- まえがき
 - T 時・暦・時計――もの識りクイズ
 - Q1 今のカレンダーはどの天体の動きから作られているの?
 - Q2 春分・秋分の日は,どうやって決めるの?
 - Q3 午前・午後・正午の名前の由来は?
 - Q4 日本時と世界時はどれだけちがうの?
 - Q5 飛鳥時代の時計って,どんなもの?
 
- U 太陽の動き――もの識りクイズ
 - Q6 日の出・日の入りに太陽が大きく見えるのはなぜ?
 - Q7 夕焼けは,どうして赤いの?
 - Q8 晴れた日,空が青いのはどうして?
 - Q9 夏と冬に日の出・日の入りにちがいがあるのはなぜ?
 - Q10 南半球の太陽はどこから出てどこに沈むの?
 - Q11 「太陽の高さ」はどのようにして計るの?
 - Q12 太陽の高さと気温は関係があるの?
 - Q13 太陽が一番高く登った時は気温も一番高いの?
 - Q14 夏は暑く,冬は寒いのはどうして?
 - Q15 日食はどうしておこるの?
 
- V 月の動き――もの識りクイズ
 - Q16 月はどこから出てどこに沈むの?
 - Q17 月が形を変えるのはなぜ?
 - Q18 新月ってどんな月?
 - Q19 上弦の月,下弦の月の名前の由来は?
 - Q20 太陽が沈むと,満月はどこに見えるの?
 - Q21 十六夜月(いざよいの月)っていつの月?
 - Q22 月は何日ぐらいで満ち欠けをくり返すの?
 - Q23 月が落ちてこないのはなぜ?
 - Q24 月の裏側はどうしてみえないの?
 - Q25 月食はどうしておこるの?
 
- W 星座――もの識りクイズ
 - Q26 星座はいつごろ,どこでつくられたの?
 - Q27 季節によって見える星座がちがうのはなぜ?
 - Q28 (星座の話1)オリオンは何に殺されたの?
 - Q29 (星座の話2)おおくま座とこぐま座のもとの姿は?
 - Q30 (星座の話3)はくちょう座は誰が変身したものなの?
 - Q31 星座で一番大きいのは何?一番小さなものは何?
 - Q32 おりひめ・ひこぼしは星座の何という星か?
 
- X 星の動き――もの識りクイズ
 - Q33 星は動いているの?同じところにいるの?
 - Q34 日本での星の動き方はどんなかな?
 - Q35 1時間に星はどのくらい動くのだろう?
 - Q36 星の位置はどうやって決めるの?
 - Q37 星にも住所があるの?
 - Q38 南半球の星の動きはどんなふう?
 - Q39 北極や南極では星の動きはどんなふう?
 
- Y 太陽系――もの識りクイズ
 - Q40 太陽の大きさはどのくらい?
 - Q41 太陽の表面温度は何度くらい?
 - Q42 太陽風ってなんだろう?
 - Q43 惑星って何?いくつぐらいあるの?
 - Q44 太陽から地球まで,どれくらい離れているの?
 - Q45 ケプラーの3つの法則って?
 - Q46 ニュートンがリンゴから考えた法則とは?
 - Q47 フーコは何を使って地球の回転を証明したの?
 - Q48 地球はどのくらいの速さで回っているの?
 - Q49 動いている地球,物を落としたらどうなるの?
 - Q50 月は暑いのか?それとも寒いのか?
 - Q51 月で体重を計るとどうなるの?
 - Q52 衛星って?
 - Q53 衛星はすべて丸いの?
 - Q54 隕石と流れ星の違いは何?
 
- Z 恒星――もの識りクイズ
 - Q55 1光年ってどれくらいの距離?
 - Q56 おりひめ星とひこ星はどれくらい離れているの?
 - Q57 星の明るさの表し方は?
 - Q58 星はどこで生まれるの?
 - Q59 星が死んだらどうなるの?
 
- [ 銀河・宇宙――もの識りクイズ
 - Q60 天の川の正体は何?
 - Q61 銀河系の大きさはどれくらい?
 - Q62 太陽系はどこにあるのだろう?
 - Q63 銀河系の外にも星の集まりはあるの?
 - Q64 クエーサーって何?
 - Q65 ハッブルの発見した法則とは?
 - Q66 宇宙の地平線までの距離は?
 - Q67 宇宙の生まれたのは,いつごろ?
 - Q68 大昔の人は宇宙をどのように考えていたの?
 
まえがき
小学校における天文の授業は,5年生の「太陽と月」そして6年生の「星の動き」です。どちらも天体の動きが中心で,観察した位置を記録していくようになっています。
天体の位置の観察だけでは,子どもたちの天体に対する興味・関心は,薄れていくこともあります。星座神話・宇宙・暦・天文史・古代人の宇宙観などのお話を入れるとよいと思います。そして,何といってもナマの星空を見せることが大切です。天然プラネタリウムと望遠鏡による観望会を行うことを望みます。学校での学習が家庭でも興味を引き,親子の星の観察や公開天文台への利用へとなればと思います。
またこの面白クイズですが,三択式になっています。正解が出ればよしと子どもたちは思いがちです。結果よりも答えが出てきた過程から,天体に対する興味を引きたいものです。
またこのクイズを読み,星に興味がでた子は星座神話の本を読んだり,宇宙に関する本を読んだりしていくことを望みます。天体関係のものは観察・実験が難しいので,この本が,天文に興味を持つきっかけづくりになることを願っています。
1997年8月 /西村 一洋
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明治図書
 
















