授業面白ゼミナール19
理科授業に使える“天体”もの識りクイズ

授業面白ゼミナール19理科授業に使える“天体”もの識りクイズ

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時・暦・時計/太陽の動き/月の動き/星座/星の動き/太陽系/恒星/銀河・宇宙というように天体に関する問題をQ&Aで楽しくわかるクイズ。


復刊時予価: 2,497円(税込)

送料・代引手数料無料

電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-625505-9
ジャンル:
理科
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 152頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 時・暦・時計――もの識りクイズ
Q1 今のカレンダーはどの天体の動きから作られているの?
Q2 春分・秋分の日は,どうやって決めるの?
Q3 午前・午後・正午の名前の由来は?
Q4 日本時と世界時はどれだけちがうの?
Q5 飛鳥時代の時計って,どんなもの?
U 太陽の動き――もの識りクイズ
Q6 日の出・日の入りに太陽が大きく見えるのはなぜ?
Q7 夕焼けは,どうして赤いの?
Q8 晴れた日,空が青いのはどうして?
Q9 夏と冬に日の出・日の入りにちがいがあるのはなぜ?
Q10 南半球の太陽はどこから出てどこに沈むの?
Q11 「太陽の高さ」はどのようにして計るの?
Q12 太陽の高さと気温は関係があるの?
Q13 太陽が一番高く登った時は気温も一番高いの?
Q14 夏は暑く,冬は寒いのはどうして?
Q15 日食はどうしておこるの?
V 月の動き――もの識りクイズ
Q16 月はどこから出てどこに沈むの?
Q17 月が形を変えるのはなぜ?
Q18 新月ってどんな月?
Q19 上弦の月,下弦の月の名前の由来は?
Q20 太陽が沈むと,満月はどこに見えるの?
Q21 十六夜月(いざよいの月)っていつの月?
Q22 月は何日ぐらいで満ち欠けをくり返すの?
Q23 月が落ちてこないのはなぜ?
Q24 月の裏側はどうしてみえないの?
Q25 月食はどうしておこるの?
W 星座――もの識りクイズ
Q26 星座はいつごろ,どこでつくられたの?
Q27 季節によって見える星座がちがうのはなぜ?
Q28 (星座の話1)オリオンは何に殺されたの?
Q29 (星座の話2)おおくま座とこぐま座のもとの姿は?
Q30 (星座の話3)はくちょう座は誰が変身したものなの?
Q31 星座で一番大きいのは何?一番小さなものは何?
Q32 おりひめ・ひこぼしは星座の何という星か?
X 星の動き――もの識りクイズ
Q33 星は動いているの?同じところにいるの?
Q34 日本での星の動き方はどんなかな?
Q35 1時間に星はどのくらい動くのだろう?
Q36 星の位置はどうやって決めるの?
Q37 星にも住所があるの?
Q38 南半球の星の動きはどんなふう?
Q39 北極や南極では星の動きはどんなふう?
Y 太陽系――もの識りクイズ
Q40 太陽の大きさはどのくらい?
Q41 太陽の表面温度は何度くらい?
Q42 太陽風ってなんだろう?
Q43 惑星って何?いくつぐらいあるの?
Q44 太陽から地球まで,どれくらい離れているの?
Q45 ケプラーの3つの法則って?
Q46 ニュートンがリンゴから考えた法則とは?
Q47 フーコは何を使って地球の回転を証明したの?
Q48 地球はどのくらいの速さで回っているの?
Q49 動いている地球,物を落としたらどうなるの?
Q50 月は暑いのか?それとも寒いのか?
Q51 月で体重を計るとどうなるの?
Q52 衛星って?
Q53 衛星はすべて丸いの?
Q54 隕石と流れ星の違いは何?
Z 恒星――もの識りクイズ
Q55 1光年ってどれくらいの距離?
Q56 おりひめ星とひこ星はどれくらい離れているの?
Q57 星の明るさの表し方は?
Q58 星はどこで生まれるの?
Q59 星が死んだらどうなるの?
[ 銀河・宇宙――もの識りクイズ
Q60 天の川の正体は何?
Q61 銀河系の大きさはどれくらい?
Q62 太陽系はどこにあるのだろう?
Q63 銀河系の外にも星の集まりはあるの?
Q64 クエーサーって何?
Q65 ハッブルの発見した法則とは?
Q66 宇宙の地平線までの距離は?
Q67 宇宙の生まれたのは,いつごろ?
Q68 大昔の人は宇宙をどのように考えていたの?

まえがき

 小学校における天文の授業は,5年生の「太陽と月」そして6年生の「星の動き」です。どちらも天体の動きが中心で,観察した位置を記録していくようになっています。

 天体の位置の観察だけでは,子どもたちの天体に対する興味・関心は,薄れていくこともあります。星座神話・宇宙・暦・天文史・古代人の宇宙観などのお話を入れるとよいと思います。そして,何といってもナマの星空を見せることが大切です。天然プラネタリウムと望遠鏡による観望会を行うことを望みます。学校での学習が家庭でも興味を引き,親子の星の観察や公開天文台への利用へとなればと思います。

 またこの面白クイズですが,三択式になっています。正解が出ればよしと子どもたちは思いがちです。結果よりも答えが出てきた過程から,天体に対する興味を引きたいものです。

 またこのクイズを読み,星に興味がでた子は星座神話の本を読んだり,宇宙に関する本を読んだりしていくことを望みます。天体関係のものは観察・実験が難しいので,この本が,天文に興味を持つきっかけづくりになることを願っています。


  1997年8月   /西村 一洋

著者紹介

西村 一洋(にしむら かずひろ)著書を検索»

1955年 京都府生まれ

1979年 名古屋市立梅森坂小学校教諭をはじめ,大阪府枚方市の小学校に勤務し,1992年枚方市野外活動センターステラホール(天体観測棟)研究員を経て,現在,枚方市立山田東小学校に勤務。日本理科教育学会会員。天文教育普及研究会会員。枚方市教育研究会理科授業プラン班長。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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