道徳科授業サポートBOOKS
道徳板書スタンダード&アドバンス

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好評4刷

書評掲載中

道徳の板書、基本から応用まで「ぜんぶ」身につく!

道徳には、基本中の基本である「川流れ式」の板書があります。ただし、毎回この板書では、教材の特性を生かせず、子どもも飽きてしまいます。本書では、スタンダードの板書から、バロメーター、感情曲線、チャート図といった様々な板書を紹介。これで授業が変わります!


紙版価格: 2,200円(税込)

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ISBN:
978-4-18-389313-0
ジャンル:
道徳
刊行:
4刷
対象:
小学校
仕様:
B5判 120頁
状態:
在庫あり
出荷:
2026年11月4日

Contents

もくじの詳細表示

はじめに
1章 道徳科における板書の役割
道徳科における板書の役割
板書を変えれば授業が変わる
身につけておきたい板書の基本
よりよい板書を創るためのプチアイテム
板書で授業を構想し,板書で振り返る
2章 絶対に身につける 道徳板書の3つのスタンダード
スタンダード�@ 川流れ式で時系列をわかりやすく示す
スタンダード�A 場面絵と矢印で人物の考え方の変化を示す
スタンダード�B 授業の前半・後半で価値を検討する
3章 深い学びに導く 道徳板書のアドバンス
アドバンス�@ ウェビングマップで新しい価値を付加する
アドバンス�A 考え方の対比をわかりやすく示す
アドバンス�B 表を使ってメリット・デメリットを整理する
アドバンス�C バロメーターで人物や自己を数値化する
アドバンス�D 関係図で人物関係を整理する
アドバンス�E 感情曲線で心惹かれた場面を話し合う
アドバンス�F 階段チャートでランクづけする
アドバンス�G ピラミッド図で階層化する
アドバンス�H ベン図で共通点を探る
アドバンス�I 教材の中の人物と自己を比較する
アドバンス�J 短冊を使って分類する
アドバンス�K チャート図で新しい考えを生み出す
アドバンス�L マスキングで価値を焦点化する
アドバンス�M ICT機器を活用して教材を提示する
アドバンス�N 子ども自身を参画させる
4章 スタンダード&アドバンス板書を活用した授業事例
事例01(内容項目 B-(7)親切,思いやり) 川流れ式 2年生・くりのみ
事例02(内容項目 A-(2)正直,誠実) 考え方の変化 3年生・まどガラスと魚
事例03(内容項目 B-(7)親切,思いやり) 価値の検討 4年生・心と心のあく手
事例04(内容項目 A-(1)善悪の判断,自律,自由と責任) ウェビングマップ 5年生・うばわれた自由
事例05(内容項目 D-(20)自然愛護) 考え方の対比 6年生・白神山地
事例06(内容項目 A-(3)節度,節制) バロメーター 3年生・ゆうすけの朝
事例07(内容項目 B-(8)感謝) 関係図 5年生・助け合い傘
事例08(内容項目 D-よりよく生きる喜び) 感情曲線 6年生・真海のチャレンジ−佐藤真海−
事例09(内容項目 B-(9)礼儀) 表・階段チャート 2年生・さて,どうかな
事例10(内容項目 B-(10)友情,信頼) ピラミッド図 5年生・星野君と定金君−星野仙一−
事例11(内容項目 C-(14)勤労,公共の精神) ベン図 6年生・母の仕事
事例12(内容項目 C-(15)家族愛,家庭生活の充実) 自己との比較 1年生・おかあさんのつくったぼうし
事例13(内容項目 C-(13)公正,公平,社会正義) 短冊を使った分類 4年生・いじりといじめ
事例14(内容項目 C-(16)よりよい学校生活,集団生活の充実) チャート図 6年生・一年生のお世話係−アフター・ユー−
事例15(内容項目 B-(7)親切,思いやり) マスキング 6年生・心づかいと思いやり

はじめに

 道徳科の授業をしていて,こんなことはないでしょうか。

・おきまりのパターンの授業に,児童が飽き飽きしている。

・教師自身,その授業で1時間何を考えさせればよいのかわからず,とても間がもたない。

・定番教材はうまくいくのに,その他の教材になると,全く思うようにならない。

・研究授業や参観日の授業は盛り上がるのに,普段の授業になると,沈黙した雰囲気になる。

・教科書を開いたとたん,「今日はこの教材で授業をするのか……」と,授業を行うのが憂鬱になることがある。

・週1回の道徳科の授業に,教師も児童もうんざりしている。

 これらの原因はただ1つ。それは,年間35時間(1年生は34時間),毎回同じパターンで授業を行ってしまっていることだと考えます。

 道徳科(以前は道徳の時間)は,以前から「川流れ式」という板書による授業が幅広く行われてきました。本書の中でも詳しく解説していますが,川流れ式板書とは,右から左に向かって,順々に発問と答えを繰り返す,「定番」といわれるタイプの授業です。川流れ式板書は,道徳科の基本中の基本であるため,当然教師は身につけておかなければならない方法ではありますが,この方法に適した教材というのは,実は意外に少ないのです。

 道徳科の教材は,そのほとんどが読み物教材です。ただし,一口に読み物教材と言っても,その特徴は様々です。主人公の考え方が前半と後半で大きく変容しているものもあれば,主人公の考え方が最初から最後まで一貫しているものもあります。教材の中に,異なる考え方が対比的に描かれているものもあります。文学的な文章があれば,説明的・解説的な文章もあります。これらを一くくりにして,毎回同じパターンで授業を行うという方が,むしろ無理がありますし,なにより同じパターンを繰り返していれば,児童が飽き飽きするのも当然です。

 では,どうすれば,毎回同じパターンの授業から脱却できるのでしょうか。その方法の1つが,板書を変えることです。教師自身が,多様な板書法を身につける,そして教材の特性を見抜き,その特性に応じた板書で勝負する。そうすれば,道徳科の授業は,児童にとっても,教師にとっても,今よりもっと楽しく,魅力的なものになるはずです。本書では,板書の様々なパターンや具体的な授業例をいくつか取り上げていますので,この本を手に取って読んでくださっている先生方の,少しでもお力添えになれれば幸いです。

 最後になりましたが,明治図書出版様には,公立学校の一教員である私に,このような貴重な機会を与えてくださったのみならず,企画から編集まで多大なるご尽力をいただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。


   /有松 浩司

著者紹介

有松 浩司(ありまつ こうじ)著書を検索»

1979年,広島県生まれ。2001年より教職に就く。広島県内の公立小学校教諭を経ながら,2008年に授業研究サークル「STORY」を発足。広島県内の熱意ある若手教員と共に,切磋琢磨しながら日々授業研究に励んでいる。現在は広島県竹原市立吉名学園(義務教育学校)教諭。主な研究教科は国語科と道徳科で,研究内容は国語教育,道徳教育,メディアリテラシー教育,ICTを活用した教育活動全般と,多岐にわたる。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 道徳授業の板書について考えることのできる一冊。こんなにもバリエーションがあるのかと驚いた。そして、具体的な授業を示しながらの説明なのでとてもわかりやすかった。
      2026/10/19U-Tchallenge
    • 研究員として、道徳について研究しているのですが、板書について学びたかったため、ちょうど探していた内容の本に出会えて、良かったです。
      2022/5/720代・小学校教員
    • 見てわかるので雑誌感覚に時間のある時に読むことができた。
      2021/9/2540代・小学校管理職
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