授業をグーンと楽しくする英語教材シリーズ47
中学校英語 帯活動&単元末タスク活動アイデアワーク

授業をグーンと楽しくする英語教材シリーズ47中学校英語 帯活動&単元末タスク活動アイデアワーク

好評3刷

バックワードデザインの帯活動・単元末タスク活動で英語力アップ

Interactive Englishを使った帯活動、タスク活動、教科書内容理解、単元末のタスク活動という流れで、生徒の気付きを促し、内容的につながりのある効率的な授業デザインを提案。3学年分の帯活動、単元末のタスク活動用のワークシートも完全収録。


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PDF
ISBN:
978-4-18-397839-4
ジャンル:
外国語・英語
刊行:
3刷
対象:
中学校
仕様:
B5判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年7月16日

Contents

もくじの詳細表示

はじめに
本書の使い方
Chapter1 Interactive Englishによる帯活動と英語授業づくり
01 帯活動を設定した授業構成と単元構成
02 帯活動とInteractive English
03 タスク活動
04 教科書の内容理解
05 帯活動・タスク活動・教科書内容理解の役割の相関図
06 ICTの活用
07 バックワードで考える授業デザイン
Chapter2 第1学年 Interactive English &単元末タスク活動アイデア
01 やり取りをしながら自己紹介をしよう
[言語材料] be動詞,一般動詞,疑問詞
Interactive English・TASKシート
02 海外の食文化を紹介しよう
[言語材料] 疑問詞5W1H,want to ...,How many ...?,(否定)命令文
Interactive English・TASKシート
03 ペア(友達)の紹介文を書こう
[言語材料] 三人称単数現在形
Interactive English・TASKシート
04 知らない人や物について尋ねたり,紹介したりしよう
[言語材料] 人称代名詞,疑問詞(Who, What time ..., Which ..., A or B?)
Interactive English・TASKシート
05 紹介ムービーでALTに日本の中学校生活を伝えよう
[言語材料] 現在進行形,感嘆文
Interactive English・TASKシート
06 自己紹介・他己紹介をしよう
[言語材料] 助動詞can
Interactive English・TASKシート
07 1年間の思い出についてやり取りしよう
[言語材料] 過去形,There is / are ...,過去進行形
Interactive English・TASKシート
Chapter3 第2学年 Interactive English &単元末タスク活動アイデア
08 夏休みの旅行計画についてプレゼンテーションをしよう
[言語材料] 未来を表す表現(be going to / will),SVOO,SVOC
Interactive English・TASKシート
09 ALTにおすすめの日本料理を紹介しよう
[言語材料] 接続詞(when, if, that, because)
Interactive English・TASKシート
10 理想的なAIについてプレゼンテーションをしよう
[言語材料] 不定詞
Interactive English・TASKシート
11 ALTに日本の習慣についてアドバイスしよう
[言語材料] 助動詞(have to, must),動名詞
Interactive English・TASKシート
12 オリジナルユニバーサルデザイン製品のメリットを提案しよう
[言語材料] 疑問詞+to 動詞の原形,主語+動詞+(人)+疑問詞+to+動詞の原形,主語+be動詞+形容詞+that節
Interactive English・TASKシート
13 グラフを用いたポスターセッションをしよう
[言語材料] 比較表現
Interactive English・TASKシート
14 お客様に世界遺産旅行を提案しよう
[言語材料] 受け身
Interactive English・TASKシート
Chapter4 第3学年 Interactive English &単元末タスク活動アイデア
15 私をポジティブにしてくれるアスリートを紹介しよう
[言語材料] 現在完了形(経験用法),make+(代)名詞+形容詞,SVOO(that節)
Interactive English・TASKシート
16 自分の経歴について紹介しよう
[言語材料] 現在完了形(完了用法・継続用法),現在完了進行形
Interactive English・TASKシート
17 絶滅危惧種についてのポスターセッションをしよう
[言語材料] It is ...(for+人)+to+動詞の原形,want+人+to+動詞の原形,let[help]+人+動詞の原形
Interactive English・TASKシート
18 無人島へ持っていくものを決めよう
[言語材料] 間接疑問文,SVOO(what節),現在分詞,過去分詞
Interactive English・TASKシート
19 テーマを決めてディスカッションをしよう
[言語材料] 全言語材料
Interactive English・TASKシート
付録 全学年で使える活動アイデアシート
01 コレクション・コード(Correction Code)
02 Read and Draw
03 テスト・デザイン(Test Design)
COLUMN
01 長期休業明けの授業
02 談話への展開トレーニング
03 DialogからMonologueへの書き換え
04 授業の構成要素とは

はじめに

 私は,初任のときから,多くの先輩方の授業を参観させていただきました。英語科の授業に限らず,様々な教科の授業を拝見させていただき,他教科から学ぶことの多さに驚いたことを今でもよく覚えています。


