「見方・考え方」を働かせて学ぶ社会科授業モデル 6年

「見方・考え方」を働かせて学ぶ社会科授業モデル 6年

新刊

総合65位

最新の評価項目対応!深い学びを実現する6年単元別授業案

「見方・考え方」を働かせた深い学びを実現する社会科授業とは?学習指導要領改訂に尽力した元文部科学省視学官・澤井陽介先生編著による、改訂学習指導要領「社会」の6年単元別社会科授業モデル。最新の評価項目にも対応した、明日の授業づくりに役立つ必携の書。


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ISBN:
978-4-18-287910-4
ジャンル:
社会
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 168頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年10月24日
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contents

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 「見方・考え方」を働かせて学ぶ社会科授業デザイン
社会科らしい視点や方法を使って子どもが主体的に政治,歴史,国際を学ぶ
第2章 「見方・考え方」を働かせて学ぶ社会科授業モデル 6年
1 憲法と政治や暮らし 相互関係的な視点でとらえ,日本国憲法と国民との関わりを多角的に考える事例
2 国や地方公共団体の政治(社会保障) ケアマネージャーの仕事を通して社会保障の必要性を考える事例
3 国や地方公共団体の政治(自然災害からの復旧や復興) 時間の経過に着目して,国や地方公共団体の取組をとらえる事例
4 国や地方公共団体の政治(地域の開発や活性化) まち・ひと・しごと創生総合戦略にみる「地方創生」を取り上げた事例
5 ムラからクニへ 地元の遺跡を通して国の形成の様子を考える事例
6 天皇中心の国づくり 人物相互の関係に着目して国づくりの努力を考える事例
7 貴族の生活や文化 奈良時代と比較することにより貴族の生活の特色を考える事例
8 武士による政治の始まり 関係に着目して,歴史上の人々の立場から歴史の意味を考える事例
9 今に受け継がれる室町の文化 時期や時間の経過の視点から文化遺産を比較し,文化の特色を理解する事例
10 織田と豊臣の天下統一 人物の働きを関連付けてとらえ,世の中の変化を考える事例
11 江戸幕府と武士の世の中(鎖国など) 思考ツールを使って,江戸幕府の政策の意味を考える事例
12 江戸の文化や学問 文化や学問が発展したわけを考える事例
13 明治の新しい国づくり 時代の転換期を他の時代と比較し,分析的に考える事例
14 国力の向上と条約改正 我が国の国力の充実や国際的地位の向上の理由を,人物の働きから考える事例
15 戦中の国民生活 時間的・空間的な視点に着目して,長く続いた戦争をとらえる事例
16 戦後の新しい日本(A) 戦後の復興に関わる人々の思いや願いをもとに,将来を担う国民としての自覚を育てる事例
17 戦後の新しい日本(B) 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに着目し,これからの日本の役割を考える事例
18 世界の人々の生活と国際交流の役割 新たな問いを設定し,これからの国際交流の役割やその在り方を考える事例
19 グローバル化する社会と国際連合 国際協力の事例から,日本の国際貢献の在り方を考える事例

はじめに

 2020年4月から,新学習指導要領(平成29年3月告示)が全面実施になります。

 新学習指導要領では「総則」に,「児童が各教科等の特質に応じた見方・考え方を働かせながら,知識を相互に関連付けてより深く理解したり,情報を精査して考えを形成したり,問題を見いだして解決策を考えたり,思いや考えを基に創造したりすることに向かう学習の過程を重視」することが示されています。すなわち,「見方・考え方を働かせた深い学び」の実現を求めているのです。

 そうはいっても,新たに教科となった道徳科や外国語をどう指導するか,といった課題への対応で慌ただしくて,「『見方・考え方』を各教科等の特質に応じて学んでいる暇などない!」といった状況ではないでしょうか。

 そこで本書では,前段の説明ページで,

 @学習指導要領に示されている内容をしっかり見れば,「見方・考え方」の多くは自ずと見えてくること

 A従来の指導方法と大きく変わるのではなく,これまで大切にしてきた教科の本質を確認し,「その教科らしい授業」を求めていること

を理解していただきたいと思います。その上で,後段の実践ページによって,たくさんの例から,@Aを確かめていただきたいと思います。単元の指導計画に☆として主な見方・考え方の例を,その右枠にそれを生み出す手立てを適宜入れ込む形で社会科らしい学びを誘導しています。

 ただし,本書に掲載されている事例は,新学習指導要領の全面実施の前から,先行的に取り組んでいただいた実践例です。指導力,実践力のある多くの先生方の力をお借りしましたが,まだ十分な検討を経ていない内容や教材も多くあります。特に学習評価については,原稿執筆の段階ではまだ新しい方向やそれに沿った具体策が文部科学省から示されていない状況でした。

 そこで,読者の皆様には,本書の実践を例に,あるいは土台として,よりよい指導計画を考えていただきたいと思います。すなわち,授業づくりのための材料にしていただきたいのです。

 子どもが「見方・考え方を働かせて学ぶ」授業づくりをあまり難しく考えずに,子どもはどんな問いをもつか,どんな予想をするか,どのように思考が動くのか,などと子どもの頭の働かせ方を考えるような気持ちで,授業づくりに臨んでほしいと思います。そうすれば,結果的に「見方・考え方を働かせて学ぶ」授業になっている,これが真実ではないかと思うからです。

 最後になりましたが,本書の作成・編集に当たっては,明治図書出版の編集部の皆様,特に及川誠様に,様々なご支援・ご助言をいただきましたことに,この場をお借りしてあらためてお礼申し上げます。


  2019年6月   /澤井 陽介

著者紹介

澤井 陽介(さわい ようすけ)著書を検索»

昭和35年東京都生まれ。国士舘大学体育学部こどもスポーツ教育学科教授。昭和59年から東京都大田区,新宿区,世田谷区で小学校教諭,平成12年から都立多摩教育研究所,八王子市教育委員会で指導主事,町田市教育委員会で統括指導主事,教育政策担当副参事を経て,平成21年4月から国立教育政策研究所 教育課程研究センター教育課程調査官(※併任:文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官)。平成28年4月から文部科学省初等中等教育局視学官(※併任:国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官)。平成30年4月から現職。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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