授業をグーンと楽しくする英語教材シリーズ49
Small Talkで使える!トピック別・中学生のためのすらすら英会話

授業をグーンと楽しくする英語教材シリーズ49Small Talkで使える!トピック別・中学生のためのすらすら英会話

新刊

毎時間の継続で、生徒の「英会話力」が変化&進化する!!

超ロングセラー『中学生のためのすらすら英会話100』の姉妹編となる、Small Talkで使えるトピック別の英会話教材集。Teacher’s Talkも掲載しているので、授業ですぐに使えます。短時間のペア活動で生徒の英語力がぐんぐんアップします!


紙版価格: 2,266円(税込)

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ISBN:
978-4-18-398629-0
ジャンル:
外国語・英語
刊行:
対象:
中学校
仕様:
B5判 120頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年7月16日

目次

もくじの詳細表示

はじめに
Chapter1 授業はじめのたった10分!簡単 Small Talk 版「すらすら英会話」の使い方
1 生徒の話す力を向上させる!
Small Talk の進め方
@ Small Talk の基本形
A Small Talk をこんな風に取り組んでみたら?
B Small Talk の評価
2 Small Talk に役立つ!
「すらすら英会話」のやり方
@ Small Talk 版「すらすら英会話」の活用法
A Small Talk 版「すらすら英会話」の進め方
コラム Small Talk のパフォーマンス評価
Chapter2 中学1年で扱いたい!トピック別「すらすら英会話」15
文法事項/主な表現/実施時期/実施時期/応用・発展/Teacher’s Talk
1 【接続期 @】自己紹介 Get to know each other
2 【接続期 A】果物や野菜 Fruit or Vegetable
3 【接続期 B】あなたの1日 My Daily Life
4 【接続期 C】小学校の思い出 School Memories
5 【接続期 D】将来の夢 Dreams for the Future
6 部活動は何部? 趣味は? Club Activity or Hobbies
7 ペットは何か飼っているの? My Pet
8 好きな食べ物は何? Favorite Dish
9 夏休みは何したい? Plans for My Summer Vacation
10 夏休みの思い出 Memories of Summer Vacation
11 友だちや先生について教えて! Friends or Teachers
12 どんな音楽を聴く? Music
13 好きなことは何? Favorite Thing to Do
14 冬休みの出来事 My Winter Vacation
15 昨夜6時頃,何していた? Last Night
ひとくち英語 @ 1 → 30
Chapter3 中学2年で扱いたい!トピック別「すらすら英会話」15
文法事項/主な表現/実施時期/留意点/応用・発展/Teacher’s Talk
1 お互いを知ろう @ Get to know each other
2 ゴールデンウィークには何する? Your Plans for Golden Week
3 ゴールデンウィークはどう過ごした? Memories of Golden Week
4 お気に入りのレストランは? My Favorite Restaurant
5 今夜の予定は? Plans for Tonight
6 夏祭りには行くの? Summer Festival
7 私たちの町はどんな町? Our Town
8 お気に入りのテレビ番組は? My Favorite TV Program
9 お気に入りの遊園地は? My Favorite Amusement Park
10 最近どう? What’s new?
11 好きな季節はいつ? Season
12 クリスマスはどう過ごすの? Christmas
13 日本地理,どのくらい知っている? Geography of Japan
14 どの教科が好き? School Subjects
15 私の好きなこと My Favorite Things
ひとくち英語 A 31 → 60
Chapter4 中学3年で扱いたい!トピック別「すらすら英会話」15
文法事項/主な表現/実施時期/留意点/応用・発展/Teacher’s Talk
1 お互いを知ろうA Get to know each other
2 星座は何座? The Zodiac Sign
3 修学旅行はどこに行くの? School Trip
4 どんな料理を作る? Cooking
5 修学旅行はどうだった? How was your school trip?
6 都会がいい? 田舎がいい? City or Countryside
7 次の目標は? What’s your next goal?
8 どんな本を読んでいる? Reading a Book
9 あなたの夢は? Dreams for the Future
10 あなたの好きな言葉は? Favorite Word or Phrase
11 今年の漢字は? What’s your kanji of the year?
12 今年の夢は? Dreams for This Year
13 100万円あったらどうする? If you had one million yen, ...
14 英語と私 English and I
15 中学校の思い出は? Memories of Junior High School
ひとくち英語 B 61 → 90

はじめに

 みなさん,こんにちは。岐阜大学の瀧沢広人です。小学校に外国語が導入され,教科となり,日本の英語教育の流れは大きく変化してきました。今まで不可能であったことが可能になりつつあります。そのような中,これからの中学校の英語授業づくりにおいて,ぜひ行ってほしい活動,チャレンジしてほしい活動に Small Talk があります。

