小学校英語サポートBOOKS
教科書を繰り返し活用する!5ラウンドシステムの小学校英語授業

小学校英語サポートBOOKS教科書を繰り返し活用する!5ラウンドシステムの小学校英語授業

新刊

教科書の繰り返し学習で慣れ親しみから確実な定着へ!

聞く→聞く→話す→話す→確かめる(学習評価)の5つのラウンドで、英語の教科書を1年間に5回繰り返し活用する5ラウンド制授業。その考え方から、カリキュラム編成などの授業デザイン方法とともに、小学校外国語科での5ラウンドの授業モデルを詳しく紹介した1冊。


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ISBN:
978-4-18-397720-5
ジャンル:
外国語・英語
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 136頁
状態:
在庫あり
出荷:
2022年6月30日
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目次

もくじの詳細表示

序文 小学校英語だからこそ!5ラウンドシステム
/瀧沢 広人
まえがき
/千嶋 里英
Chapter1 理論編 ラウンドシステム(ラウンド制)とは
1 ラウンド制授業って何?
2 小学校版のラウンド制授業とは?
3 なぜ小学校でラウンド制の授業なのか?
4 ラウンド制授業の強みはどこにある?
Chapter2 準備編 5ラウンドシステムの授業デザイン
1 ラウンドシステム授業の捉え方
2 ラウンドシステムのカリキュラム編成
3 Round 1の授業構成
4 Round 2の授業構成
5 Round 3の授業構成
6 Round 4の授業構成
7 Round 5の授業構成
8 ラウンドシステムの授業の成果
Chapter3 実践編 5ラウンドシステムの授業モデル 5年
Season 1(4月〜7月) 自分のことを紹介しよう
1 [Round 1]第1時 Unit 1 Hello, friends.
2 [Round 1]第2時 Unit 1 Hello, friends.
3 [Round 2]第1時 Unit 1 Hello, friends.
4 [Round 3]第1時 Unit 1 Hello, friends.
5 [Round 3]第2時 Unit 1 Hello, friends.
6 [Round 4]第1〜2時 Unit 1 Hello, friends.
7 [Round 4]第3〜4時 Unit 2 When is your birthday?
8 [Round 4]第5〜6時 Unit 3 What do you want to study?
9 [Round 4]第7〜9時 Unit 1〜3の応用
10 [Round 5]第1〜2時 Unit 1〜3のパフォーマンステスト
Season 2(9月〜12月) 地域のことを紹介しよう
1 [Round 1]第1時 Unit 4 He can bake bread well.
2 [Round 1]第2時 Unit 4 He can bake bread well.
3 [Round 2]第1時 Unit 4 He can bake bread well.
4 [Round 3]第1時 Unit 4 He can bake bread well.
5 [Round 3]第2時 Unit 4 He can bake bread well.
6 [Round 4]第1〜2時 Unit 4 He can bake bread well.
7 [Round 4]第3〜4時 Unit 5 Where is the post office?
8 [Round 4]第5〜6時 Unit 6 What would you like?
9 [Round 4]第7〜9時 Unit 4〜6の応用
10 [Round 5]第3時 Unit 4〜6のペーパーテスト
Chapter4 実践編 5ラウンドシステムの授業モデル 6年
Season 2(9月〜12月) 世界と日本のつながりを考えよう
1 [Round 1]第5時 Unit 6 Let’s think about our food.
2 [Round 1]第6時 Unit 6 Let’s think about our food.
3 [Round 2]第3時 Unit 6 Let’s think about our food.
4 [Round 3]第5時 Unit 6 Let’s think about our food.
5 [Round 3]第6時 Unit 6 Let’s think about our food.
6 [Round 4]第1〜2時 Unit 4 Summer Vacations in the World
7 [Round 4]第3〜4時 Unit 5 We all live on the Earth.
8 [Round 4]第5〜6時 Unit 6 Let’s think about our food.
9 [Round 4]第7〜9時 Unit 4〜6の応用
10 [Round 5]第1〜2時 Unit 4〜6のパフォーマンステスト
Season 3(1月〜3月) 中学校への扉を開けよう
1 [Round 1]第1時 Unit 7 My Best Memory
2 [Round 1]第2時 Unit 7 My Best Memory
3 [Round 2]第1時 Unit 7 My Best Memory
4 [Round 2]第2時 Unit 8 My Future, My Dream
5 [Round 3]第1時 Unit 7 My Best Memory
6 [Round 3]第2時 Unit 7 My Best Memory
7 [Round 4]第1〜2時 Unit 7 My Best Memory
8 [Round 4]第3〜4時 Unit 8 My Future, My Dream
9 [Round 4]第5〜6時 Unit 7〜8の応用
10 [Round 5]第1〜2時 Unit 7〜8のパフォーマンステスト
Chapter5 Q&A編 5ラウンドシステムの学習評価
Q1 パフォーマンステストの方法や評価について教えてください。
Q2 Listening Testはどのように作成していますか?
Q3 Reading & Writing Testはどのように作成していますか?
あとがき
/葛西 希美

