理論と実践でわかる!SDGs/ESD―持続可能な社会を目指すユネスコスクールの取組

理論と実践でわかる!SDGs/ESD―持続可能な社会を目指すユネスコスクールの取組

新刊

誰一人取り残さない社会を目指した教育を、今、考えよう。

持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた持続可能な開発のための教育(ESD)の理論と、ESDの推進拠点として数々の賞を受賞した大牟田市の公立小学校・中学校・特別支援学校によるユネスコスクールの実践を、目指すSDGsやストーリーマップとともに紹介。


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ISBN:
978-4-18-377117-9
ジャンル:
授業全般
刊行:
対象:
小・中・高
仕様:
B5判 120頁
状態:
在庫あり
出荷:
2021年4月13日
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Contents

もくじの詳細表示

巻頭言
大牟田市長 /関 好孝
はじめに
/及川 幸彦・安田 昌則
CHAPTER1 理論編 SDGs/ESDとは
/及川 幸彦
1 世界の約束SDGs―誰一人取り残さない社会をめざして
2 SDGsの達成に資するESD―持続可能な社会の創り手を育成するために
3 大牟田の地域創生へ向けた人づくり―ユネスコスクールのまちと大牟田版SDGs
資料 大牟田市におけるSDGs/ESDの10年の歩み(1)
CHAPTER2 環境づくり編 SDGs/ESDを推進するために
1 教育委員会の取組(市をあげたSDGs/ESDの多様な展開)
(1)持続可能な大牟田へ
(2)「おおむた」から「ユネスコスクール・ESDのまち おおむた」の創造
(3)未来の大牟田への展望
資料 大牟田市におけるSDGs/ESDの10年の歩み(2)
2 学校の取組(持続可能な社会の創り手を育む学校経営)
(1)ユネスコスクール担当者の校務分掌への位置付け
(2)SDGs/ESDの年間指導計画
(3)子供の学びが連続・発展するストーリーマップ(単元計画)
(4)地域との交流における4つのパターン
(5)子供の学びの充実に向かう体験的活動について
(6)価値観,行動の変革を期待する学びづくり
(7)ユネスコスクールとしての各学校における取組
(8)SDGsについての学び
(9)「ユネスコスクールの日」の取組
(10)市内のユネスコスクールとの交流
(11)全国のユネスコスクールとの交流
(12)海外の学校との交流
CHAPTER3 実践編 学校におけるSDGs/ESDの授業事例
事例1 未来につながるまち 吉野小桜プロジェクト
大牟田市立吉野小学校・第5学年
事例2 みんながつながる中友校区を目指して−子ども民生委員活動−
大牟田市立中友小学校・第5学年
事例3 宮原坑「子どもボランティアガイド」
大牟田市立駛馬小学校・第6学年
事例4 フラワータウンプロジェクト
大牟田市立大正小学校・第5学年
事例5 5校協働川プロジェクト
大牟田市立上内小学校,玉川小学校,吉野小学校,明治小学校,中友小学校
事例6 有明海や三池港を生かした大牟田海洋教育プロジェクト
大牟田市立みなと小学校,天領小学校,駛馬小学校,天の原小学校
事例7 人が真ん中のまちづくりプロジェクト
大牟田市立宮原中学校・第3学年
事例8 防災・減災プロジェクト
大牟田市立橘中学校・第1学年
事例9 交流及び共同学習プロジェクト
大牟田市立大牟田特別支援学校・小学部,中学部,高等部
事例1〜4・7〜9
(1)本校のESDの特徴
(2)教材について
(3)本実践で目指すSDGs
(4)単元の指導計画
(5)学習活動の実際(特徴的な活動)
(6)児童の変容/生徒の変容/児童生徒の変容
(7)さらなる実践の充実に向けて
資料 ストーリーマップ/ESDの図
事例5
(1)5校が協働で取り組むESDの意義
(2)本実践で目指すSDGs
(3)各学校の実践内容
(4)5校合同・川サミット
(5)さらなる実践の充実に向けて
事例6
(1)大牟田における海洋教育の意義
(2)4校が推進する大牟田市海洋教育の構造
(3)本実践で目指すSDGs
(4)実践例T 第3学年「有明海・見つけたよ 海の生き物!」
(5)学習活動の実際(特徴的な活動)
(6)実践例U 第6学年「海と人とを通して見えた大牟田のまち」
(7)学習活動の実際(特徴的な活動)
(8)大牟田市海洋教育推進校4校における学びの交流
(9)児童の変容とさらなる実践の充実に向けて
資料 海洋教育推進校の全体計画・年間計画