 私が一番印象に残っているのは,技術家庭科の授業です。家庭科の標準授業時数は年間で35時間です。1週間に1時間という計算です。この35時間の年間指導計画を立て,最終的なゴールに向けて授業を仕組んでいるということが明確に分かる教科だと思いました。例えば家庭科の授業で調理実習を行うとします。グループで和食を作るとします。そのために,生徒は和食の歴史,食品の栄養素,包丁の扱い方,食材の切り方,盛り付け方など,非常に多くのことを学びます。もちろんこれは,家庭科として決めた調理実習というゴールに向けてバックワードで計画を立てた取組です。技術科でも,本棚を作るとします。木材の切り方や木目と強度の関係,のこぎりの使い方など,「本棚を作る」というゴールに向けて,いつの段階でどういったことが生徒に必要なのかを緻密に計算して指導されています。


 基本的には週1時間しか授業がありません。したがって,「指導できなかった部分はまた翌日に」と安易なことはできないのです。自分自身を振り返ってみても耳が痛いのですが,例えば技術家庭科の先生に3週間後の授業内容を尋ねてみてください。ほぼすべての先生方が具体的な授業内容を答えられると思います。我々英語科の教員にそれができるでしょうか?


 英語科の授業は,アイスブレイキングから始まり,PPP型(Presentation-Practice-Production)という,いわゆる従来型の授業が主流でした。自分自身が指導方法について研究を重ねるなかで,TBLT(Task-based Language Teaching)という指導方法に出会いました。この「タスク」という言葉は奥が深く,先行研究でも多くの実践事例が紹介されています。


 私が生徒の頃の英語科の授業では,PPP型の指導で英語を学習してきました。先生が用意したアイスブレイキングでは,英語に関するクイズや歌,ゲームを行いました。その後,本時の学習についての説明があり,文法や単語の用法や意味を学び,教科書本文の意味を考え,ドリル学習をしました。最後に,学習した文法や単語を使って英作文をするという授業でした。英語の授業は暗記教科だと思い込んでいたのも事実です。こうしたPPP型で授業をすると,一つの落とし穴があることに気が付きました。それは,教えた文法や表現を用いてやり取りなどをさせると,教師はその部分のエラーばかりが気になってしまうのと同時に,生徒は間違えないように習ったばかりの文法や表現を使おうという意識が働きます。両者にとって,自由度の低い活動にしかなりません。これでは,言語活動ではなく,ドリル活動の繰り返しになってしまうのではないかと思うのです。


 いざ教員になり,授業をする側になると,当たり前に行うものだと思っていたアイスブレイキングのネタが尽き,それをどうするのかということばかりを考えていました。いかに文法の説明を分かりやすくするか,いかに時間内に授業を収めるか,ということに時間を費やしていました。もちろん,PPP型の指導を全否定しているわけではありません。本書で提案する型は,PPP型とTBLTのよいところを組み合わせたイメージです。


 詳細については,後述しますが,本書のキーワードは「帯活動」×「タスク活動」×「気付き」です。単元を通して段階的な負荷をかけながら「帯活動」を継続して行います。そして,毎時間の授業や単元末で「タスク活動」を展開します。帯活動やタスク活動で,生徒にしっかりと言語活動に取り組ませるなかで,エラーを体験させます。では,どのように表現すればよいのか,正解を知るという形で教科書の内容理解に入り,「気付き」を生み出します。


 先述した通り,技術家庭科の本棚づくりや調理実習に向けて必要なことを指導していくように,単元末タスク活動に向けて,それまでに必要な布石を打つことが大切になります。


 また,本書で提案する一番の売りは,「効率性(コストパフォーマンス)」です。私が以前まで実践してきた授業では,アイスブレイキングと,その後の授業になんら「つながり」はありませんでした。ただ生徒が盛り上がったり,英語を学習する雰囲気をつくり出したり(勘違い?)していただけかもしれません。


 毎時間の授業に帯活動を設定することで,単元を通して授業に「つながり」をもたせ,タスク活動や教科書の内容にも「つながり」をもたせました。そうすることで,コストパフォーマンスの向上を図りました。もちろん,本書は発展途上にあります。これからさらに磨きをかけ,何が生徒にとってベストなものかを追究する必要があると思っています。


 本書が,私と同じような思い(悩み)をもっている先生方の授業改善の一助となれればと思っています。


  2022年12月   /野坂 良太

著者紹介

野坂 良太(のさか りょうた)著書を検索»

周南市教育委員会学校教育課指導主事。

大学卒業後,2009年より山口県周南市立岐陽中学校に着任。同市住吉中学校,富田中学校を経て,2020年より現職。周南市立住吉中学校在籍時の2016年に第66回全国英語教育研究大会(全英連山口大会)で,授業実演を行う。授業実演までに3年間をかけ,「アクティブ・ラーニングをベースとした学習指導の工夫〜『聞くこと・話すこと』の領域を重視した取組〜」について研究。2018年,やまぐち総合教育支援センターにて,長期研修教員として「即興的なコミュニケーション能力を育てる中学校外国語科の授業に関する研究」をテーマに研究・実践した。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • ワークシートが授業で使える
      2023/9/2830代・中学校勤務
    • 本書では、帯活動として行うダイアローグ練習をもとにして、単元末タスクを設定しており大変参考になりました。
      2023/9/940代・中学校管理職
    • 授業で使えそう。
      2023/4/140代・中学校教員
    • 教科書改訂後の内容もあって助かりました
      2023/1/25しゅん
    • 単元のまとめのゴールをどのように設定するかをUnitごとに学ぶことができて非常に役立ちました。
      2023/1/1240代・中学校英語教師
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