小学校社会科「新教材」授業設計プラン
教材ウォッチング&授業アイディア

小学校社会科「新教材」授業設計プラン教材ウォッチング&授業アイディア

好評3刷

指導要領改訂のポイントと新教材の授業アイデアを詰め込んだ!

専門部会委員として指導要領改訂にかかわった著者が、小学校社会科の「新教材」について“教材の素”を探し出す「教材ウオッチング」から、目標・資料・学習活動を組み込む「授業設計」までを、豊富で具体的な授業プランで解説。明日からすぐに追試できる必携の1冊!


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ISBN:
978-4-18-436013-6
ジャンル:
社会
刊行:
3刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 144頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年11月19日
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目次

もくじの詳細表示

はじめに
T 「知識基盤社会」に生きる子ども
―社会科で育てる問題解決能力―
1 事前に想定できない社会の出現
2 学習指導要領解説書(総則,各教科,領域)の冒頭に登場する「知識基盤社会」
3 学習指導要領改善の方向性
U 社会科学習指導要領改訂のポイントと教材アイディア
1 3・4年の学習内容と教材アイディア
(1)節水,節電など資源の有効な活用
(2)地域の人々と協力した災害や事故の防止への努力
(3)社会生活を営む上で大切な法やきまり
(4)47都道府県の名称と位置
(5)自然環境,伝統や文化などの地域の資源の保護・活用
(6)言語力の育成・活用の重視
2 5年の学習内容と教材アイディア
(1)世界の主な大陸と海洋,主な国の位置,我が国の位置と領土
(2)自然災害の防止
(3)食料生産・工業生産における価格と費用
(4)情報化した社会の様子と国民生活のかかわり
(5)言語力の育成・活用の重視
3 6年の学習内容と教材アイディア
(1)狩猟・採取の生活
(2)世界文化遺産,国宝,重要文化財など代表的文化遺産
(3)国民の司法参加
(4)言語力の育成・活用の重視
V 小学校社会科・「新教材」授業設計プラン
§ 3・4年
@「良好な環境づくり」―身近な資源の節約と有効活用
【授業プラン】「節水対策って? 自動水栓から考える」
A「地域の人々と協力した災害の防止」―防災訓練への参加は社会参画への第一歩
【授業プラン】「地域防災訓練を企画しよう」
B「日常生活の中にみられる法やきまり」―1枚の掲示物から広がる法ときまりの世界
【授業プラン】「ごみ集積所のルールときまり」
C「47都道府県の名称と位置」―習得から活用の場へ
【授業プラン】「給食に隠されている食材のふるさとをさがそう」
D「地域資源の保護・活用」―“我が郷土自慢”地域資源から社会参画へ
【授業プラン】「地域資源とガンダム」
§ 5年
E「世界の主な大陸と海洋,主な国の位置」―“地球儀を使って世界を知る”メルカトル的世界観からの脱却
【授業プラン】「I can speak Dutch!〜浦賀奉行所の交渉〜」(5・6年)
F「自然条件と人々のくらし」―気候・土地条件を克服する戦いの歴史を知る
【授業プラン】「『おいしいコシヒカリ(お米)の里』はどのようにして生まれたのか」
G「情報化した社会の様子」―今後の変化を視野に入れた教材バージョンアップ
【授業プラン@】「インターネットの利用」
【授業プランA】「医療とネットワーク」
§ 6年
H「歴史を流れの中で」―暗記物からの脱却
【授業プラン@】「杉田玄白と解体新書」
【授業プランA】「歴史の流れを子どもたちにとらえさせる」
I「世界文化遺産,国宝,重要文化財などの代表的な文化遺産」―“人類の宝”を守る人々の努力を知る
【授業プラン】「日光東照宮を世界遺産に」
J「市民の視点を反映する司法」―“裁判員制度”司法参加の意義を語る
【授業プラン】「裁判員制度って何?」
W 社会科“教材づくりの心得”
―社会科を志すあなたへの提案―
1 その時代に生きている一人一人が歴史をつくっている
2 授業プラン「江戸時代にこんな藩主(殿様)がいた(上杉鷹山)」
3 “工場調べは嫌いです”子どもの心の様子と変化をとらえる
おわりに

はじめに

 平成20年3月に新学習指導要領が告示された。小学校の社会科においても新しい目標,内容等が示された。それを具体化するための教材の開発,学習指導計画の作成,教科書や副読本の編集等が各地区の教育委員会,教育研究会,教科書会社等で始まった。私も過去4回学習指導要領の改訂期を経験してきたが,社会科にとっては一番元気の出るときである。

 その元気の出るときを前にして,新教材の開発・研究に関する本を,という依頼を受けた。

 子どもたちが,各教室で学ぶ授業を作り出すために,担任には,以下のような一連の作業が必要である。

 学習指導要領を分析し,教材になりうる可能性のある素材を探し出す。この過程を私は「教材ウオッチング」と言ってきた。そして,素材から教材を作り出す。目標,資料,学習活動等を決め,授業の流れを考える。この過程を「授業設計」ととらえた。

 この「教材ウオッチング」から「授業設計」への一連の作業を中心に描いてみた。

 この流れは個人で行うこともあれば,集団で行うこともある。

 私は,あえて担任個人が行うことを想定して,あれやこれや考えている心の中を,できるだけひとりごとのように,言語で表現しようと試みた。

 平成19,20年の2年間,杉並区立三谷小学校で「よみとく力の育成」に取組む研究・実践を行ってきた。これは私自身,どれだけ「よみとく力」が身に付いたかを試す場となった。ご批判いただければ幸甚である。


  2009年7月   /伊東 冨士雄

著者紹介

伊東 冨士雄(いとう ふじお)著書を検索»

1948(昭和23)年9月東京都大田区生まれ

1972(昭和47)年3月東京学芸大学A類社会科卒業

大田区立北糀谷小学校教諭

東京学芸大学附属世田谷小学校教諭

町田市教育委員会指導主事

東京都教育庁指導部初等教育指導課指導主事

東京都立教育研究所相談部指導主事

東京都教育相談センター統括指導主事

杉並区立杉並第十小学校校長

杉並区立三谷小学校校長を経て

現在 玉川大学通信教育部講師

   東京学芸大学講師

[主な委員・役員等]

中央教育審議会専門委員

社会科教育連盟代表総務

全国小学校社会科研究協議会事務局長

社会教育研究センター常任顧問

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 蘭 さんへ
      早速、お読みいただき、コメントありがとうございます。
      教材ひとりごとは、教材ウオッチングをしているときの
      教員の心の中を表したつもりです。
      授業設計する際には、教材に対する思いや思い入れが
      大切だと考えています。
      そのことが、ご理解いただけたようでうれしく思います。
      2009/9/4ふうちゃん(著者)
    • 各項目の頭にある「教材研究ひとりごと」が面白い。
      教材のネタは日々の生活にころがっている、と改めて思った。

      授業アイディアもオリジナリティにあふれていて、参考になる。
      著者の授業が受けたくなった。
      2009/9/2
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