できる子が圧倒的に増える!「お手伝い・補助」で一緒に伸びる筑波の体育授業

できる子が圧倒的に増える!「お手伝い・補助」で一緒に伸びる筑波の体育授業

新刊

総合72位

体と体が直接触れ合う「対話的な学び」は体育でしかできない!

できる子とできない子が一緒に授業するにはどうすればいい?そんな悩みをよく聞く体育授業。教師による補助だけでなく、子ども同士のお手伝いを取り入れることで、喜びを共感し、信頼関係が生まれ、できない子の基礎感覚を養い、できる子の運動理解も深まります!


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ISBN:
978-4-18-302529-6
ジャンル:
保健・体育
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 112頁
状態:
在庫あり
出荷:
2020年2月25日
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もくじ

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はじめに
Chapter1 できる子・できない子みんなに効果的な体育授業の「お手伝い」
「お手伝い・補助」の有効性
「お手伝い・補助」を効果的に行うために心がけておきたいこと
「お手伝い・補助」の授業場面での活用方法
「お手伝い・補助」実践のための本書の使い方
コラム けあがりへの挑戦
Chapter2 クラスみんなで上達する!「お手伝い・補助」でつくる授業プラン
体つくり
1 ペアで仲良く基礎感覚アップ!「2人組の運動」
なわ跳び
2 回数を数え合ってみんなで上達!「30秒とび」
3 ミニ先生で協働的に学ぶ!「短なわとび」
4 かけ声とうながしでスムーズに入る!「長なわとび」
5 跳びやすい回し方で記録も伸びる!「長なわとび」
マット
6 リズムをとってフォームもチェック!「よじのぼり」
7 役割別のお手伝いで全員達成!「頭つき逆立ち」
8 両側から支えて逆さまに!「かべ逆立ち」
9 土台と動きチェックで役割分担!「逆立ちブリッジ」
10 土台と手の2パターンで全員が挑戦!「ハンドスプリング」
鉄棒
11 たくさん補助してできた経験を!「つばめ,前回り,ダンゴムシ,こうもり」
12 お手伝いのスタートにぴったり!「逆上がり」
13 スモールステップで誰もが成功!「だるま回り」
14 姿勢チェックと声かけも大事!「だるま後ろ回り」
15 タイミングを合わせて回転感覚が身につく!「後方片膝掛け回転」
16 その子に合ったお手伝いが選べる!「空中逆上がり」
17 用具の活用もとっても有効!「空中前回り」
18 手タッチで大きなスイングに!「こうもり振り下り」
19 背後からの送り出しでふわっと感覚が身につく!「グライダー」
跳び箱
20 教師の補助がとっても有効!「開脚とび,台上前転」
21 お手伝いブリッジから補助で挑戦!「はねとび」
水泳
22 手つなぎ手タッチで安心して取り組める!「浮き遊び・クロール」
23 足をつかんで口伴奏でかえる足(イチの形)を習得!「平泳ぎ」
ボール
24 口伴奏とリレー方式でスムーズになる!「ボール投げ」
コラム “お手伝い”で素敵な子どもの学びを

はじめに

 二十数年前,私がまだ公立小学校に勤務している頃,筑波大学附属小学校の公開研究会で驚いたことがあります。それは,子ども同士が運動の補助をして体育の学習を進めていることでした。運動の補助は教師がするもの。教師の前に補助してほしい子がずらっと並んだり,教師ができていない子のそばに行ってするものと思っていましたから。ただ当時の私は,その教師の補助についてさえ知識が乏しく,自分の授業で実践しているとはいえない情況でした。

 このことについて質問する先生がいて(私には質問する勇気がありませんでした),授業者の先生が答えるには,「体育の授業1時間のうち1人の子が運動している時間はごくわずか,それ以外の時間をどう活動させるかが大事。お手伝い(子ども同士の補助活動)はとても大事な活動であり,これも学習内容である」ということでした。

 「なるほど!」と思い,自分のクラスでお手伝いをさせてみましたが,うまくいきません。今考えれば当たり前なのですが,お手伝いの経験がない子が急に上手なお手伝いができるわけもありませんし,お手伝いをされる方の子ももう少しでできそうな基礎感覚が身についていなかったのです。

 筑波大学附属小学校に勤めるようになってからは先輩の授業を盗み,お手伝いについても少しずつ理解し,有効なお手伝いの方法を指導できるようになってきました。その過程で気づいたり,理解を深めたことがあります。

 1つ目は,お手伝いが簡単な場での共通学習課題の授業を可能にしているということ。「子ども個々の実態に応じた場を設定する」という授業が日本中に広まったことがありますが,お手伝いすることで多くの場を設定するのと同じか,それ以上の効果があると考えています。運動を苦手と感じている子もお手伝いでできることがたくさんあり,これにより基礎感覚を高めていくのです。

 そして,これが1時間に2教材を扱う筑波大学附属小学校の授業スタイルを支えているともいえます。お手伝いと1時間2教材の相乗効果で,少ない授業時数で高い成果をあげることができます。これが2つ目の気付きです。

 3つ目は,以上のような点から,お手伝いで進められる教材は価値が高いということ。筑波大学附属小学校ではここに重きをおいて各運動領域の教材を選ぶことが多くなっています。

 子ども同士がかかわって「○○君が軽くなった!」「○○さんができたよ!」という声をたくさん聞ける体育は,きっと多くの先生が目指すものでしょう。この本を手に取った先生,先生のクラスでもお手伝いでみんなが輝く体育授業をスタートさせてみませんか。


   筑波大学附属小学校体育科教育研究部 /平川 譲

著者紹介

筑波大学附属小学校体育研究部著書を検索»

平川 譲

清水 由

眞榮里 耕太

齋藤 直人

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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