- [イントロダクション]教育研究の要となる研究主任の仕事とは?
- 研究主題
- 001 状況に応じて研究主題を作成する
- 002 研究主題と副題の違いを理解する
- 003 3観点の中から研究主題を絞り込む
- 004 教科限定型主題のメリット・デメリットを理解する
- 005 教科横断型主題のメリット・デメリットを理解する
- 006 研究主題の決め方@ 職員による話し合いで決定する
- 007 研究主題の決め方A アンケートを踏まえて決定する
- 008 研究主題の決め方B 現代的な教育課題から決定する
- 009 インパクトのある言葉で勝負する
- 研究計画
- 010 だれが読んでもわかる研究計画を作成する
- 011 主題設定の理由に説得力をもたせる
- 012 研究内容・研究方法を明確にする
- 013 育成したい資質・能力を系統化する
- 014 研究授業の年間計画@ 授業者を決める
- 015 研究授業の年間計画A グループ別研究を導入する
- 016 研究授業の年間計画B アンケートを実施する
- 017 研究授業の年間計画C 公開研究会を見通す
- 018 検証計画を立てる
- 019 型にはめ過ぎず教員の工夫やアイデアを生かす
- 020 自分にとっても未知な領域の研究を積極的に進める
- 年度はじめの研究推進
- 021 部会のメンバー全員に業務を分担する
- 022 部会のメンバーから挑戦したいことを募る
- 023 教科別・内容別グループリーダーを設ける
- 024 資料を用いて研究の方向性をわかりやすく示す
- 025 全校で統一することを確実に伝える
- 026 4月のうちに提案授業を行う
- 027 学習指導案の見本を示す
- 028 学習指導案の様式@ 枚数を限定する
- 029 学習指導案の様式A ビジュアル化する
- 全校で統一して行う取組
- 030 読書タイムで子どもたちを落ち着かせる
- 031 帯タイムで基礎学力の向上を図る
- 032 最低限の学習ルールを整える
- 033 全校集会で取組を子どもたちに説明する
- 研究授業の準備
- 034 研究授業の目的を明確にする
- 035 個々の教員の「やりたいこと」を最優先する
- 036 当日に向けてのスケジュール管理をする
- 037 参考になる文献や情報をさりげなく提供する
- 038 事前研究@ 指導案検討は単元計画と本時の展開に絞る
- 039 事前研究A 授業者の判断で模擬授業を行う
- 040 事前研究B 希望者だけで模擬授業を行う
- 041 事前研究C 授業者の迷いに最後までつき合う
- 042 事前研究D 類似した授業を行い,授業者に見てもらう
- 043 学習指導案チェック@ 授業者の思いを最優先する
- 044 学習指導案チェックA 授業者を守る
- 045 直前準備@ 授業研修会を万全に準備する
- 046 直前準備A 授業評価シートを配付する
- 047 直前準備B 失敗OKの明るい声かけを行う
- 048 直前準備C 手伝いに若い先生を連れて行く
- 研究授業と研究協議会
- 049 研究授業@ 鷹の目&蟻の目で参観する
- 050 研究授業A 授業後の声かけを大切にする
- 051 研究協議会@ 協議会を円滑に進める
- 052 研究協議会A 自由討議で進める
- 053 研究協議会B 分散討議で進める
- 054 研究協議会C 分散+部分的自由討議で進める
- 055 研究協議会D 若手教員の活躍の場をつくる
- 056 研究協議会E 代案の提示をルールとする
- 057 研究協議会F 授業者の達成感を大事にする
- 定期研修会
- 058 ワークショップ型の研修会を定期的に実施する
- 059 困り感に応じた研修会を企画する
- 060 ネットワークを駆使して外部に講師を依頼する
- 061 校内の先生に研修会講師をお願いする
- 062 自由参加型の研修会を企画する
- 日常的な取組
- 063 「ウェルカム授業」で日常的に授業を公開する
- 064 職員室で授業のことを積極的に話題にする
- 065 個々の課題と向き合い,授業を公開して応える
- 066 授業の教材やノウハウを積極的に提供する
- 067 研究通信@ 定期的な発行で意識を高める
- 068 研究通信A 研究授業前後に発行する
- 069 研究通信B 主任以外の実践を発信する
- 070 校内環境を整備して研究色を際立たせる
- 検証
- 071 様々な検証方法があることを理解する
- 072 アンケート調査を基に効果を検証する
- 073 学力調査・パフォーマンス課題を基に効果を検証する
- 074 学力や学習意欲の低い子に焦点を当てて検証を行う
- 公開研究会
- 075 公開研究会に向けて明確な役割分担を行う
- 076 遅くとも半年前までに全体計画を作成する
- 077 公開研究会までのタイムスケジュールを作成する
- 078 研究紀要の基本を押さえる
- 079 ビジュアル化した研究紀要を作成する
- 080 研究紀要は校内研究の足跡をしっかり残す
- 081 検証結果を正直に示し,課題をしっかり発信する
- 082 指導案集は枚数を決めて形式をそろえる
- 083 個々の指導案を見比べながら最終チェックを行う
- 084 グループ別で模擬授業を実施する
- 085 映像を交えながら研究発表をする
- 086 研究内容をアピールしつつ,「道半ば」を強調する
- 087 原稿を読まず,自分の言葉で研究発表をする
- 088 全体会・分科会の準備を抜かりなく行う
- 089 公開研究会直前は全体のサポート役に徹する
- 090 厳しいアンケート結果も素直に受け入れる
- 091 全員にとって学びが多く,達成感を得られるようにする
- 指導・助言
- 092 教員のタイプに応じた指導・助言をする
- 093 研究意欲の高い若手教員には積極的な挑戦を促す
- 094 研究意欲の低い若手教員には具体的な方法を示す
- 095 研究意欲の高いベテラン教員には教えを請う姿勢を貫く
- 096 研究意欲の低いベテラン教員にはひたすらお願いする
- 097 初任者指導ではフィードバックを大切にする
- まとめ・振り返り
- 098 検証を踏まえて研究のまとめを作成する
- 099 年度末研修会で1年間の歩みを振り返る
- 100 研究主任としてスキルアップを欠かさない
はじめに
「新年度から研究主任に着任したが,何から手をつけていけばよいのかまったくわからない」
「校内研究をどう進めればよいのか見通しがもてない」
「職場の先生方の研究意欲が高まらず日々苦労している」
本書はこうした研究主任の先生方のお悩みに応えるために,主任としての大切な心構えや具体的な業務の進め方についてまとめた一冊です。
いうまでもなく,研究主任の任務は,校内研究を推進していくことです。しかし,ひと口に「校内研究の推進」といっても,研究主題や研究計画の作成,研究授業の推進,公開研究会の運営など,その業務は多岐にわたります。さらに,多様な教員が集まる学校という組織の中で,うまく先生方のモチベーションを高めながら,かつ効率よく業務を進めていくスキルが研究主任には求められます。
教員になって25年。私はこれまで,研究主任という任務を幾度となく担ってきました。その中で得た知識や経験を基に,研究主任の仕事について解説します。
さあ,本書を基に,校内研究を活性化し,子どもの学びをより豊かにする方法について学んでいきましょう!
2026年1月 /有松 浩司
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明治図書















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