平成29年版
小学校新学習指導要領の展開 生活編

平成29年版小学校新学習指導要領の展開 生活編

大改訂された学習指導要領本文の徹底解説と豊富な授業例

改訂に携わった著者等による新学習指導要領の各項目に対応した厚く、深い解説と、新学習指導要領の趣旨に沿った豊富な授業プラン・授業改善例を収録。圧倒的なボリュームで、校内研修から研究授業まで、この1冊で完全サポート。学習指導要領本文を巻末に収録。


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ISBN:
978-4-18-328214-9
ジャンル:
学習指導要領・教育課程生活
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 176頁
状態:
在庫あり
出荷:
2018年4月24日
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Contents

もくじの詳細表示

はじめに
序章 生活科改訂のキーポイント
育成を目指す資質・能力の構造と関係性
1章 「第1 目標」のポイントと解説
生活科の理念を示す教科目標
2章 「第2 各学年の目標及び内容」のポイントと解説
「目標」のポイントと解説
1 教科としての体系性を再構築した学年の目標
「内容」のポイントと解説
学校,家庭及び地域の生活に関する内容
2 (1)学校と生活
3 (2)家庭と生活
4 (3)地域と生活
身近な人々,社会及び自然と関わる活動に関する内容
5 (4)公共物や公共施設の利用
6 (5)季節の変化と生活
7 (6)自然や物を使った遊び
8 (7)動植物の飼育栽培
9 (8)生活や出来事の伝え合い
自分自身の生活や成長に関する内容
10 (9)自分の成長
3章 「第3 指導計画の作成と内容の取扱い」のポイントと解説
指導計画
1 2年間を見通した全体計画の作成
2 年間指導計画の作成
3 単元計画の基本
4 主体的・対話的で深い学びの実現
5 他教科等との関連
6 幼児教育との連携,中学年以降との接続
7 スタートカリキュラムを意識した指導計画
8 障害のある児童への指導の工夫
9 道徳教育との関連
10 年間指導計画作成モデル
第1学年
第2学年
学習指導
11 地域の人々や社会及び自然を一体的に扱う活動
12 気付きを確かなものにしたり関連付けたりできるような工夫
13 見付ける,比べる,たとえる,試す,見通す,工夫するなどの多様な学習活動
14 ICTの活用
15 多様な人々との触れ合い
16 生活上必要な習慣や技能の習得
評価
17 評価の基本
18 児童の学習評価
19 教師の学習指導の評価
4章 生活科の新授業プラン
学校生活に関わる活動
1 学校で一番○○を探せ!(第1学年)
家庭生活に関わる活動
2 家族とわたし(第1学年)
身近な自然や地域行事に関わる活動
3 みつけたよ はる なつ あき ふゆ(第1学年)
身近な自然や物を使って遊びを創り出す活動
4 やるぜ!おにランド大さくせん(第1学年)
自分自身の成長を振り返る活動
5 みんなでおおきく(第1学年)
学校生活に関わる活動
6 1年生といっしょに子どもひなんの家の人となかよくなろう(第2学年)
地域に関わる活動
7 たんけん!はっけん!わたしたちのまち(第2学年)
公共物や公共施設を利用した活動
8 大好きな図書館(第2学年)
動物飼育や植物を育てる活動
9 やさいよ 大きくなあれU(第2学年)
自分自身の成長を振り返る活動
10 「○○物語」をつくろう(第2学年)
付録 小学校学習指導要領 第2章 生活
執筆者紹介

はじめに

 かつて,新教育運動,大正自由教育運動などの児童中心で,児童の自発的な能動的学習を基盤とした学びが胎動してきた。それらは,昭和40年代の,いわゆる四六答申を受け,大きなうねりを生み出す。昭和50年代の教科の見直しで実現はできなかったものの,平成元年に新教科として生活科が誕生する。

 今期改訂は,資質・能力の育成に向けて,児童が主体的・対話的で深い学びを実現することを目指している。そのためには,アクティブラーニングの視点による授業のイノベーションとカリキュラムのデザインが求められている。この考え方こそ,生活科が目指し実現してきた方向性と考えることができる。

 この度の学習指導要領の改訂は,まさに生活科が実現を目指してきた教育的思想を教育課程全体に広げてきた改訂と考えることができよう。


 生活科が新教科として誕生する際,そこには大きな議論があった。今から30年も前に,学び手である児童の個性的で総合的な学びを生かし,活動や体験を中心とした学びを推し進めたわけであるから,激しい批判もあった。そこには,教師中心のチョーク&トークの授業とは正反対の教育観と授業観が必要だったのだから,誰もが賛成というわけにはいかなかったのかもしれない。

 また,「社会に開かれた教育課程」を先取りしていた生活科では,地域を生かし,地域とともに児童を育てることを目指していた。しかも,「よき生活者としての能力や態度」を育成することを目指していたのである。


 このように考えてくると,今期改訂が生活科の生成過程とつながることが理解できるとともに,生活科の正しい理解なくして,今期改訂を学ぶことが難しいことも想像できよう。どちらにせよ,我が国の教育課程において生活科を着実に育て続けてきたことが,改訂の大きなエネルギーになっていたことを再度確認するべきではないだろうか。

 それは,幼児期の教育,小学校,中学校,高等学校と連続してつなぐ教育改革に結び付き,全ての教科を「育成を目指す資質・能力」で再整理し直した変革とも結び付く。


 本書は,明治維新以来とも言われる学習指導要領の大改訂において,生活科の改訂についての解説を「新学習指導要領の展開」として編集したものである。少しでも授業に直結するイメージを多くの読者の皆さんにお届けすることができるよう心がけた。文部科学省が作成する「学習指導要領解説」と並べてお読みいただければ,理解は更に促進されることであろう。

 なお,本書の作成に関しては,全国各地で生活科の普及と発展に尽力いただいている方々にご執筆をいただいた。また,全体の編集は明治図書の木村さんに支えていただいた。この場を借りてお礼を申し上げたい。


 最後に,本書が,生活科の実践はもとより,日本全国の教育活動を豊かに展開することに寄与するものとして,少しでも役に立てることを祈りたいと思う。


  平成29年9月   /田村 学

著者紹介

田村 学(たむら まなぶ)著書を検索»

國學院大學人間開発学部初等教育学科教授(文部科学省視学委員)。

新潟県公立学校教諭,上越教育大学附属小学校教官,柏崎市教育委員会指導主事,国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官,文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官,文部科学省初等中等教育局視学官,平成29年より現職。日本生活科・総合的学習教育学会常任理事。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 生活科の新しい内容についてよくわかった。
      2017/10/2860代・元小学校管理職
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