- はじめに
 - 本書の使い方
 - 第1章 授業づくりのポイント
 - 1 理科授業運営ビジュアルガイド
 - 2 3年生の理科の特徴
 
- 第2章 365日の全授業 3年
 - 身近な自然の観察 全8時間
 - 単元について
 - 第1時 春のしぜんを見つけよう
 - 第2時 虫めがねの使い方になれよう
 - 第3時 植物の様子をかんさつしよう
 - 第4時 動物の様子をかんさつしよう
 - 第5・6時 植物について発表しよう
 - 第7・8時 動物について発表しよう
 - 教材研究のポイント
 
- 植物の成長と体のつくり 全10時間
 - 単元について
 - 第1時 タネをかんさつし,まいて育てよう
 - 第2時 発芽後どのように育つか調べよう
 - 第3時 植えかえとその後の成長を考えよう
 - 第4・5時 春にタネをまいた植物の成長を調べよう
 - 第6時 植物の体のつくりを調べよう
 - 第7時 花の様子を調べよう
 - 第8時 実の様子を調べよう
 - 第9・10時 植物の一生をまとめよう
 - 教材研究のポイント
 
- 昆虫の成長と体のつくり 全11時間
 - 単元について
 - 第1時 チョウのよう虫は何を食べているのか調べよう
 - 第2時 チョウのたまごをかんさつしよう
 - 第3時 よう虫の様子をかんさつしよう
 - 第4・5時 羽化する様子をかんさつしよう
 - 第6時 チョウの育つ順をまとめよう
 - 第7時 せい虫の体のつくりを調べよう
 - 第8時 こん虫のすがたとすみかを調べよう
 - 第9時 他のこん虫の体のつくりを調べよう
 - 第10・11時 他のこん虫の育つ順を調べよう
 - 教材研究のポイント
 
- 風とゴムの力のはたらき 全11時間
 - 単元について
 - 第1時 風やゴムは何に利用されているだろうか
 - 第2時 風やゴムで物を動かしてみよう
 - 第3・4時 いろいろな風を当てて車を走らせよう
 - 第5時 風の強さと車の走るきょりを調べよう
 - 第6時 ゴムののびと車の走るきょり
 - 第7時 ゴムの本数と車の走るきょり
 - 第8・9時 風やゴムの力で車を動かそう
 - 第10・11時 実験の記ろくをのこそう
 - 教材研究のポイント
 
- 太陽と地面の様子 全8時間
 - 単元について
 - 第1・2時 太陽とかげを調べよう
 - 第3時 太陽はかげのどちらがわにあるか
 - 第4・5時 かげの向きと太陽のいち
 - 第6時 日なたと日かげの地面の様子のちがい
 - 第7・8時 日なたと日かげの地面のあたたかさのちがい
 
- 光の性質 全7時間
 - 単元について
 - 第1・2時 かがみで日光をはねかえし光のリレーをしよう
 - 第3時 光の当たった所のあたたかさ
 - 第4・5時 光を重ねた所のあたたかさ
 - 第6・7時 虫めがねで光を集めよう
 
- 音の性質 全6時間
 - 単元について
 - 第1・2時 音が出る物をかんさつしよう
 - 第3時 音のふるえを目で見よう
 - 第4時 音の大きさとふるえのかんけい
 - 第5・6時 50m糸電話にちょうせんしよう
 
- 電気の通り道 全10時間
 - 単元について
 - 第1・2時 明かりがつくとき,つかないとき
 - 第3時 +(プラス)極と−(マイナス)極
 - 第4時 どう線を長くしてみよう
 - 第5・6時 ソケットなしで明かりをつけよう
 - 第7時 テスターをつくって調べよう
 - 第8〜10時 おもちゃをつくろう
 
- 磁石の性質 全10時間
 - 単元について
 - 第1・2時 じしゃくにつく物・つかない物
 - 第3時 じしゃくの引きつける力
 - 第4時 じしゃくの引きつける所
 - 第5・6時 2つのじしゃくを近づけると
 - 第7時 じしゃくにつけた鉄
 - 第8〜10時 おもちゃをつくろう
 
