高校社会「地理総合」の授業を創る

高校社会「地理総合」の授業を創る

新刊

BEST300

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好評2刷

新科目「地理総合」の授業を成功に導くポイントを徹底解説!

平成30年3月に告示された新科目「地理総合」の学習指導要領をもとに、「地理的な見方・考え方」に着目した学習づくりから主題的アプローチやSDGs等を踏まえた授業づくり、「主体的・対話的で深い学び」の実現まで、授業づくりのポイントを徹底解説しました。


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ISBN:
978-4-18-441218-7
ジャンル:
社会
刊行:
2刷
対象:
中・高
仕様:
A5判 168頁
状態:
在庫あり
出荷:
2021年4月12日
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Contents

もくじの詳細表示

まえがき
第1章 「地理総合」でどのような人材を育成しようとするのか
1 「地理総合」でめざす人間像
地理で育成しようとする人間像
2 地理的な見方・考え方
地理的な見方・考え方に着目した学習
3 地理学習における主体的,対話的とは
地理学習における「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて
4 系統地理学習・地誌学習と主題的な学習
主題的アプローチからの授業づくり
5 ESD,SDGsを踏まえた未来志向の地理学習へ
すべての高校生が学ぶESD,SDGsとして
第2章 「地理総合」の趣旨を活かす授業モデル
1 地図やGISで現代世界を探る
1 「地理総合」における地図やGISの位置付け
地理教育は地図・GISに始まる
2 地図・GISを活用した授業モデル(基礎編T)
地理院地図を使って身近な地域の災害リスクを考える―防災と地域調査を視野に―
3 地図・GISを活用した授業モデル(基礎編U)
様々なGISツールを用いて地図に対する理解を深める
4 地図・GISを活用した授業モデル(発展編)
統計データを図化して社会を見つめる―医療分野の事例―
5 授業を創るのに有用な地図やGISのサイト
2 主体的・対話的な学びからの国際理解と国際協力の授業モデル
1 生活文化の多様性から国際理解にせまる授業モデルT
架空の国の言語問題について討論
2 生活文化の多様性から国際理解にせまる授業モデルU
「気候が違うと,何が変わるの?」問いからの探究
3 地球的課題を主体的に捉える授業モデル
パフォーマンス課題の実践とその評価
4 地理的な学びから国際協力の必要性に気付く授業モデル
国際協力の必要性に気付く授業とは
3 深い学びに向かう持続可能な地域づくり
1 日本の自然環境と防災の授業モデル
排水機場設置問題で考えさせる防災
2 世界の自然環境と防災の授業モデル
災害の課題を追究し,見える化する
3 地図からはいる生活圏の調査の授業モデル
新旧地図から見出す地域の課題
4 地域の将来像と自分の生き方を問う授業モデル
まちづくりへ向けての構想力の育成
あとがき

まえがき

 従来の地理Aと「地理総合」はどう違うのか,そして「地理総合」をどう教えればいいのか,なかなか見通しが立たない先生方も多いと思われる。2022年からの新学習指導要領による高等学校の地理歴史科地理は,「地理総合」の必履修化により大きく変わろうとしている。「地理総合」に限らず,新学習指導要領では,これまでのコンテンツ重視から思考力などの能力を中核とするコンピテンシーへと重点がシフトし,「見方・考え方」を働かせた授業が求められるようになった。さらに,授業方法として,主体的,対話的,深い学びをキーワードとした,いわゆるアクティブ・ラーニングが導入される。

 こうした授業改革のもと,新科目「地理総合」をどのように生徒に学習させていけばいいのだろう。「地理総合」は必履修科目であるので,地理歴史科の教員免許をもった歴史系の先生方が担当することも多いだろうし,地理を担当していた先生方の中にも,「地理総合」とは何?と不安に思っている先生方もいるかと思われる。本書は,そうした先生方に,ぜひ手にとっていただきたいと編集されたものである。むろん,「地理総合」を熟知された先生方にも授業の参考になるだろう。明日の授業をどうしようと思っている先生方もおられるかもしれないが,「地理総合」を教えるにあたって,そもそも地理とは何なのか,地理を教えることでどのような人間を育てようとするのかといった,地理教育の根源的なことにも本書は答えている。地理教育とは何なのかを知っていただくことは,短期的な授業計画だけでなく,長期的な授業計画にも役立ち,なぜ地理を教えるのかといった最も基本的(哲学的)なことを考えることができる。それにより,地理を教える意味が理解でき,地理では何を教え,何を学習させるべきなのかといった自らの信念をもって,教壇に立つことができる。

 授業モデル案は,「地理総合」の項目にそって配置している。読み手である先生方が,自分に合ったスタイルで「地理総合」がめざす授業をしていただければ幸いである。


   /井田 仁康

著者紹介

井田 仁康(いだ よしやす)著書を検索»

1958年生まれ。1982年,筑波大学第一学群自然学類卒業。1986年,筑波大学大学院地球科学研究科単位取得退学。博士(理学)。現在は,筑波大学人間系教授。社会科教育・地理教育の研究を行っているほか,国際地理オリンピックにもたずさわっている。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • パソコンの使用を前提としないGISの授業展開例が一つくらいあると,歴史や公民を専門としている教員にも伝えやすいのではないか.また,各授業モデルで,ほとんどが生徒の作品・レポートから評価するものであった.ペーパーテストでの定期試験を実施しなければならない現状を鑑みて,ペーパーテストで出題する場合の設問例があっても良かっただろう.
      2021/2/630代・高校教員
    • 実践に応用できる内容がよかった
      2021/2/530代・学生
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