国語科で総合学習を支える2楽しみながら「発表力」を育てる

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楽しい「発表学習」の試みを提案する。話すこと、聞くこと、書くこと、読むことを一体化しつつ発表学習のための教材活用を計画。すぐ実践に使える楽しい試みを事例で提示。


復刊時予価: 2,563円(税込)

送料・代引手数料無料

電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-319517-9
ジャンル:
総合的な学習
刊行:
対象:
小・中
仕様:
A5判 160頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

もくじ

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まえがき
T 楽しい「発表学習」の試み /北原 幹久
一 「コミュニケーション力を高めよう」が新教育課程とわたしたちの合言葉
二 楽しみながら「対話の力」を育てていこう
三 「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」を一体化しつつ(何を子どもは基盤にしたか)
四 体験から空想へ、視野の広がりを期待して(子どもが楽しんで身につけたものは何か)
五 発表のモデルを示しながら(話し方・発表の仕方をどのように学び合ったか)
六 発表学習のための説明文教材の扱いと新鮮な教材化(型にはまった授業からの脱却)
七 最後に
U 「じどう車はかせのはつめいかいぎ」をしよう
―説明文教材「じどう車くらべ」(小学一年) /下平 明美
一 発表学習として計画した意図とねらい
二 学習の流れ・発表の準備と実際の発表
1 『けんきゅうしゃのかいぎをひらこう』
2 『ものしりはかせのかいぎをひらこう』
3 『はつめいはかせのかいぎをひらこう』
三 まとめと感想
V 生き生きと豊かに発言する話し合い
―説明文「手と心で読む」の構成を考え、要点をまとめていく場面で(小学四年) /春日 直史
一 はじめに
二 話し合うことの大切さ
三 話し合いをする前に
四 「書くこと」から始める
五 実際の授業の様子から
1 単元とつけたい力
2 教材の内容から、書くことを決める
3 教材文と自分の書いた説明文を読み比べて、気がついたことを書き込む
4 学習課題の設定
5 話し合いの実際
6 まとめ
六 さいごに
W ポスタートークをしよう
―心を打たれた伝記(小学六年) /池上 幸治
一 教材名
二 単元の構想
1 ポスタートークを行う
2 伝記を読む
三 単元展開
1 ねらい
2 単元展開
四 学習の実際
1 まとめの作文から
2 「守る、みんなの尾瀬を」を読む
3 複数の伝記を読んでポスタートークの準備をする
4 第一回ポスタートーク
5 第二回ポスタートーク
五 終わりに
X 「少年の日の思い出」朗読発表会をしよう
―中学一年 /菅沼 利光
一 発表する楽しさを――単元を終えた子ども達の感想から
二 学習の構想
1 教材からの構想
2 学習形態からの構想
三 学習のねらい
四 学習展開の概略
五 学習の実際
六 授業の考察
Y 私たちの未来を考えよう
―「未来に向かって」(光村図書・中学三年) /塚田 英行
一 はじめに
二 単元の展望(全体の景色)
1 導 入
2 アンケートからテーマを決める
3 リンクマップでテーマについて自分の考えをまとめる
4 発表や討議の形態を決め、それに沿った発表原稿を作る
5 発表し、話し合い、検討する
6 まとめ
三 実際の授業と生徒の動き
1 「金星大気の教えるもの」を資料にシンポジウムの形態を取り入れた発表例
2 「ヒロシマ神話」を資料にフリートーキングによる発表をした例
3 リンクマップからテーマを絞り具体的な提案を行った発表
4 バズセッションの形態を取り入れた発表の例
5 ディベートの形態を取り入れた発表の例
四 単元を終えて
付録 古典学習の工夫
―奥の細道 ルートマップ作りからパロディー作りまで /山下 正康
一 奥の細道ルートマップ作り
1 芭蕉の旅を辿ろう(単元のながれ)
2 ルートマップ作り
3 奥の細道のルートを追いながら原文を読む
4 生徒の感想から
二 パロディー句作り
1 巨匠に挑戦 松尾芭蕉をパロってみよう
2 一句ひねる――創作の過程
3 「作品とその心」集
4 言葉ってすごい――パロディー句作りの感想より
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