そのことから,21世紀に向けての教育改革への手応えを感じ取ることができたとしたら,本書の趣旨がいかされたものと思います。

 お忙しい中を対談にご協力いただきました東京都東大和市教育委員会指導室長(前東京都教育委員会指導主事)の齊藤孝司先生と新潟県教育庁中越教育事務所学校管理課管理主事(前新潟県新発田市立佐々木中学校長)の大島研一先生に心より御礼申し上げます。

 また,本書を発刊するに当たって,ご協力をいただきました明治図書出版の石塚嘉典氏に深甚の謝意を表したいと思います。


  平成11年5月   /本村 清人 /戸田 芳雄

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      明治図書

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