小学校英語セミナー25
「必修」の授業で役立つ活動プラン

小学校英語セミナー25「必修」の授業で役立つ活動プラン

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楽しみながら学べる英語活動のプランが満載!

「英語を使うこと」の本来の楽しさの重視こそ小学校英語に求められる必須の条件です。こうした楽しさを味わえる活動プランをどれだけ開発できるかが、今後の指導に求められる大切な課題です。本号ではその指針と実際例を山盛りで紹介しています。


復刊時予価: 1,991円(税込)

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ISBN:
978-4-18-597717-3
ジャンル:
総合的な学習
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

もくじ

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特集 「必修」の授業で役立つ活動作りの原則は何か /影浦 攻
提言/「必修」の授業で役立つ活動発掘の視点
(1) コミュニケーションの楽しさのある活動の発掘 /石M 博之
(2) 異文化理解の楽しさのある活動の発掘 /西川 和男
(3) 日本語との関連で楽しさのある活動の発掘 /梅本 龍多
「必修」の授業で役立つ活動発掘のアイデア
(1) ゲームではどんなアイデアがあるか /福井 美子
(2) クイズではどんなアイデアがあるか /今井 京
(3) ごっこ遊びではどんなアイデアがあるか /佐藤 広幸
(4) 歌遊びではどんなアイデアがあるか /上原 明子
(5) 劇遊びではどんなアイデアがあるか /南 悦子
(6) 読み聞かせではどんなアイデアがあるか /村上 昌子
(7) 集会活動ではどんなアイデアがあるか /澤 茂夫
(8) 校外学習ではどんなアイデアがあるか /小澤 香里
事例/「必修」の授業で役立つ活動の実際
(1) コミュニケーション力の育成 /安部 恭子
(2) 目標の明確化で学ぶ喜びを /尾崎 友美
(3) 子どもが「英語って楽しいな。」とつぶやける姿を大切に! /辻 伸幸
(4) 地域人材を活用した英語活動の取り組み――地域人材と学校の願い―― /村上 力磨
(5) 欧米化? いや日本化! /新地 政幸
連載
小学校英語ニュース・第6回
(1) 小学校英語先進実践校情報(熊本県) /光永 孝治
(2) 小学校英語研究会情報 /椹木 稔
小学校英語指導ベーシックライブラリーPart2・第2回
すぐに役立つ年間計画の立て方解説講座
年間35時間の年間活動計画をつくってみよう! /川上 典子
すぐに役立つ活動案の作り方・生かし方講座
異なる言語材料でゲームを楽しむ /後藤 淳子
ALTのよさを引き出すTTの考え方・生かし方講座
ALTのよさを生かし楽しい英語活動を /比嘉 俊博
知っていると役立つクラスルーム・イングリッシュ集
これを英語で言いたかった!―授業で使える指示語について― /東 仁美
英語指導力パワーアップ研修法
学ぶ場をさがして外に出てみましょう /アダチ 徹子
これだけは身につけたい英語科指導のテクニック集
「聞く力」を伸ばせば「話せる」 /久埜 百合
小学校英語指導メソッドライブラリーPart2・第2回
歌・チャンツの実践プラン
歌・チャンツ・TPRのおすすめ /西川 よし子
クイズの実践プラン
見つけた! クイズの“種” 三浦 /邦子
ゲームの実践プラン
ゲス・ゲーム /八巻 充憲
ごっこ遊びの実践プラン
6年 協力して買い物をしよう /渡辺 富美子
読み聞かせ・スキットの実践プラン
Eric Carle “From Head to Toe” /石井 正
視聴覚教材活用の実践プラン
ビデオ教材を作ろう! /下地 さとみ
「必修」英語のマネジメント入門・第2回
英語活動のリサイクルを! /竹内 理
「必修」英語の授業をデザインする・第2回
活動の量と種類――たっぷり聞き,使う /影浦 攻

本当の意味での活動の創造を

   編集代表 /影浦 攻


 英語活動の命は,活動の内容と質である。子どもが授業に対して興味・関心を持って英語に取り組むかどうかは,ひとえに子どもが参加する活動の面白さにかかっている。子どもが感じる活動の面白さは,使う英語のレベルが子どもの知的レベルに合っていること,そして,大人から見れば簡単な英語を聞いて理解し,それを使って自分のことが伝えられると実感すること,さらには,英語を使ったことに対してほめられることで達成感を感じることから生まれる。

 子どもがわいわいと言いながら英語を使っている活動に,大まかに言って二通りある。一つは,英語を機械的に使い,英語の表現に慣れるように仕組んだドリルがある。二つは,上手な場面設定の中で,限られた英語を使って自分のことを表現する活動である。英語活動における「わいわいと英語を使っている子どもの姿」をきちんと見て,英語を覚える昔ながらの学習方法なのか,英語を使う視点に立った学習方法なのかを見極める必要がある。これからの英語活動は,後者の視点に立った活動が多く見られることを切に願っている。

 今号の執筆者は,英語活動に熱心に取り組み,創造性に溢れた活動を工夫して創造してきた方々である。紹介された例の本質を理解して,読者である先生方がその本質を踏まえながら,自分のクラスの子どもの目線に立って自分なりの活動を工夫してくださることを願っている。

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      明治図書

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