- 物と重さ 全9時間
 - 単元について
 - 第1時 重さって何?
 - 第2時 身の回りの物の重さをくらべよう
 - 第3時 上皿てんびんの使い方を知ろう
 - 第4時 身の回りの物の重さをてんびんではかろう
 - 第5時 物は形がかわると重さもかわるか調べよう
 - 第6時 物の形と重さについてもっと調べよう
 - 第7時 電子てんびんの使い方を知ろう
 - 第8・9時 同じ体せきの物の重さくらべ
 - 教材研究のポイント
 
- 執筆分担
 
はじめに
本書は,明治図書『365日の全授業』シリーズの理科編です。たいへん好評を博している既刊本同様,忙しい先生方が授業前にパッと目を通すことでいい授業ができることを目指しました。板書で毎時間の授業内容をつかみやすくし,2色刷りで授業の工夫やアイデアがひと目でわかるようにしました。また「GIGAスクール構想」で注目されているICTの利活用についてもコーナーをつくって取り上げるようにしました。
本書の3名の著者はこれまでに,問題解決的な理科授業の流れを児童のノートの形で示した『文系教師のための理科授業note』(2005),板書で授業内容を直感的に表した『文系教師のための理科授業板書モデル』(2014),そのまま印刷して使えるをモットーにした『文系教師のための理科授業ワークシート』(2019)を著してきました。これらに共通することはベテランのノウハウをすべての教師のためにシンプルにまとめた点にあります。小学校の先生の多くは文系出身であり,理科に苦手意識をもたれている方も少なくはありませんが,そのような先生方にこそ本書を手に取っていただきたいと願っています。
これまで,その時々の学習指導要領に合わせて,新しく開発した教具や指導方法を取り入れてきました。今回の目玉はICTです。黒船のように到来した「GIGAスクール構想」に困惑されている先生もいらっしゃることと思いますが,取り入れてみるとICTは教育を大きく変える宝の山でもあります。著者の1人である國眼は早くからICTを利用した理科授業を実践しており,その成果が高く評価され数多くの賞を獲っていますが,本書では決してマニアックな提案を目指してはいません。むしろ多くの先生方がこれまで行ってきた授業実践をベースとして,それをICTの力で支援しようというアナログとデジタルの融合を目指しています。これまでやってきた普通の授業にひと手間加えることで児童の理解を格段に進めたり,広い視野で考えることができるようにしたり,さらには教師の時間と労力を削減する方法なども提案しています。
理科嫌いが問題だといわれて久しいですが,子供たちは決して理科嫌いではありません。何が問題なのかを意識させ,自分なりの予想を立てて友達と意見をぶつけ合い,最後は実験ではっきりさせる。そんな基本的な学びの場を保障してあげることができれば,子供たちは理科好きになるのです。先生自身が授業に自信をもち,理科を好きになってくれることを願ってやみません。
最後になりましたが,本書の編集にあたりご尽力いただいた明治図書出版社編集部の皆様に心より感謝申し上げます。
2022年1月 /福井 広和・國眼 厚志・高田 昌慶
本書の特典は、下記よりダウンロードできます。
※下表の
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本書に掲載されているユーザー名とパスワードを入力してダウンロードしてください。
@学校のイラスト素材
| 内容 | ファイル名 | サイズ | |
|---|---|---|---|
| イラストカット (主に小学校低学年)  | 
illust_tei.zip | 19,393KB | ![]()  | 
| イラストカット (主に小学校中・高学年)  | 
illust_chukou.zip | 21,778KB | ![]()  | 
A理科プリント・データ素材集
| 内容 | ファイル名 | サイズ | |
|---|---|---|---|
| 主体的ワークシート | worksheet_3.zip | 11,675KB | ![]()  | 
| プログラミングワークシート・授業展開例 | programming.zip | 3,467KB | ![]()  | 
Bイラスト素材2023年春追加分
| 内容 | ファイル名 | サイズ | |
|---|---|---|---|
| イラストカット (カラー、グレー、ぬり絵)  | 
illust_cut.zip | 35,270KB | ![]()  | 
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明治図書- 板書のモデルや授業の流れ、指導のポイントが紹介され、授業づくりの参考となる。2022/4/1640代・小学校教員
 
 

















