- はじめに
- 1 本校の英語活動の基本的な考え方
- 世界に目を向ける心を育てる英語活動
- 2 英語活動の授業の実際
- (1) 担任による英語活動の授業〜第3学年〜
- (2) 日々の英語活動の授業〜第4学年〜
- (3) 日々の英語活動の授業〜第6学年〜
- (4) 英語劇〜第4学年〜
- (5) 英会話番組制作〜第6学年〜
- (6) 国際交流との連動〜第6学年〜
- 3 授業で使える英語ゲームの実際
- (1) ロンドンブリッジ
- (2) カードとりゲーム
- (3) フルーツバスケットゲーム
- (4) チャンツゲーム
- (5) カルタゲーム
- (6) サークルカードゲーム
- (7) 仲間さがしゲーム
- (8) 時間制限ゲーム
- (9) カード交換ゲーム
- (10) カウントゲーム
- (11) フェイスビルディングゲーム
- (12) 負けてもOK!!
- (13) ラッキーパーソンゲーム
- (14) クイック質問ゲーム
- (15) サイモンセッズ
- (16) ジャンケンゲーム
- (17) ホットクロスバン
- (18) 動作まねゲーム
- (19) 友達紹介ゲーム
- (20) 曜日カウントゲーム
- (21) ビンゴゲーム
- (22) Whichゲーム
- (23) 3秒会話バトル
- (24) 質問ゲーム
- 4 英語活動年間指導計画
- 第3学年 平成16年度 英語活動年間指導計画
- 第4学年 平成16年度 英語活動年間指導計画
- 第5学年 平成16年度 英語活動年間指導計画
- 第6学年 平成16年度 英語活動年間指導計画
- 5 英語活動学習指導案のすべて
- 第3学年 英語活動学習指導案(第1週〜第35週)
- 第4学年 英語活動学習指導案(第1週〜第35週)
- 第5学年 英語活動学習指導案(第1週〜第35週)
- 第6学年 英語活動学習指導案(第1週〜第31週)
- 6 授業で使えるイラスト一覧
- 第3学年
- 第4学年
- 第5学年
- 第6学年
- 付録CD-ROMの使い方
- おわりに
はじめに
文部省(現文部科学省)で,平成10年12月に学習指導要領が改訂され,総合的な学習の時間が創設されました。その後,平成15年には一部改正されましたが,その小学校学習指導要領・第一章総則第3の6の(5)に,国際理解に関する学習の一環として外国語会話を行うときについての配慮事項が示されています。そこで本校は,国際理解教育として「総合的な学習の時間」の中で,世界の人々と積極的な交流を図るための心構えや技能を学び,そのコミュニケーション能力を育成することに重点を置いた英語活動及び国際交流活動を行っています。
初等教育における児童への英会話を含めた異文化理解の学習の意義と影響力は大きく,これからも益々重要な課題となることが考えられます。小学校でも英会話導入に関しては,それぞれの地域や学校によって考え方や実施方法も異なり,各学校の自主的な運営に委ねられているのが現状でしょうし,この時間の活用法も多岐にわたっていることと思います。
本校においては,児童の学習意欲や教育成果を考慮しながら,授業内容・方法について工夫いたしておりますが,今後もさらに研究を重ね,検討をしていくことが大切だと考えております。
今回個々に,本校での「総合的な学習の時間」における英語活動及び国際交流活動の実践とその内容をまとめ,「小学校英語活動 365日の授業細案―すぐ使えるゲーム&イラスト集―」と題して刊行することといたしました。これが教育現場での多くの方々にとって少しでもご参考となり,お役に立てばたいへんうれしく思います。
また,本書を出版するにあたりまして,温かいご理解とお力添えをいただきました明治図書の樋口雅子編集長には,心より感謝申し上げます。
平成17年2月 熊本大学教育学部附属小学校 校長 /平和 孝嗣
その時、その本はとても役立つ。カリキュラムの編成、ゲームのアイディア、そして授業で活用しやすいカード類が充実でいている。また活動の様子をCD−ROMで見られるのもとてもためになります。
「英語どうしよう?」と思っている人には是非お勧めです。また、たくさん英語活動の書籍が発売されていますが、その中の一冊に加えて頂く価値のあるものだと思います。
まずは授業細案のままやってみてください。年間数時間の英語活動への消極的な気持ちがやわらぎ、楽しく簡単な英語活動を行えます。英語活動の敷居を下げてくれる内容となっています。