 Small Talk とは,授業開始時にテーマが与えられ,そのテーマについて,生徒同士で,英語で話す活動になります。誰の支えもなく,自分たちで対話をつなげていく活動です。これこそが,生徒が育った姿の1つだと考えるのです。英語で話す生徒の姿は教師の指導の成果の現れと言えるでしょう。教師の指導が素晴らしくとも,生徒に英語力が育たなければ意味がありません。その絶好の場面が Small Talk だと考えるのです。だから研究授業があると,私は,耳をそば立て,生徒の Small Talk の様子を観察し,生徒の発話を聞くようにしています。

 試しに,生徒同士で Small Talk をさせてみます。すると,生徒の発話状況から課題が見えてきます。例えば,「相づちが打てていないな」「会話が発展していかないな」「ただ答えるだけで,詳しく話そうとしていないな」等です。そうしたら,それらの課題を1つ1つ克服するよう指導を重ねていけばいいのです。

 課題の克服には一定期間を必要とします。しかしその間,課題の克服という目標に向かって,集中的に指導していきます。すると,ある程度は,課題を克服していきます。しかし,さらに次の課題が見えてきます。そうしたら,また,その課題に向けて指導していきます。このように,指導と評価を一体化させながら,生徒の発話力を高めていくようにします。

 もし私が,今でも中学校教員であったならば,英語授業の目標の1つに,「Small Talk のできる生徒」を入れていたことと思います。

 実は,生徒は,小学校の外国語授業において Small Talk を経験してきます。私が岐阜大学へ赴任した年,小学校の授業を参観する機会がありました。驚きました。小学5年生が,ペアになって,英語で話をしているのです。私が中学校でやろうとしていたことを,小学生がやっているのです。小学生ですから,使用する語彙や表現は限られていますが,話すことに抵抗はありません。そのような児童が中学校にやって来る時代なのです。

 本書は,ぜひ,中学校で Small Talk を徹底的に行い,意図的・計画的な指導が可能となるよう,指導のヒントを提示できればという願いで執筆しました。

 なお,各学年で15のトピックを提示し,さらにその応用・発展トピックも参考として載せています。もちろん,中学3年生でも,中学1年生や2年生のトピックを使うことも可能です。多くのトピックを用い,生徒の発話力が高まることを願っています。

 さて,Small Talk には,一定の型があります。次が主な流れです。これで10分間の活動です。


 @ 教師の Teacher’s Talk

 A 生徒同士の Small Talk(1回目)

 B 中間評価

 C 生徒同士の Small Talk(2回目)


 そして,Small Talk 活動を通じ,目標や課題を持たせ,次のようなことを生徒に指導していきます。


 ◎対話を継続していく力

 対話を継続していくためには,「繰り返し」や「相づち」「質問」「感想」など,相手の発話に対して反応することを育てていきます。これも一朝一夕にはいきませんので,教師の粘り強い指導が重要です。

 また,話題を深めたり,広げたりする力も必要です。話題を深めたり,広げたりする力は,コミュニケーションを円滑に行うためにも,大事な技量となります。場合によっては,何もないところから話題を作り,場の雰囲気をよくする人もいます。沈黙が生まれたら,その沈黙を埋めるよう,話題を膨らませたりする人もいます。それもコミュニケーション能力だと考えるのです。生徒もまた,そのように育ってほしいと思います。


 ◎内容を整理して話す力

 いわゆる即興的な発表になります。その場で,テーマについて,順を追って話ができる生徒を育てたいと思います。「How was your summer vacation?(夏休みどうだった?)」と尋ねられ,いきなり,I went to ...ではなく,総括して,どんな夏休みだったか,最初に言える生徒です。例えば,It was great.の1文でもいいですし,I enjoyed it a lot. と,トピックを表す1文を言ってから,その理由を話していくようなことも指導したいです。

 元々,Small Talk は,ビジネスの世界において,商談を行う前の人間関係づくりにあります。雑談を交わしながら,お互いをよく知り,その後の仕事の話がうまくいくようにするものであると言います。教室における Small Talk も,ゆくゆくは,授業が始まり,学習しやすい環境とするために,近くの生徒と英語で会話をし,その後の学習において,協働的に学習したり,気軽にわからないことを尋ね合ったりすることのできる Warming-up の役割となっていくべきだと考えます。

 授業冒頭の10分の活動になりますが,生徒の会話力を高め,英語学習への雰囲気を創り,学習意欲につながる Small Talk が展開されることを願っています。


  2024年7月   /瀧沢 広人

著者紹介

瀧沢 広人(たきざわ ひろと)著書を検索»

1966年東京都東大和市に生まれる。埼玉大学教育学部小学校教員養成課程卒業後,埼玉県公立小・中学校,ベトナム日本人学校,教育委員会,中学校の教頭職を経て,現在,岐阜大学教育学部准教授として小・中学校の英語教育研究を行う。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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