小学校英語セミナー29
新英語の実施・取り組み課題は何か

小学校英語セミナー29新英語の実施・取り組み課題は何か

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新英語のねらい、進め方からみえてくる課題と解決策がわかる!

必修になる小学校英語ではコミュニケーション力の育成、国際理解の充実、言語力の育成が中心課題になります。この課題に関わって、どのような取り組み課題があるのかを明らかにするとともに、その達成の道筋を明らかにしました。


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ISBN:
978-4-18-598116-3
ジャンル:
総合的な学習
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

もくじ

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特集 新英語の実施・取り組み課題は何か
今までの成果から取り組み課題を考える /影浦 攻
新英語になったらどんな取り組みを期待するか /木地山 博美
新英語のねらいからみた取り組み課題はこれだ
(1) コミュニケーション能力の育成では何があるか /卯城 祐司
(2) 国際理解の充実では何があるか /奥村 真司
(3) 中学校との関連では何があるか /淵田 立身
新英語の進め方からみた取り組み課題はこれだ
(1) 指導目標の設定では何が課題になるか /吉村 良子
(2) 指導内容の開拓では何が課題になるか /渋谷 徹
(3) 指導計画の作成では何が課題になるか /北岡 順子
(4) 指導方法の工夫では何が課題になるか /岩切 宏樹
(5) 学習環境の整備では何が課題になるか /河田 嘉春
(6) 指導の評価では何が課題になるか /佐藤 広幸
事例/新英語の取り組み課題・わが校は実践をこう充実する
(1) ものおじせずに英語で話そう! /藤原 綾子
(2) 「やろう」と思える環境づくり /上妻 薫
(3) 2011年度実施に向けて /田村 早苗
(4) アクション・リサーチの導入 /近藤 千代
(5) 頭をつかい,心が動く活動へ /石橋 修
(6) 活動を通して英語に慣れ親しむ子どもを育てるために /西守 千香子
連載
小学校英語ニュース・第10回
(1) 小学校英語先進実践校情報(東京都) /柴山 守
(2) 小学校英語先進実践校情報(島根県) /藤原 望
小学校英語指導ベーシックライブラリーPart3・第2回
すぐに役立つ年間計画の立て方解説講座 テーマを月ごとに設定した年間活動計画例 ―系統性を明確にし,スパイラルに展開― /安部 恭子
すぐに役立つ活動案の作り方・生かし方講座 はじめての活動案づくりA /中西 浩一
ALTのよさを引き出すTTの考え方・生かし方講座 教師の熱意をALTに伝えよう! /齊藤 勉
知っていると役立つクラスルーム・イングリッシュ集 色々な場面で英語を使ってみよう ―学校生活の中で英語を使う工夫― /東 仁美
英語指導力パワーアップ研修法 語彙を増やして指導力パワーアップ 〜子どもたちが使いたい表現〜 /久埜 百合
これだけは身につけたい英語指導のテクニック集 意味を伴ったコミュニケーション活動を /川上 典子
小学校英語指導メソッドライブラリーPart3・第2回
歌・チャンツの実践プラン 「聞く」活動としてのチャンツ活用 /宮里 寿子
クイズの実践プラン ゲームの後は落ち着いた雰囲気でクイズを /伊庭 修
ゲームの実践プラン 「虫と遊ぼう」Let’s get insects! /前田 真利
ごっこ遊びの実践プラン 観光スポットを案内しよう /荒武 真奈美
読み聞かせ・スキットの実践プラン “Five Little Monkeys”を表現しよう! /小澤 香里
視聴覚教材活用の実践プラン 国際理解活動に発展させる英語活動 〜総合的な学習の時間における小中連携を通して〜 /岩ア 達義
文科省「英語ノート」をこう使いこう生かす・第2回
リセットして新たなスタートを切る勇気 /梅本 龍多
必修英語完全実施で今何が課題か・第2回
教師の意識のばらつき /影浦 攻

英語導入までの優先順位

   編集代表 /影浦 攻


 物事を行う際には,何事にも優先順位(priority)がある。私は,手帳が好きで,その日の予定や済んだことなどについての感想やその日の体調等についても手帳に記入する。また一年先までの分かっている会議や講演の予定や原稿執筆の締め切り日等も記入している。そして,それらを月別,週ごとに振り分けてぱっと目に見えるように優先順位をつけて仕事をしている(つもりである)。

 英語が必修として導入されることになり,平成20年4月から移行期間に入ることになりそうである。さて,都道府県教委,市区町村教委の行政関係者や学校の校長や教頭や教務主任といった管理職の立場にある方々,そして,実際に毎日の授業を行う先生方は,先ずは4月までにどのようなことを準備し,さらに移行期間の3年間(?)の年度進行に合わせてどのような準備をすればいいのか,細かく検討する必要がある。既にこれまで英語活動を進めている学校でも,もう一度検討する必要がある。

 早目に情報を収集し,研修計画,ALT確保,指導計画,指導内容,人の配置,小中連携等について全体像を頭の中だけでなく,紙の上に描いてみて目に見える形にすることが大切である。それを基にして,実際に行うことを想定しながらすべきことを付け加えたり並べ替えたりして,一つ一つに優先順位をつけてより精密な構想を練り上げる必要がある。

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