序文

 小学校英語だからこそ!5ラウンドシステム


 戦後日本の小学校英語教育は,1986年の臨時教育審議会第二次答申における「英語教育の開始時期についても検討する」から始まり,大阪の真田山小学校・味原小学校の研究開発学校の指定(1992年),全都道府県への研究開発学校の指定(1996年),総合的な学習の時間における国際理解教育の領域での英会話(2002年),小学校5・6年生における週1時間の外国語活動(2011年),小学校5・6年生における教科としての外国語及び小学校3・4年生の外国語活動の創設(2020年)というように,小学校英語教育の導入は段階的に進められてきた。私は仕事柄,過去の研究開発学校の研究紀要や資料等を読む機会がある。研究開発学校における涙ぐましい努力の形跡,指導過程の試行錯誤,授業内容の改善等の蓄積により,現在の外国語活動・外国語の方向性が生まれた。私はそのような研究開発校の歩みを忘れ去ってはいけないと思う。

 さて,現在,小学校5・6年の外国語は教科であることから,教科書を用いて教育がなされる。教科書があること自体は喜ばしいこと(多くの見識者が集まった質の高い,価値ある教材)であるが,その一方で,今まで英語授業をつくり上げてきた先生方の創意工夫がなくなってしまうのは,残念に思う。もちろん教科書を教えることは大事である。教科書は先に述べたように,多くの見識者が集まってできた良質の教材であり,各々の授業者には作ることのできない質の高い教材である。教科書通りに教えることで,児童の英語学力を高めることを容易とする。しかしながら,そのことで,今まで積み上げてきた先生方の創意工夫の足跡が消えてしまったり,それらが活かされなかったりしたのでは,もったいない気がする。そこで,本書の提案である。Open your textbooks.(教科書を開いて)の前に,児童を興味付けさせる何かが欲しい。それこそが授業の創意工夫を可能にする場面であり,最もワクワクする時だと感じるのである。

 幸い,中・高の英語授業には,5ラウンドの授業実践がある。1つ1つを確実に教え切り,指導事項を積み重ねていく積み上げ型の授業から,何度も繰り返しながら,指導事項を何重にも重ねていく漆塗り型の授業への転換である。今こそ,それを小学校でやったらどうだろうか。いや,むしろ私は小学校の方がやりやすいとさえ感じた。なぜなら,小学校英語の入り口は,「聞く・話す」である。教科書で扱う指導事項(言語材料)を,最初に聞かせ,発話は強制せず,聞かせることを繰り返し行いながら,徐々にアウトプットへもっていく。まさに,音に慣れている小学生ならではのシステムだと感じた。

 そう思って始めたのが,本書で提案する「小学校外国語授業におけるラウンド制」である。図で表すと次のようになる(図1省略)。

 Round 1〜Round 2にかけて,Unit 1〜Unit 3まで,まずは聞くことを重視し,学習事項を耳に慣れさせる活動を行う。その後,Round 3〜Round 4で,話すことのアウトプットを繰り返し行う。最後のRound 5で学習評価する。大枠は以上であるが,詳細は,Chapter 2以降を参照いただきたい。


 本書については,岐阜大学教育学部教授,巽徹先生から多くの助言をいただいている。また,本実践は,横浜南高校附属中学校におけるラウンド制の先行実践のおかげで生まれた。金谷憲先生,西村秀之先生,梶ヶ谷朋恵先生を始め,ご提案・ご実践されてきた先生方に感謝申し上げる。


  2022年6月   /瀧沢 広人

著者紹介

瀧沢 広人(たきざわ ひろと)著書を検索»

東京都東大和市出身,埼玉大学を卒業後,埼玉県の公立中学校で22年間,小学校に6年間,教育委員会に1年間,中学校の教頭職で1年間の勤務後,岐阜大学教育学部の准教授となり,小学校英語教育を専門に研究を行っている。趣味は,旅行,ドライブ,読書,畑仕事等。

*Chapter 1

千嶋 里英(ちしま りえ)著書を検索»

1987年岐阜県高山市生まれ。岐阜聖徳学園大学外国語学部卒業。岐阜県公立中学校勤務を経て,現在,岐阜県高山市立中山中学校に勤務。岐阜大学教育学部附属小中学校に在籍中に,小学校外国語教育について研究を行い,学会やフォーラム等で実践発表を行う。

*Chapter 2, 3, 5

葛西 希美(かさい のぞみ)著書を検索»

1992年岐阜県岐阜市生まれ。岐阜大学教育学部学校教育教員養成課程英語教育講座卒業。岐阜県公立小学校勤務を経て,現在岐阜大学教育学部附属小中学校に勤務。

*Chapter 2, 4, 5

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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