ドラマを生む向山型理科の展開 小学4年

ドラマを生む向山型理科の展開 小学4年

好評6刷

1単元1事項!教科書の有効活用!向山理科の展開がわかる

向山型理科の4年では四季の変化、月と星、電気のはたらき、電気のショート、もののあたたまり方と体積などの展開を収録。授業展開の原理・原則が理解できるよう詳細解説。


紙版価格: 1,860円+税

送料・代引手数料無料

翌日発送

電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-609612-0
ジャンル:
理科
刊行:
6刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 132頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年12月12日
キャッシュレス・ポイント還元事業
テキスト採用品見本お申込みはこちらから

目次

もくじの詳細表示

向山型理科はドラマを生む〜本書の使い方〜 /新牧 賢三郎
四季の変化
――啓林館版 通常の授業―― /田中 忠
1 内部情報の蓄積化と情報交換(1,2時間目)
2 デジタルカメラを用いた「わたしの木」の観察(3時間目)
3 生き物新聞によるまとめ(4時間目)
四季の変化 まとめくん
月と星
/松原 秀樹
1 単元を貫くもの
2 内部情報の蓄積〜月や星を見る〜
3 授業実践
4 月を見る(第1時)
5 白い月が見えました
6 観察記録を見合う(第2時)
7 月は動くか〜条件設定〜(第3時)
8 月の動き方(第4,5時)
9 ふたたび白い月を見つける
10 星座を作る(第6時)
11 私の星座を友達に伝える(第7時)
12 私の星座を友達にもっとよく伝える〜条件設定〜(第8時)
13 月と星の動き方をまとめる(第9,10時)
月と星 まとめくん
電気のはたらき
――自由試行と討論で展開する授業―― /松藤 司
1 実態調査
2 操作と討論で盛り上がった授業
電気のはたらき まとめくん
電気
――キーワードは「ショート」である―― /善能寺 正美
1 前後を推定して指導計画を立てる
2 第1時・2時 自由試行
3 第3時・4時 乾電池2個,豆電球1個であかりをつける
4 第5時・6時 乾電池2個,豆電球1個
5 第7時 豆電球の並列つなぎ
6 第8時・9時・10時 ものづくり
7 様々な回路を想定する
8 2年 豆電球の追試
電気 まとめくん1
電気 まとめくん2
もののあたたまり方と体積
――「あたためるとかさが増える」ことで貫く―― /大堀 真
1 自由試行による導入でドラマを作る第1時
2 変化のある繰り返しで体積が変化することを理解させる第2時
3 教科書実験を基本にしながらジャンボ装置でドラマを作る第3時
4 水の体積の増え方が少ないことをドラマチックに知る第4時
5 今までの体験を元に予想をすることでドラマを作る第5時
もののあたたまり方と体積 まとめくん

向山型理科はドラマを生む〜本書の使い方〜

   TOSS向山型理科研究会 /新牧 賢三郎


 1 向山型理科が誕生する

 向山型理科とは,向山洋一氏(TOSS代表)が実践した理科を真摯に学び,向山氏の理科に対する哲学・方法などを追試し,展開するものである。

 向山型理科には,2つの大きな柱がある。


 @ 1単元を1つのことで貫く授業。

 A 教科書を有効に使う通常の授業。


 どちらも授業を展開していて楽しいが,何と言っても,向山型理科の醍醐味は「1単元を1つのことで貫く授業」である。

 単元の3・4割の枝葉を切り落とし,残りの幹の部分だけをひたすら追究していくのだ。子どもも教師も一度で「理科は何ておもしろいのだろう」と病み付きになる。ここに,ドラマが生まれる。

 「向山型理科とは何か」を向山洋一氏は,次のように説明する。


 1 向山型理科と「通常の理科」とは分けて考える。

 2 「通常の理科」は,教科書を使って授業を淡々と進める。

 3 向山型理科の場合は,教科書はほとんど使わない。

 4 向山型理科は,年に1回か2回程度行えばよい。


 この発言を受けて,向山型理科研究会で論議した。向山氏自身,それほど自覚されていないが,向山氏が行っている「通常の理科」の授業にも,今までにない理科の授業方法がふんだんに含まれている。

 これは,「分析批評」だけが「向山型国語」だというわけではなく,要約指導や暗唱指導などもすべて含んで「向山型国語」がある。これと同じだ。

 そこで,今回私たちは「向山型理科」を次のように大きく捉えた。

A 1つのことで単元を貫くという原則。

 (1) 何で貫くかを考えるためには次の2つが必要

  1 原典=指導要領にあたること

  2 子どもの実態調査

B 授業を作る原理原則の応用・活用

 (1) 変化のある繰り返し,「ほんのちょっと」理論

 (2) 自由試行による内部情報の蓄積

 (3) 優れた発問によって「あれども見えず」を顕在化する

   (あるいは,観察のポイントがわかる,討論になるなど)

   不調和情報を使う(ありの絵をかかせて他の子の絵との相違点を突っ込むなど)

C 子どもに力をつける理科学習システム

 (1) 見開き2ページノートシステム

 (2) ものの準備をさせるためのノートシステム

 (3) 後片付けとノートチェックのシステム     その他

D インターネットで普通の授業が効果的・効率的に


 2 「理科まとめくん」で知識の定着を図る

 理科は,実験や観察が主となる。それらが終わって,いざテストを行うと,結果が散々なときがある。理科は,概して,知識の定着が軽視されるのだ。

 そこで,本書では,単元の最後に「理科まとめくん」を入れた。次のように使う。同じプリントを2回分印刷する。

1回目:答えを問題の空欄に写す。

2回目:答えを隠し,問題を解く。その後,答えを見て自分で○をつける。

    わからない問題と間違った問題だけ直して○にする。

 これだけで,子どもの知識の定着が図れる。

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
読者アンケート回答でもれなく300円分のクーポンプレゼント!

ページトップへ