- 序 文 /有田 和正
- はじめに /波戸 裕幸
- 今,なぜ「補充教材」か /波戸 裕幸
- 「補充教材」の開発にあたって /波戸 裕幸
- 本書の使い方の例 /波戸 裕幸
- 1 学校のまわり
- 1 自分の家や友だちの家はどの方いにあるか(方位を知る1・基礎編)
- 2 学校のまわりには何があるか(学校のまわりのようすを絵で表す)「目立つものは? 少ないものは?」
- 3 絵地図をつくろう1(絵記号)
- 4 絵地図をつくろう2(絵地図の作り方)
- 5 地図記ごうをおぼえよう(地図記号について知る1・基礎編)
- 6 「学校のまわり」にかんする用語
- 2 市のようす
- 1 地図の方いについて知る(方位を知る2・応用編)
- 2 地図記ごうについて知る(地図記号2・応用編)
- 3 自分たちの市や町の土地のようすやつかわれ方を知る
- 4 自分たちの市や町にどんな「たてもの」や「しせつ」があるかを知る
- 5 地図の見方を知る
- 6 「市のようす」にかんする用語
- 3 スーパーマーケットではたらく人
- 1 スーパーマーケットでの買い物きゃくが多い理ゆうは何か
- 2 スーパーマーケットにあるものは何か
- 3 どこにどんな物がおいてあるか
- 4 何をしているところか
- 5 スーパーマーケットでは,物がよく売れるためにどんなど力やくふうをしているか
- 6 「スーパーマーケット」にかんする用語
- 4 工場のしごと
- 1 工場では,どんなせいひんを作っているか
- 2 大きな工場はどんなところにあるか
- 3 工場見学では,どんなことをしらべるか
- 4 工場では,よりよいしな物をたくさん作り,それを売るためにどんなくふうをしているか
- 5 「工場のしごと」にかんする用語
- 5 火じがおきたら
- 1 しりょうの読みとり
- 2 火じを早くけすために,どんなきょうりょくのしくみがあるのか
- 3 学校のまわりや地いきには,どんなしょうぼうしせつがあるか町では,どんなしょうぼうのくふうをしているか
- 4 学校には,どんなしょうぼうしせつがあるか
- 5 しょうぼうしょの人たちは,ふだんどんなしごとをしているか
- 6 「火じがおきたら」にかんする用語
- 6 じけんやじこがおきたら
- 1 しりょうの読みとり
- 2 交通じこがおきたとき,どんなれんらくのしくみがあるのか
- 3 けいさつは,どんなしごとをしているのか
- 4 交通じこをふせぐために,町にはどんなしせつがあるか
- 5 「じけんやじこがおきたら」にかんする用語
- ワーク解答
- おわりに
はじめに(緊急の研究課題,「補充教材」と「応用・発展教材」の開発)
本書は,「教材・授業開発研究所」鹿児島支部の第2作目となる。前作は,発展教材をテーマとした『確かな「国語力」をつける応用・発展教材』であった。有田和正氏から,
読んで「得した」と思うことは間違いない本である。
とお誉めの言葉をいただいた。
「応用・発展教材」を開発するための考え方,「応用・発展教材」を活用した実践例が豊富に紹介されている。ぜひ,お勧めしたい。
さて,今回は「補充教材」がテーマである。
学習指導要領が「最低基準」となった今,学校現場では基礎をじっくりと学ぶ「補充学習」や教科書の範囲を超えた「発展学習」の研究が進められている。
「補充教材」の開発と「応用・発展教材」の開発のどちらも,現場では緊急の研究課題なのである。
この2つの研究課題に対して,学ぶ機会を得たということは幸運であった。何が基礎・基本なのか,到達度評価が導入された意義は何か,個に応じた指導とは何か等,授業改革のポイントをより具体的に学ぶことができたからである。
今回,鹿児島支部では次の「補充教材」を開発した。
『社会科基礎・基本を確実に身につけさせるワーク』
社会科の授業でぜひ活用していただきたい。
2003年8月
「教材・授業開発研究所」鹿児島支部事務局 /波戸 裕幸
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