小学校理科 全学習内容の指導ポイントEXPERT

小学校理科 全学習内容の指導ポイントEXPERT

新刊

何に気をつけどう教えたらよいか、理科授業のポイントを総整理!

これからの理科の専科制及び教科担任制のもと、より専門性を求める「エキスパートな理科教師」を目指す先生のための一冊! 令和2年度全面実施学習指導要領に対応した3〜6学年の全学習内容における、授業改善の視点と指導法を一つひとつていねいに解説しました。


紙版価格: 2,376円(税込)

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ISBN:
978-4-18-440819-7
ジャンル:
理科
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 176頁
状態:
在庫あり
出荷:
2022年6月30日
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Contents

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 小学校理科のEXPERTになるために
故きを温ねて新しきを知る
「問題解決学習」と「問題解決的な学習」の関係
「問い」の分類
第2章 全学習内容の指導ポイントEXPERT
第3学年
01 音の性質 音は震えとなって空気を伝わっていることを捉えさせる
02 光の性質 単元配列の工夫と自由な試行活動を取り入れる
03 風の力の働き 「風車」で風の力の働きを調べる
04 ゴムの力の働き 「プロペラカー」でゴムの力の働きを調べる
05 磁石の性質 物の性質を磁性で調べる
06 電気の通り道 物の性質を通電性で調べる
07 物と重さ 同体積で重さ比べする必然性を高める
08 身の回りの生物と環境 見えないものが見えるようになる観察活動を行う
09 昆虫の成長と体のつくり 知的リアリズムから視覚的リアリズムへ
10 植物の成長と体のつくり 植物の成長のストーリーをたどる
11 太陽と地面の様子 「かげふみあそび」を取り入れる
第4学年
12 電流の働き 現象・要因・方法を整理し,科学的な表現力を育成する
13 空気と水の性質 水の性質と比較して空気の性質を実感させる
14 水の三態変化 状態変化を文章で表現できるようにする
15 金属,水,空気の温度と体積の変化 お風呂で繰り返し実験する
16 金属,水,空気の温まり方の違い 「対流」の誤解を修正する
17 季節と生物 動物と植物の共通性を探す単元展開にする
18 人の体のつくりと運動 ものづくりを通して実感を伴った理解を図る
19 天気の様子 折れ線グラフから読み取る温度変化の言語化を図る
20 雨水の行方と地面の様子 「雨水の流れマップ」をつくる
21 月と星 教室をプラネタリウムに変身させる
第5学年
22 振り子の運動 ガリレオ体験で,条件を制御する「考え方」を働かせる
23 電流がつくる磁力 子どもの予想を裏切る問題場面を設定する
24 物の溶け方 「自由な試行活動」を取り入れた導入指導をする
25 植物の発芽,成長,結実 「ジグソー学習」で実験の効率化を図る
26 魚の誕生 いつでもどこへでもメダカの卵を持ち歩く
27 人の誕生 人と動物の似ているところは何かを考える
28 天気の変化 アナログからデジタルへの単元展開を図る
29 流れる水の働きと土地の変化 「サスペンス型」の問題解決にする
第6学年
30 てこの規則性 算数科との関連指導で多面的な「考え方」を働かせる
31 電気の利用 既習事項とエネルギー変換との意味付け・関係付けを図る
32 燃焼の仕組み 二酸化炭素の割合が増える理由を考える
33 水溶液の性質 酸性・中性・アルカリ性とはどのような水溶液かを考える
34 人の体のつくりと働き 他単元との関連指導で消化と呼吸の本質に迫る
35 植物の養分と水の通り道 ジャガイモの水栽培とセロリで吸水実験を行う
36 生物と環境 ルートマップづくりを通して構造的な理解を図る
37 土地のつくりと変化 時間的・空間的な「見方」を働かせる
38 月と太陽 地球の外からも月や太陽の位置関係を捉えさせる
おわりに

はじめに

 小学校高学年における教科担任制が,令和4年度より本格的に導入されました。一方で,これからの時代を生き抜くための汎用的な資質・能力を育成するためには,各教科・領域の横断的な指導のしやすい学級担任制が必要との声もあります。しかし,より専門性が求められる理科教育においては,すでに専科制を導入している地域や学校も少なくなく,指導力ある理科教師が求められているという現実があります。

 理科の教科書をご覧いただければわかりますが,単元ごとに「問題解決的な学習」が展開できるように編集されています。また,問題を解決する手立てとなる観察・実験の方法や手順もていねいに記載されており,ある程度経験を積んだ教師であれば,教科書通りに授業を展開させることは可能です。とはいうものの,平成29年に告示された小学校学習指導要領においては,見方・考え方を働かせることによって,問題を科学的に解決するために必要な資質・能力を育成することが求められています。その実現のためには,「主体的・対話的で深い学び」の視点による授業改善も必要となります。


 そこで本書では,まず3〜6学年の各単元においてどのような資質・能力を育成するのかを明らかにし,指導上の問題点とは何かを示しました。また,その問題を改善するために,習得した知識・技能を活用する場面,さらには発展的な内容を含んだ授業改善の視点を解説してあります。その意味で本書は,今後の理科の専科制及び教科担任制のもと,より専門性を求めるエキスパートな理科教師を目指す先生方のための本といえます。

 どうか本書をたたき台とし,子どもの実態に応じて指導する先生方に自由に修正・改善していただければと思います。そして,価値ある授業づくりのための一助となれば,筆者としてうれしい限りです。


   筑波大学附属小学校 校長 /佐々木 昭弘

著者紹介

佐々木 昭弘(ささき あきひろ)著書を検索»

筑波大学附属小学校校長。1960年,福島県福島市生まれ。北海道教育大学教育学部を卒業後,福島県立公立小学校を経て,筑波大学附属小学校教諭,筑波大学附属小学校副校長を経て現職。

日本初等理科教育研究会元理事長(現在顧問)

教科書『みんなと学ぶ小学校理科』(学校図書)編集委員

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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