音楽科授業サポートBOOKS
「常時活動」を位置づけた小学校音楽の新授業プラン

音楽科授業サポートBOOKS「常時活動」を位置づけた小学校音楽の新授業プラン

近日刊行予定

「常時活動」で本活動の学びが大きく変わる!

子どもたちの心を開放し、グランドワークを広げて本活動を豊かにしてくれる「常時活動」。本書では常時活動を生かすための秘訣や全学年・領域分野別の楽しい授業アイデアを紹介します。近藤真子先生・岩井智宏先生による特別対談「音楽の授業だからできること」も収録!


紙版価格: 2,420円(税込)

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ISBN:
978-4-18-294413-0
ジャンル:
音楽
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 128頁
状態:
近日刊行
出荷:
2021年6月28日
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もくじ

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はじめに
INTRODUCTION 音楽の授業だからこそできること
文教大学 近藤 真子 × 桐蔭学園小学校 岩井 智宏
Part1 「常時活動」を生かすための秘訣
音楽って楽しい! わくわくを大前提に置く
焦りは禁物! 長いプランをもって取り組む
自由に表現できる空間へ! 教師が個を認める声かけをする
協働のスピリッツ! 意見を言いやすい環境を整える
Teachable Moment!  瞬間を捉えて発問を繰り出す
信頼関係の強化! 子どもの様々なアイデアを取り入れる
Minds-on! 本活動も視野に入れて活動する
本書の使い方
Part2 「常時活動」を位置づけた新授業プラン
1年
A 表現―(1) 歌唱 みんなで拍にのって遊ぼう!
A 表現―(2) 器楽 様子を思い浮かべて演奏しよう!
A 表現―(3) 音楽づくり Copy Cat Songまねっこで歌をつくろう!
B 鑑賞 身体と心でみんなのマーチ!
2年
A 表現―(1) 歌唱 繰り返しの旋律を楽しもう!
A 表現―(2) 器楽 かえるのがっしょうで楽しく楽器を演奏しよう!
A 表現―(3) 音楽づくり 春のハッピーリズムをつくって楽しもう!
B 鑑賞 3拍子で遊ぼう!
3年
A 表現―(1) 歌唱 「茶つみ」を歌って心も身体も元気になろう!
A 表現―(2) 器楽 重なり合う音の響きを味わいながら弾こう!
A 表現―(3) 音楽づくり 十五夜のメドレー!
B 鑑賞 祭りばやしを楽しもう!
4年
A 表現―(1) 歌唱 声が重なり合う美しさを味わおう!
A 表現―(2) 器楽 リズムの違いや音の響きを感じ取って演奏しよう!
A 表現―(3) 音楽づくり 曲を好みにアレンジしよう!
B 鑑賞 ABAフォーム!
5年
A 表現―(1) 歌唱 曲想や詩の変化を感じ取って表現しよう!
A 表現―(2) 器楽 和音の響きを感じて演奏しよう!
A 表現―(3) 音楽づくり 12バーブルースをつくろう!
B 鑑賞 詩と音楽の関わりを味わおう!
6年
A 表現―(1) 歌唱 詩と音楽の関わりを味わって表現しよう!
A 表現―(2) 器楽 いろいろな楽器の重なりを感じよう!
A 表現―(3) 音楽づくり 宇宙の音楽づくり!
B 鑑賞 宇宙のイメージはどこから? いろいろな音色を感じ取って聴こう!
おわりに
参考文献

はじめに

 「先生,おはようございます!!」

 教師になりたての頃,朝会うと必ず手を振りながら声をかけてくれる小学2年生の男の子がいました。その無邪気で元気な挨拶にいつも活力をもらい,疲れていても気がつけば,その言葉で疲れが吹き飛んでいたことを今でも思い出します。

 私たちが教育について話をするとき,行き着くのはいつも「子どもってすごいね!」ということです。言葉だけでは何がすごいのか漠然としていますが,人を元気にしてくれる力をもっている子どもたちの存在は,それだけで心からすごいと感じます。この共通の視点は,実践者/研究者という壁を越えて,我々の教育談義をいつも熱く楽しい時間に導いてくれます。

 本書の原点は,この「子どもってすごい!」という考え方です。

 無限に広がる可能性をもつ子どもたちに,「その子がその子らしく(あなたがあなたらしく)豊かに学びを深めていってほしい。その学びが,予測不可能な未来をつかんでいける力になってほしい。そのためには,どのような実践をすると子どもたちが音楽を通して成長してくれるのだろうか?」そんなことを試行錯誤する中で生まれてきたのがここでご紹介する「常時活動」から「本活動」へのアイデアです。そして,この本を手に取ってくださった先生方にとって,新たな実践に向かうためのパワーの源になっていただけたらという思いから,教育心理学や学習理論にもとづく考え方にも触れました。

 「常時活動」は,文字だけ見ると「毎回やる活動」と思われがちな言葉でもあります。しかし,常時活動の捉え方は重要で,常時活動の取り入れ方次第で本活動の学びが大きく変わってきます。そこで本書では,子どもたちが主体的・対話的で深い学びを実現するための土壌づくりとしての常時活動(グランドワークGroundwork that enable)に関しても述べました。常時活動の意義や本活動とのつながりなどを再確認するきっかけとしていただけたら幸いです。

 さあ,先生方! 本書でご紹介する「常時活動」を生かすための秘訣や授業アイデアを,目の前の子どもたちの姿を見つめながら実践に移してみてください。そして,「常時活動」を入り口として,楽しい音楽の授業がどうしたらつくりだせるのかということを一緒に考え,ともに学び,先生方ご自身で納得して楽しい授業づくりのアイデアを膨らませていっていただけたら最高です!!


  /近藤 真子・岩井 智宏

著者紹介

近藤 真子(こんどう しんこ)著書を検索»

文教大学准教授。京都教育大学音楽科卒業。米国オークランド大学音楽教育博士号を取得。「明日を生きる子ども達の幸福に役立ちたい!」をモットーに実践のための研究を続ける。日米の教員資格を持ち,米国にて長年にわたり音楽・幼児音楽教育者を指導。音楽づくりで世界的に著名なジャッキー・ウィギンズ教授から彼女の哲学を直接学び,共に研究してきた唯一の日本人。2018年に帰国。主な研究テーマは,音楽を通しての創造力,表現力,人間力の育成。「みえない学力」「コンピテンシー」「エージェンシー」「アイデンティティ」等,未来を生きる子どもたちに求められる資質,能力。教育の世界的動向などを踏まえて,新しい音楽教育のあり方について研究を続ける。国内外でのワークショップ,セミナー,研修会,国際学会での研究発表,著書,論文多数。

岩井 智宏(いわい ともひろ)著書を検索»

武蔵野音楽大学卒業,同大学院修了。「音楽を通した人間教育」をテーマに様々な研修会,研究会に参加。近年では,イギリス,ハンガリー,アメリカと海外へ渡り日本以外の音楽教育にもふれ,さらなる音楽の可能性を研究している。平成30年度には文部科学省・国立教育政策研究所より依頼を受け実践協力校として教科調査官来校のもと授業を提供した。これまでに東京私立初等学校協会音楽部会主任,日本私立小学校連合音楽部会運営委員を務める。東京私立清明学園初等学校教諭を経て現在,神奈川私立桐蔭学園にて音楽の教鞭をとる。その傍,音楽授業セミナー音楽授業ファクトリーを筑波大学附属小学校の平野次郎氏とともに主宰,活動の幅を全国へと広げている。また,ピアノ演奏活動も行っており様々な合唱団等のピアニストを務め,ソロコンサート等も開催している。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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