巻頭言

   大牟田市長 /関 好孝


 我がまち大牟田は大正6(1917)年に市制を施行し,平成29(2017)年に100周年を迎えました。本市100年の歴史は,我が国の近代化と戦後復興をけん引した三池炭鉱とともに発展してまいりました。しかし,その三池炭鉱も,国のエネルギー政策の転換より合理化を余儀なくされ,ついに平成9(1997)年に閉山しました。

 このような中,三池炭鉱が残した近代化産業遺産である「宮原坑」「三池炭鉱専用鉄道敷跡」「三池港」は,平成27(2015)年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」の構成資産として,世界文化遺産に登録され,地域の宝が世界の宝になりました。多くの方々が本市を訪れ,世界文化遺産を見学され,日本の歴史・産業について学んでいただいています。また,学校での世界遺産を通した歴史や郷土学習等の充実に大きく寄与しているところです。

 さて,本市の公立の全小・中・特別支援学校が,平成24(2012)年に一斉にユネスコスクールに加盟して以来,教育委員会・学校・関係機関・諸団体が連携を図りながら,市をあげてESD(持続可能な開発のための教育)を推進しております。さらに,「SDGs未来都市」として,本市の課題を踏まえてSDGs(持続可能な開発目標)にも取り組んでおります。

 私は,市長として「若者が夢をもって働くまちづくり」「子育て世代に魅力的なまちづくり」「安心して元気に暮らせるまちづくり」これらの3つのまちづくりに取り組んでいます。

 その実現に向けて,子供たちが自分の夢や目標に向かって意欲的に学び,持続可能な社会の創り手となるように教育が充実しているまちを目指し,また,各学校が多様な教育活動を展開することができるよう,学校教育環境を充実させているところです。

 次代を担う子供たちが,様々な体験を通じて豊かな人間性や感性を育んでいくことが,大牟田の次の100年を創っていく礎になるものと信じています。

 本書は,ESDやSDGsについての理論や,大牟田市教育委員会や各学校が,ユネスコスクールとしてESDを推進した10年間の取組や特徴的な学校の実践,市役所をはじめ関係諸団体と協働して取り組んだ内容を丁寧にまとめられています。本書が,これからの持続可能なまちづくりの展望を持っていただく糧として,さらに,学校現場においては,SDGs達成に向けたESDの取組の充実に向けた一助となり,新しい実践として活かされますことを願っております。

著者紹介

及川 幸彦(おいかわ ゆきひこ)著書を検索»

東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター主幹研究員。日本ユネスコ協会連盟理事。地球環境学博士(京都大学)。

2002年から気仙沼市を中心に学校教育や教育行政でESDを推進し,ユネスコスクールの普及や国連大学RCEの設立に貢献する。2011年の東日本大震災の際には,被災地の学校及び教育委員会の管理職として学校の危機対応や教育復興に尽力する。

一方,日本ユネスコ国内委員会委員,持続可能な開発のための教育円卓会議議長,ESD活動支援センター企画運営委員長等を歴任し,国レベルでのESDの推進施策に携わる。

大牟田市SDGs・ESD推進委員会(おおむたしSDGs・ESDすいしんいいんかい)著書を検索»

 持続可能な社会づくりを目指し,SDGs・ESDを推進する大牟田市内の小学校・中学校・特別支援学校の校長・教頭や大牟田市教育委員会事務局のメンバーによる委員会。本書は,大牟田市がESDに取り組み始めて10年となることを記念して,これまでの学校や教育委員会を中心とした本市のSDGs・ESDの実践について委員が協力して執筆した。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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