すぐ使える!
体育学習カード資料集 1〜3年編

すぐ使える! 体育学習カード資料集 1〜3年編

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学習カードの活用で「指導と評価の一体化」を効果的に行う。

授業のねらいに応じ、効果的に学習を進めたり評価を行ったりする、「学習カードの活用」にスポットを当てた研究の成果をまとめた。それぞれの授業の意図にそって、コピーしたり、修正して使うことができるよう編集した。


復刊時予価: 2,101円(税込)

送料・代引手数料無料

電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-593022-4
ジャンル:
保健・体育
刊行:
10刷
対象:
小学校
仕様:
B5判 96頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

もくじ

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刊行のことば
第1章 よりよい学習カードと評価を求めて
1 「学習カード」って何?
(1) 「学習カード」で失敗しないために
(2) 「学習カード」はどのような役割を果たせるのでしょう?
(3) 「学習カード」と「評価」とのかかわりは?
2 体育の授業における「評価」を考える
(1) 体育の評価で勘違いをしないために
(2) 子どもを評価し、授業を評価する
(3) 教師の評価活動と評定
3 授業をする教師が知っておきたい「評価」
(1) 何のために「評価」するのか
(2) なぜ目標に準拠した評価への転換が示されたのか
(3) 評価規準の作成
(4) 評価のための評価にならないように
4 学習カード作成の方針
(1) 目標・単元の指導計画・カードの使い方を合わせて示した
(2) 指導の意図に対応したカード例を示した
(3) カードの記入をどう読みとって評価したり指導に生かしたりするか事例を示した
(4) カード集の構成と見方
第2章 体育学習カード資料集
1年
1年@ 基本の運動
1 ちからくらべ・おにあそびとゆうぐあそび(ジャングルジム,のぼりぼう,うんてい,てつぼうあそび)
1年A 基本の運動
2 たのしくおどろうとかけっこ
1年B ゲーム
3 ころがしあてっこ
1年C 基本の運動
4 水となかよし
1年D 基本の運動
5 たのしくうんどうしよう
1年E 基本の運動
6 にんじゃごっこ
1年F ゲーム
7 中あてドッジボール
1年G 基本の運動
8 川とび・ゴムとび
1年H 基本の運動
9 ともだちときょうそうとどうぶつごっこ
1年I ゲーム
10 ボールけりあそび
1年J ゲーム
11 おにあそび
2年
2年@ 基本の運動
1 わあそびとゆうぐあそび
2年A ゲーム
2 ボールあてっこ
2年B 基本の運動
3 楽しくおどろうと走ってとんで
2年C 基本の運動
4 水と友だち
2年D 基本の運動
5 リレーあそびとどうぶつごっこ
2年E 基本の運動
6 にんじゃごっこ
2年F 基本の運動
7 リレーあそびとのりものごっこ
2年G 基本の運動
8 なわとびあそびとドッジボール
2年H ゲーム
9 かけっこ・ようぐあそびとおにあそび
2年I ゲーム
10 ボールけりゲーム
3年
3年@ 基本の運動・表現
1 てつぼう遊びとリズムダンス
3年A 基本の運動
2 川とび・高とび遊びと一りん車遊び
3年B ゲーム
3 キックベースボール(ベースボール型ゲーム)
3年C 基本の運動
4 とびばこ遊び
3年D 基本の運動
5 うく・泳ぐ運動
3年E 基本の運動
6 かけっことリレー
3年F 基本の運動
7 平きんくずしとマット遊び
3年G 基本の運動
8 かけ足とハードル走
3年H ボールゲーム
9 ラインサッカー
3年I 基本の運動・表現
10 なわとびと感じたことを動きに
3年J ゲーム
11 ポートボール

刊行のことば

 「先生,こんなことができるようになったよ」「次は,こんなことがやりたい」といったときの子どもたちの目の輝きには,言葉では言い表せない素晴らしいものがあります。

 私たち教師は,こんな子どもたちの無限の可能性を求めて,一人一人に頑張りや伸びを実感させ,新たな意欲につながるような指導を心掛けていきたいものです。また,子どもたちが自分の学習活動に手応えを感じることができるような効力感を高める評価も大切にしたいものです。

 ところで,現行学習指導要領でも,その内容に基づく指導とともに,指導したことを適切に評価することが求められています。その中での基本的な考え方は,指導したことを評価し,その評価を次の指導に生かしていく「指導と評価の一体化」です。さらに学びを重視すれば,学びの方法を工夫し,子どもたちが学びの成果を実感していく「学びの指導・学びの評価の一体化」が重要ということになります。

 本書に携わりました,私たち名古屋市体育研究会は,「よりよい授業をめざして」これまで30年余りにわたる体育指導法や評価法の研究によって,児童生徒に効果的に運動技能を高めさせ,運動の楽しさや喜びを味わわせる方法を究明してきました。

 本書は,上記の課題の一つである評価の一方法として「学習カード」にスポットを当て,評価の在り方について検討を重ねた結果をまとめたものです。内容的には研究の余地が多々残っていますが,ぜひ本書をお手元に置いていただき,先生方の授業意図にそって,そのままコピーして使っていただいたり,児童生徒の実態に応じて修正して使っていただいたりすれば幸いです。

 終わりになりましたが,本書を編集するにあたり,日夜,努力を重ねていただいた名古屋市体育研究会の仲間の編集委員や執筆者の皆様に多大なご尽力をおかけしたことにお礼申し上げます。

 なお,本書を刊行するにあたって,明治図書の石塚嘉典氏には格別お世話いただいたことを併せてお知らせするとともに,心より感謝申し上げます。


  平成16年1月   名古屋市体育研究会会長 /渡邉 佑

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      明治図書

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