授業をもっと面白くする! 中学校理科の雑談ネタ40

授業をもっと面白くする! 中学校理科の雑談ネタ40

新刊

BEST300

とっておきの雑談ネタで、生徒の心をわしづかみ!

生徒たちは、教師が授業の合間に話すちょっとした雑談が大好きです。本書は、「インドゾウの体の表面積を求める公式がある?!」「ヒマワリのタネは種子じゃない?!」など理科の魅力により迫るような、授業で使える楽しい雑談ネタを単元別に40事例収録しました。


紙版価格: 1,860円+税

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ISBN:
978-4-18-290713-5
ジャンル:
理科
刊行:
対象:
中学校
仕様:
四六判 176頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年8月26日
新学習指導要領解説書籍
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Contents

もくじの詳細表示

はじめに
1年 第1分野 身近な物理現象
自転車の反射材は光が斜めに入射しても光源側に戻ってくる?!
凸レンズで像ができる位置は簡単な公式でわかる?!
虫の鳴き声は電話ごしには聴こえない?!
1年 第1分野 身の回りの物質
有機物と無機物の区別は厳密には決まっていない?!
はちみつは78%以上の砂糖水?!
ネコは固体であると同時に液体でもある?!
1年 第2分野 いろいろな生物とその共通点
出版のために印刷技術を習得した植物学者がいた?!
ヒマワリのタネは種子じゃない?!
動物たちの糞はいろいろ活用されている?!
1年 第2分野 大地の成り立ちと変化
アンモナイトは古生代からいた?!
フランス革命の原因の一つに火山の噴火が?!
「震度3」でも深刻な被害?!
2年 第1分野 電流とその利用
「最小目盛りの10分の1をよむ」は根拠がない?!
灯油用ポリタンクにガソリンを入れると発火する?!
東海道新幹線は東日本の電力では走れない?!
2年 第1分野 化学変化と原子・分子
「ソーダ」の由来は炭酸ナトリウムにありソーダ?!
結局,化学変化は人間関係ならぬ,原子関係?!
カイロは水が入っているのに濡れないのはなぜ?!
2年 第2分野 生物の体のつくりと働き
アスパラガスの葉は光合成をしていない?!
おなかに開いた穴から胃を調べた医者がいる?!
インドゾウの体の表面積を求める公式がある?!
2年 第2分野 気象とその変化
東京ドームの屋根は空気が支えている?!
気象庁はいまどき百葉箱なんて使っていない?!
台風のエネルギー源は水蒸気が隠しもっていた?!
3年 第1分野 運動とエネルギー
橋を支えているのは三角形だった?!
水で鋼材やコンクリート片を切断できる?!
地震も雷も摩擦で起きる?!
3年 第1分野 化学変化とイオン
pHはかつて「ピーエイチ」とは読んでいなかった?!
グラウンドに引く「石灰」は,「石灰」じゃない?!
電池がつくられたきっかけはカエルの脚?!
3年 第1分野 科学技術と人間
銀のスプーンならアイスクリームは食べやすい?!
かつて,おもちゃや日用品は危険物だった?!
3年 第2分野 生命の連続性
チューリップ農家は開花後,花を摘み取ってしまう?!
「分子構造発見」の栄誉を受け損ねた女性がいた?!
イルカの祖先はカバだった?!
3年 第2分野 地球と宇宙
オーストラリアの冬至は夏にある?!
地球の温室効果は金星に比べれば大したことはない?!
百人一首では,太陽よりも月が人気?!
3年 第2分野 自然と人間
日本はスギ・ヒノキも高齢化社会?!
オゾン層破壊のフロンは「夢の化学物質」だった?!
おわりに

はじめに

 学校の先生が授業をするとき,1時間ごとに,授業のねらいがあります。そして,生徒たちがそのねらいを達成できるように,導入,課題,板書,生徒の活動など,あらゆる面で様々な工夫がされています。

 ですが,いつも必ず生徒が授業のねらい(教師の目論見)の方に意識を向けているとは限りません。

 どうでもいいことは覚えているのに,授業のねらいとしていた理解してほしいところはよくわかっていない。教科書に補足として小さい字で書いていることは覚えているのに,テストに出る太字の用語は覚えていない。先生が何気なく言った冗談は卒業しても何年も覚えているのに,授業の翌日には「昨日は何をやったっけ…?」。思い当たる節,ありますよね。

 私たちはしばしば,重要なことよりもどうでもいいことに気持ちを引かれることがあるようです。


 人気番組のタイトルに使われた「トリビア」という言葉が,それほど重要ではないけれどあまり知られていない雑学的知識という意味に使われるようになり,ネット上には一生をかけてもきっと読み切れないほどの情報があふれ,知らなくてもいいはずの断片的な知識や情報を目にすることが多くなりました。

 「だから何だよ」と言われればそれまでで,直接何かの役に立つわけではない知識や情報ですが,それでもつい誰かに話したくなったり,「へぇ」と思ったりするような面白さや奥の深さがあります。むしろ人の心にどこか引っかかるフックのような話題だから,私たちは必要ないにもかかわらず興味をもって覚えてしまうといったほうがいいのかもしれません。


 ならば,これをうまく授業に活用できないでしょうか。生徒の心に引っかかるような雑談をしかけるのです。もちろん,ただの雑談ではありません。その授業のねらいにつながるような雑談です。生徒が「へぇ」と思ったり面白いと感じる雑談から学習内容へつながり,気がつけば授業のねらいもばっちり深い学びへつながっていく,そんなことができたら,してやったりじゃないですか。


 それは面白そうです。でも,それにはどんな雑談をすればよいのでしょうか。そう,そこでこの本なのです。本書では,中学校理科に関する雑談を各単元3つずつ(「科学技術と人間」「自然と人間」は2つずつ),中学理科全体で40の雑談を紹介してあります。

 1つの雑談は4ページあり,少しボリュームが多いですが,いくつかの節に分かれているので,4ページ全部を一気に紹介するのではなく,1つまたは2つの節を紹介するというのもアリです。

 授業でここぞというときに,「そうそう,こういう話があってね…」と,さりげなく話題にしてみましょう。

 雑談の中身によっては,理科を学ぶことの意義や有用性を実感することや,科学への関心を高めるという効果も期待できます。


 さあ,この本を読んで,次の授業でさっそく雑談をしてみましょう。健闘を祈ります。


   /前川 哲也

著者紹介

前川 哲也(まえかわ てつや)著書を検索»

1969年東京都生まれ。現在,お茶の水女子大学附属中学校教諭のほか,お茶の水女子大学理学部で理科教育法を担当。評価規準,評価方法等の工夫改善に関する調査研究協力者・中学校理科(国立教育政策研究所),中学校理科教科書「新編新しい科学」編集委員(東京書籍),一般社団法人日本ヒューマン・アニマル・ボンドソサエティ顧問,環境カウンセラー(市民部門),気象予報士。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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